Category: Home Appliances

  • UNIVERSAL (Landers, Frary & Clark) E8612 Antique Toaster

    UNIVERSAL (Landers, Frary & Clark) E8612 Antique Toaster

    1842年創業の家電メーカー、Landers, Frary & Clarkが、恐らく1920年代に製造したUNIVERSALブランドの2スライス・トースター、E8612を分解クリーニングしました。このヴィンテージトースターもメルカリに出品する予定です。

    最初は分解せずにトップカバーや側面のカバー表面をピカールで磨きました。磨きながら観察すると、非常にシンプルな構造であることがわかったので、思い切って分解掃除することにしました。

    マイナスドライバー一本で分解できそうです。

    側面のカバーはビス留めではないので容易に外れました。

    ヒーター部分のパーツを解体するにはトップカバーを外す必要があります。

    こんなところまで解体して元に戻せるのか?分解した方がクリーニングしやすいのですが。

    このヒーター部分がちょっと厄介。素材はなんだろう?エアブローで埃を吹き飛ばそうとしたら、この薄いプレート状の光るパーツの塗装?が剥離しましたが。

    4本の足の素材はベークライトだろうか?6角ネジが足の中心に入っていて上からマイナスネジを締めて固定する仕組みです。

    構造が理解できたので、何度でも分解掃除できそうです。

    本体ボトムプレートの裏側にある銘板。

    UNIVERSAL (Landers, Frary & Clark) E8612 Antique Toaster

    電源コードを繋いだら通電が確認できました。

    UNIVERSAL (Landers, Frary & Clark) E8612 Antique Toaster

    ネットで検索したところ、電源コードが付属する同一製品を見つけることができなかったので、案外、この電源コードが本体以上に希少品なのかもしれない。

    1月29日追記:
    “SOLD”の札が付きました。送料込みの販売価格は18,800円。

  • THE TOASTMASTER MODEL 1-A-1

    THE TOASTMASTER MODEL 1-A-1

    1990年代後半にミシガン州デトロイト郊外で定期的に開催されていたアンティーク・フリーマーケットで、複数台のヴィンテージ・トースターを買い、日本に持ち帰りました。画像のトースターは1929年発売のTOASTMASTERブランドのモデル1-A-1。1995年出版の”Toasters and Small Kitchen Appliances — A PRICE GUIDE”に掲載されている当時のカタログには以下のように紹介されています。

    “Toasts automatically without watching or turning. Drop the bread into the slot and press down the two levers, the toast will pop up automatically when finished.”
    じっと見ていなくても、向きを変えなくても自動的にトーストが焼き上がります。パンをスロットに入れて、二つのレバーを押し下げます。トーストが仕上がると自動的に飛び出します。

    自宅で埃まみれになっていたこのトースター(THE TOASTMASTER MODEL 1-A-1)をクリーニングして、メルカリで売却する予定です。モデル名から推察すると、TOASTMASTERのポップアップトースターとしては最初期のものだと思われます。調べてみると、ポップアップトースターとしては世界初の製品であることがわかりました。

    THE TOASTMASTER MODEL 1-A-1

    6本のマイナスネジを緩めてトッププレートを取り外しました。

    金属磨きの固形ピカールを塗布後、フェルトのビットを取り付けたミニルーターで全体を磨きました。

    THE TOASTMASTER MODEL 1-A-1

    レバーの素材は、L. H. Baekelandが発明した”Bakelite”「ベークライト」であると思われます。辞書によるとベークライトとは、「フェノールとホルムアルデヒドから作るフェノール樹脂の商標名。発明者ベークランドに因んだもの」とあります。Wikipediaによると「合成物質から作られた世界初のプラスチック」だそうです。

    THE TOASTMASTER MODEL 1-A-1

    100年近く前の電源コードのプラグに使われている素材もベークライトだと思います。非伝導性且つ耐熱性である性質から電気製品にも使われたそうです。

    THE TOASTMASTER MODEL 1-A-1

    電源コードの長さはおよそ2.6メートル。ベークライト製プラグが付いたこの古いコード自体もコレクターアイテムになっているそうです。

    THE TOASTMASTER MODEL 1-A-1

    裏側の蓋は着脱式ではない。もう少し、後に製造されたトースターの中には裏蓋が着脱式になっていて、パンクズが掃除しやすくなっているものもあります。

  • National Desktop Electric Fan (F-30E 1M)

    昭和レトロな家電はMERCARIで高く売れることもあるそうなので、物置小屋に放置していた昔の扇風機をガレージに出しました。製造後、半世紀近くになるであろうこの扇風機は、一度、大型ゴミとして廃棄しようとしたことがあります。廃品回収の現場まで持って行きましたが、思いとどまって捨てるのをやめたものです。

    全体的にひどく汚れていたので、軽くクリーニングしながら通電してみました。スイッチが正常に機能しないことがわかったので、底のカバーを取り外して故障の原因を探りました。

    オフ、弱、中、強の4つの切り替えスイッチが正常に機能しない原因は矢印のバネであることがわかりました。バネが伸びた状態で何十年も放置していたことが故障の原因。スイッチを押して離すを繰り返すとバネが蘇り、正常に機能するようになりました。

    MERCARIに出品する気満々だったのですが、小さくても昔の扇風機は風量がそこそこあり、最長60分のタイマーも機能し、騒音がほとんどない静かな扇風機なので、出品は取りやめて屋根裏部屋で使うことにしました。

  • Yamazen Steam Oven CRK-F2530TSV(B)

    10年以上は使っているNationalブランドのオーブンレンジの調子が悪く、買い換えようとしていたところ、COSTCO京都八幡倉庫店でセール中のヤマゼン製スチームオーブンを見つけました。なんというタイミング。25Lの大型で1000W、トースト機能付きで税込¥15,800。

    デザインも良いし、大きめのピザも焼けそうだし。

    買わない選択肢はないだろうということで。

    買って帰りました。Cat ISONによる検品にも合格。

    予定していたキッチンカウンター上に収まりました。出力600Wに設定したレンジで冷凍食品を温めたところ、ムラなく熱が通っていました。出力は1000W/600W/500W/200Wの切替式。

    回転式ではないフラットタイプが流行りなのでしょうか。回転式のNationalブランドのオーブンレンジはムラができることがありました。

    定格電圧AC100V
    定格周波数50Hz/60Hz共用
    外形寸法幅513 x 奥行き403 x 高さ332 mm
    質量約13.1kg
    庫内有効寸法幅328 x 奥行き355 x 高さ206 mm
    コード長約1.5m
    電子レンジ 消費電力1450W
    電子レンジ 高周波出力1000W/600W/500W/200W相当
    電子レンジ 発振周波数2450MHz
    オーブン 消費電力1330W
    オーブン ヒーター出力1300W
    オーブン 温度調節範囲35•40ºC(発酵)、100~250ºC
    グリル 消費電力1330W
    グリル ヒーター出力1300W
    区分名B
    電子レンジ機能の年間消費電力量58.1kWh/年
    オーブン機能の年間消費電力量14kWh/年
    年間待機時消費電力量0.0kWh/年
    年間消費電力量72.1kWh/年

    Amazonで販売されている製品は品番が異なりますが、同等品だと思われます。

  • Air Conditioner Filters Cleaned

    3台あるルームエアコン室内機のフィルター、前回掃除したのがいつなのか忘れるほど前のことだったので、すべて掃除しました。先ずは1階リビングルームの200Vのエアコン、三菱ルームエアコン霧ヶ峰2013年モデルのHS403S。ログウォールの上方に取り付けてあるので、脚立では届かない。

    次に南側屋根裏部屋に2014年に設置した三菱のエアコン(MSZ-GM254-W-IN)、こちらが最も汚れていました。

    最後に北側屋根裏部屋に2019年に設置した最も新しいHITACHIのRAS-D25J。フィルターの掃除は多分、初めてですが、まあまあ汚れていました。このルームエアコンは「みはっておやすみ運転機能」と静音であることが特徴の一つですが、フィルターを掃除した後、本来の静音運転が戻りました。

  • GE Electric Ignition Gas Stove — Part 2

    GE製ガスレンジの五徳を磨いたついでにノブを取り外して研磨しました。

    右が100番の耐水性サンドペーパーで荒削りした状態。左が1,000番まで徐々に細かくして磨いた状態。

    OFFとHIの表示が消えたので、OFFの位置に油性マジックで印をつけました。

    さらにバーナーも取り外して、目詰まりを解消しました。キャップとバーナーが一体化しているパーツを振ると、バーナーの穴部分から大量のクレオソート(煤)が出ました。

    バーナーの目詰まりが原因で、炎の先端がオレンジになっていました。最もよく使うバーナーだけ何年も前から。

    目詰まりが解消して本来の青い炎になりました。

    使用開始後、30年近くになるGE製ガスレンジはまだまだ使えそうです。尚、ガスレンジ下にあるオーブンは随分と前から使っておらず、収納スペースになっています。

    GE Electric Ignition Gas Stove — Part 1に戻る。

  • GE Electric Ignition Gas Stove — Part 1

    恐らく10年ぶりぐらいにGE(General Electric)製ガスレンジのトップ部分を綺麗にしました。10年分のこびりついた油汚れを見て、これは無理だろうと同居人は半ば諦めていたそうですが。

    白いトップ部分をガレージに持ち運び、重曹や研磨剤入りのスポンジで汚れが落ちるか試みましたが、なかなか手強く、汚れは化学的な洗浄方法では頑なに落ちない。物理的に削り落とすしかないだろうと考え、100番の耐水性サンドペーパーを水に浸けて頑固な汚れを削り落としました。

    サンドペーパーで擦ると塗装面に傷が付くかもしれないことを覚悟しましたが、水を多めに使うことで傷を付けることなく、新品のように綺麗に仕上げることができました。五徳は手付かずの状態なので、次回は五徳を洗浄します。

    GE Electric Ignition Gas Stove — Part 2へと進む。

  • Installing Extension Intercom Monitor

    Panasonic製テレビドアホン(VL-SE30XL)の増設モニターが届きました。屋外子機とモニター親機がセットになったもの(¥11,954)よりもなぜか、増設モニター(VL-V632K)単品の価格が高い(¥12,600)のは解せません。

    しかし、期間限定の楽天モバイル紹介ポイント3,000円分といつの間にか貯まっていたその他ポイントを利用させていただき、¥8,732で購入できました。施工説明書はパナソニックのサイトから既にダウンロード済み。

    増設モニターは電源コード式と直結式兼用のようです。

    取り付け場所となる屋根裏部屋のクロゼット上にあるテレビアンテナブースター用のコンセントから直結式で電線を接続しようと、e-monomaniacさんに登場願いましたが、電線を直結でコンセントに接続させるのは困難なことがわかりました。電源コード式を採用することにしました。

    クロゼットの天井と増設モニターを取り付ける壁面の2ヶ所に電源コードが通る大きさの穴を空け、コードと配線材を通しました。およそ10メートルの長さの配線材(インターホン用平行2線式ケーブル単芯線)は1階に設置したモニター親機に接続済み。

    壁掛け金具を壁面に固定。金具は増設モニター本体の下の方に合わせる。

    電源コードを本体背面の差込口に戻して、配線材を接続しました。

    1階に設置してあるドアホン親機の「接続機器の設定」 > 「増設モニター」を「あり」に設定しました。

    増設モニターからも来客に応答することができるようになりました。これまでは来客時に屋根裏部屋にいると、慌てて階段を降りて行き、1階のモニター親機で応答する必要がありました。また、宗教勧誘など招かざる来客の場合は、屋根裏部屋設置のモニターを確認して居留守にすることも可能。

    仕様を以下にまとめておきます。取扱説明書を読んでいて「音声応答」の機能があることに気付きました。初期設定では「しない」になっています。

    電源AC 100V (50Hz/60Hz)
    消費電力待機時:約1.7W
    動作時:約4W
    外形寸法H186 x W143 x D23.5mm
    (突起部除く)
    質量約475g
    使用環境条件周囲温度:0ºC ~ +40ºC
    湿度:90%以下
    画面表示約3.5型
    カラー液晶ディスプレイ
    通話方式音声交互自動切替方式
    取付方法露出壁掛け(壁掛け金具付属)

    増設モニター設置作業の難易度:5段階で3

  • Bathroom Remodel — Part 34

    SHARP製の新しい洗濯機(ESGE6DT)が届き、設置してもらいました。

    設置場所を確認した後、屋内に運ぶ前に電線やホースを準備。手際が良いです。

    ブロック(ふんばるマン)の上に洗濯機を置いて、排水口に排水ホースを入れ、給水ホースを逆止弁付きの蛇口に接続し、試運転。水漏れがないことを確認し、10分ほどで設置作業を完了。

    給水ホースが少し短いような気もしますが、問題はないでしょう。キッチンから洗面所に移設していたMerillat製のキャビネットを洗濯機上のログウォールに取り付けました。

    洗濯機は防水パンがない直置きの方がスッキリします。

    Bathroom Remodel — Part 35へと続く。
    Bathroom Remodel — Part 33に戻る。

  • Bathroom Remodel — Part 33

    洗濯機はヨドバシカメラマルチメディア京都で購入する予定で出かけましたが、その前に近くのヤマダデンキに寄ったら、物凄く商品知識に豊富な店員さんが応対してくれて、洗濯機はヤマダデンキで購入することになりました。8年前にTOSHIBA製洗濯機もヤマダデンキで購入したことをすっかり忘れていました。

    購入したのは税別¥44,800のSHARP製全自動洗濯機(ESGE6DT)去年のモデルだそうで、右にあるより新しいESGE6ETと比べて8千円も安い。いずれもSHARP独自の穴がないステンレス槽が特徴で、使用する水量が少なくて済むとのことです。

    次回は新しい洗濯機を設置します。

    Bathroom Remodel — Part 34へと続く。
    Bathroom Remodel — Part 32に戻る。

  • Bathroom Remodel — Part 32

    水道の元栓を止めてから、止水栓をKnipexのプライヤーレンチ(8603180)で緩めて取り外しました。開口幅27mmのBAHCOモンキーレンチでは掴むことができず、Knipexプライヤーレンチが登場となりました。

    取り付ける洗濯機用水洗金具はこれ。INAXの逆止弁付き水洗金具(LF-WJ50KQA)

    エアツール用のシーリングテープを巻きましたが、水栓金具に使用しても問題なさそうです。

    思惑通りに良い感じで間仕切り壁に取り付けることができました。

    移設する洗濯機に付属したホースを取り付けて、

    床に直置きする際に使用するブロック(ふんばるマン)を設置場所の4隅に置いて、

    洗濯機を移設して、試運転させてみたところ、何と洗濯機本体の底から水が漏れる。これまでは防水パンを使用していたので、水漏れに気づかなかったのでしょう。ブログの過去記事を調べると、この洗濯機を購入したのは8年前なので、そろそろ買い替え時期かもしれません。

    水漏れするTOSHIBA製の洗濯機(AW-42ML)を撤去して、急遽、新しい洗濯機を買いに出かけました。

    Bathroom Remodel — Part 33へと続く。
    Bathroom Remodel — Part 31に戻る。

  • Replacing The Wired Intercom System — Part 2

    屋外子機を設置する材を新調しました。カメラの角度が最も下を向くようにレバーを調整しても上を向いていたので、子機自体の取り付け位置を下げました。同時に郵便受けも下げました。カメラ角度0º(正面)の時の標準位置は高さ1450ミリだそうです。カメラ角度15º(上向き)の場合の取付位置は1100ミリ。背の低い子供でもスイッチに手が届くように配慮しているのでしょう。

    子機を取り付けた杉板は3本のビスでガレージ壁面に固定してあります。子機の防水規格はIPX3。直接雨水がかからないように、オーク材の端材を庇として取り付けました。これから子機本体と杉板との間にコーキング材を打つ予定です。

    CD管を通す穴は、隙間から浸水しないよう、上向きの斜めに空けてあります。これ重要です。板表面に対して直角に穴を空けると、浸水する恐れがあり、折り曲げたCD管が破損する可能性があります。

    Replacing The Wired Intercom System — Part 1に戻る。

  • Replacing The Wired Intercom System — Part 1

    楽天で注文していたPanasonic製テレビドアホン(VL-SE30XL)が届いたので、早速、スイッチが壊れた既設の屋外子機と取り替えます。

    既設の屋外子機は今年の5月にスイッチ周辺の埃をエアダスターで吹き飛ばしたら、直っていたのですが、接触不良が再発したので、親機も含めてシステム全体を交換することにしました。屋内設置の親機は何ともない状態なので、その古い親機を増設機として使用可能かどうか、調べるために屋外子機を先に取り替えました。

    屋外子機の品番はVL-V522L-Sになっています。無極性の配線材を接続する端子は1セットのみ。

    カメラ付きのドアホンは初めて設置することになります。

    既設配線を端子に接続しました。配線の仕様はインターホン用平行2線式ケーブル単芯線ø0.65~ø0.9mmだそうですが、既設配線の径は規格内と思われる細い4線式で、2本の赤白のみ使われていました。

    屋外子機のみ、新しいものと取り替えた状態で通電確認後にスイッチを押しましたが、既設親機の反応はない。既設親機を増設機として再利用するには新しい親機にケーブルを接続する必要がありそうです。

    既設の親機を取り外しました。ここから先の作業はe-monomaniacさん担当。白黒の電線は100Vの電圧がかかっています。

    新しい3.5型カラーモニター付きの親機(VL-ME30)を取り付けて、動作確認完了。

    Replacing The Wired Intercom System — Part 2へと進む。

  • Fixing Intercom

    インターホンの調子が悪く、来訪者がスイッチを押してもベルが鳴らない不具合が発生しました。このような事態は定期的に発生するようで、前回発生時は屋外子機を交換する必要がありました。

    前回は屋外子機の内部が虫の巣となっていて、一見して交換要でしたが、今回は前回ほど酷い状態ではなかったので、エアダスターで埃を吹き飛ばしました。

    不具合の原因は、スイッチ周辺に溜まった埃や蜘蛛の巣による接触不良でした。

  • Rotating Power Strip

    COSTCO京都八幡倉庫店で回転式のACタップ2個セットを入手しました。

    以前から気になっていたこの電源タップ、コンセント差込口が回転式なので、ACアダプターを効率的に同時使用できます。30º、60º、120º、150ºに回転したときに埃シャッター機能があるので、使用しない差込口は回転させておくと、トラッキング現象予防になります。また、15A (合計1500W) の安全ブレーカーと雷サージ対応となっています。

    テーブルに引っ掛けました。COSTCOでの入手価格は¥1,998。