Scaffolding — Part 8

母屋壁面側は予定していた高さより少し低めになりましたが、垂木の長さと角度に問題はありません。

垂木5本を桁と母屋壁面との間に渡しました。この時点で仮りの筋交いは不要となったので、取り除きました。

東西方向の揺れを止めるべく、本格的な筋交いを取り付けます。

その前に東西二本の柱の間に筋交いを受ける桟を取り付けました。柱に約10ミリの切り欠きを入れて、長めのコーススレッドビスを斜め打ちして固定しました。東西方向の揺れはほぼ収まりましたが、筋交いを取り付けるとさらに強固になるでしょう。この構造物の主用途は「足場」なので、頑丈でなければなりません。

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Scaffolding — Part 7

SPF 2×4の6’材を垂木として使用します。先ずは卓上スライド丸鋸を用いて15ºの角度で斜め切り。

桁に載せる部分は切り欠く必要があります。blocklayer.comの図面によると、短い方が21mmと長い方が80mmの直角三角形。

鋸と鑿、鉋を使って切り口を調整しました。この部分は高い精度が求められます。

桁に載せてみると、ぴったり。桁側で精度は1ミリぐらいでしょうか。母屋壁面側は?

垂木加工作業の難易度:5段階で5

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Scaffolding — Part 6

西側の柱も束石の上に載せて仮に立てました。

東側の柱を基準にして西側の柱の高さを決めます。

水平を確認して仮り組み。

ホゾ組みした接合部分は合計6本の長めのコーススレッドビスで留めました。問題があればさらに鎹で補強する予定です。

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Scaffolding — Part 5

東側の柱Aを束石の上に立てます。二本の柱の上に載せる桁とはホゾを組んで接合します。柱は解体された家屋で使われていた米栂を加工して再利用します。

束石の穴のサイズ(95ミリほど)よりも柱のサイズが少し、大きかったので、柱を少し削りました。垂直を確認しながら仮の筋交いで固定。

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Log Home Renovation — Part 16

お向かいさんのリフォーム第一期工事が続きます。すでにお向かいさんは入居されていますが、第一期工事の仕上げとして出入口ドアの鍵とハンドル取り替え作業が残っていました。

アイアンのドアハンドルが既設のドアノブとデッドボルトの上に取り付けられました。真鍮製の既設ドアノブは後日、取り外される予定です。

2021年3月追記:施工後、2年以上が経過しても、既設ドアノブとデッドボルトは取り外されることなく、ドアノブが二つあります。

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Scaffolding — Part 4

当初の計画では使用予定の再利用材(二本の柱)の長さが不足するので、屋根勾配を10ºから15ºに、オーバーハングの長さを220mmから175mmに変更しました。これで米栂の再利用材を柱として使用でき、垂木は安価なSPF 2×4材の長さ6’のものが使用できる計算です。図面作成にはblocklayer.comのRafters Metricを利用しました。

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Log Home Renovation — Part 15

レンジフードから伸びるダクトが2階の寝室で繋がりました。しかし、なぜこんなところに穴を空けたのだろう。私ならキッチン窓上にあるセトリングスペースにダクトを通します。

シロッコファン搭載の大きな換気扇がガスコンロ上に取り付けられました。

窓のトリムボードと干渉するほど大きなレンジフードですが、撤去された以前の循環式ファンとは比べものにならないほど、換気性能は強力です。

屋根裏部屋ではダクトを隠す板張りを取り付ける作業が進行中でした。

瓦礫や不用品を収容していたコンテナが撤去されました。コンテナ一つ分の回収費用は5万円だそうです。

漆喰塗り作業中。

TOTO製の新しいトイレがいつの間にか取り付けてありました。床はキッチンと同じホモジニアスタイル。

追い焚き機能がある湯沸器のリモコン。

屋根裏部屋のダクトがパイン材の板で覆い隠されました。

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Log Home Renovation — Part 14

設置されたシステムバスの周囲に間仕切り壁を設置するようです。

直径20センチのマシーンカット丸ログと間仕切り壁との間に隙間ができますが、埋める必要はないかと私は思います。

このログハウスに初めて石膏ボードが取り付けられます。手前のドアと壁がなぜか撤去されています。

石膏ボードの上には漆喰を塗るそうです。

ここは磨りガラス入りの木製ドアがあった部分ですが、なぜかドアが枠と壁ごと取り外されたので、その部分を板で覆い隠そうという計画らしい。

漆喰の下地作りをされているのはライフアーキテクト社長さん。土木作業から屋根上での鳶職のような仕事や左官作業、図面作成からアイアンワーク、そしてもちろん大工仕事も、ほぼ何でもこなす、ある意味、スーパーマンのような人です。

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Scaffolding — Part 3

足場兼庇の束石2個を設置します。使用する束石はウッドデッキ階段の柱を支える束石として使われていたものを再利用します。お向かいさんのウッドデッキ解体時に撤去したものを失敬しました。

この形状の束石を使用するのは初めて。柱を立てることもできますが、本来の主な用途は2×4材などの根太を格子状に載せることだと思います。水糸は柱の外側が母屋基礎から1560mmの距離になるように張ってあります。上の画像でいえば、正方形の穴の上側。

砂利を敷いた後にタコで突き固め、セメント1、砂3、水適量の配合比で練ったモルタル(捨てコン)を敷いて、束石を載せました。水準器で東西南北二方向の水平を確認。乾く前の捨てコンは柔らかいので、微調整が容易。

掘り起こした土を埋め戻して、束石の設置作業を完了しました。

このポストに埋め込んだ画像ファイルはすべて、Google Photosからリンクを張ったものです。これまで利用していたFlickr無料アカウントが、残念なことに2019年1月8日から容量が1TBから上限1,000枚の画像と動画ファイルに制限されます。それまでにFlickr Proアカウントに戻せば、画像ファイルは容量無制限で5K画像にも対応するそうですが、ブログ用画像ファイル置き場を主目的にFlickrを利用する私にとっては、年間使用料が高すぎます。プロの写真家にとってはたったの$49.99(2018年11月30日までに申し込めば、初年度のみ30%引きの$34.99)かも知れませんが、容量が小さいブログ用画像ファイル置き場として利用するのは勿体無い気もします。

実際、私のようにスマホで撮影した「普通の写真」を記録写真あるいは説明用の写真としてアップロードするような人を締め出したいと、Flickrを運営するSmugMugは考えているようです。今年の春にFlickrを買収した時点で、SmugMugは一年後に無料アカウントをなくしてすべて有料化することを前提にしていたのではないかと私は思います。

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Log Home Renovation — Part 13

お向かいの施主様が引っ越して来られる直前に、システムバスが設置されました。

TOTOのシステムバス設置工事を専門にされている業者さんだそうで、手際よく作業されていました。

システムバスから伸びる8本の脚が新たに設けられたコンクリート製束石の上に接地。撤去されたこれまでのジャグジー付きのバスタブは床の上に載せてある構造でした。新しい浴槽はバスルーム床面よりも下方にあるので、干渉する根太は切断されたようです。

浴槽を取り囲む発泡スチロールは断熱材として機能します。

システムバス設置作業はここまで。

南側の既設の窓が生かされました。

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Scaffolding — Part 2

煙突の傾き調整用足場兼庇の垂木を加工する前に、blocklayer.comで垂木の勾配と寸法を算出してもらいました。母屋に取り付けた垂木掛け表面から庇の桁外側までの距離を1560mmに設定。屋根勾配を10º、突き出た部分(Overhang Level)を220mm、垂木の高さを88mm、柱の上に載せる桁との接合部(切り欠き部分の長辺)を80mmで入力すると、下図を自動作成してくれます。

この図を参考に6’の2×4を卓上スライド丸鋸で切断すれば、垂木が加工できるはずです。

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Orionids 2018 — Part 2

午前2時に起床し、天体撮影用カメラ機材一式を車に載せて、近くの山へ。空は快晴、三脚固定撮影を開始する頃には輝度92%の月はすでに山の下。オリオン座流星群輻射点が中央になるよう、カメラの向きを変えた時、結露防止用の自作レンズヒーターが動いたのか、視界に入ってしまいました。

焦点距離を望遠端の16.0mm (換算24mm) に変更してインターバル撮影を続けましたが、捉えた流星はオリオン座流星群に属するものではないようです。速度が速いので、瞬きしている間に見逃す流星もあったかもしれませんが、およそ一時間と少しで、目視で確認した流星は4個。大体、大方の予想通りの数値です。

薄明が始まる頃まで撮影を続ける予定でしたが、雲の量が増え、気温が一気に下がり、寒さに負けて、午前4時過ぎには機材をかたずけて退散することにしました。

画像はすべて、Photosで現像及び加工しました。天体写真もApertureと同様の加工ができるようになり、Photosの利便性が高まりました。

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Felling Trees

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リフォーム工事が進むお向かいさんの庭に植えられていた椿二本と紅葉一本をチェンソーで伐採しました。4日後に入居されるとのことで、引越業者のトラックが駐車できるよう、伐採の依頼を受けていました。

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そんなに固くない椿を切断すると、水分(樹液?)が吹き出て来ました。

IMG_5888

伐採した広葉樹はその場で玉切り。

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出来るだけ根元近くから切断しましたが、今すぐ根っこを取り除くには重機が必要かと思います。切り株の上面が地面の高さとほぼ同じになるように、もう少し切断して数年放置すれば、根が枯れるので、手作業で根を取り除くことも可能です。