Canon PIXUS MP610

量販店でiMacを購入した時に付いて来たポイントを利用して多機能インクジェットプリンターを入手しました。スキャナー、コピー、プリンターの機能が一つになった流行の複合機です。A4サイズのスキャナーがあるので、これまで使用していたCanon IP7100と比べると大きな設置スペースが必要になります。筐体はプラスチック製ですが、色がiMacと同系統で横に並べると統一感があります。給紙カセットが本体に収納されているのでスッキリとしたデザインになっています。排紙口の蓋は閉じた状態で印刷しようとすれば自動で開きます。

自動両面印刷が可能であることが条件でこの機種を選んだのですが、IP7100も自動両面印刷ができたのです。3年も使っていて一度も両面印刷をしたことがなかったので、そんな機能があることをすっかり忘れていました。しかし、3年前の製品と比べると、印刷速度が速いし、解像度もアップしています。それとクイックスタートの機能があるのは便利です。

AirMac ExpressにUSBで接続していますが、今のところ、問題なく印刷できます。特に黒の文字がきれいです。(スキャナーの機能はパソコンに直接つなげないと利用できないようです。)パソコンとの電源連動機能は複合機にはないので、操作パネル用の蓋を開けて電源をオンオフにする必要があります。省電力設計だから、電源常時オンでも問題ないかもしれません。

写真はまだ印刷していませんが、IP7100と比べればインクカートリッジの本数が少ない分、それなりの品質になるかと思います。スキャナーはCCDではなくCISなので、厚みのある本や雑誌のスキャン、コピーには適していないかもしれません。A4の紙からPDFに落とすのには問題ないと思います。

F1 Singapore GP—Air Tickets and Fuel Surcharges

土曜日に観戦チケットをオンラインで入手、旅程を考えながら翌日に航空券を手配しました。同時にホテルの空室状況も見ながらです。シンガポールGP2008の日程を先ず把握しておかなければなりません。

Friday 26th September
Practice 1 16:00–17:30
Practice 2 20:00–21:30

Saturday 27th September
Practice 17:00–18:00
Qualifying 20:00

Sunday 28th September
Race 20:00

9月26日金曜日の初回フリー走行から日曜日の決勝レースまですべてを見るには、25日木曜日に現地着で帰りは29日月曜日現地発になります。ナイトレースでなければ帰りの現地出発はJALの28日深夜直行便(23時55分発)が利用できるのですが、間に合いそうにありません。一日ずらせば24時間後になってしまいます。そこで、伊丹>成田>チャンギの全日空にしました。ANAの場合はチャンギ朝出発があります。日曜はレース観戦後、シンガポールの夜を放浪しながら空港へ向かい、夜を明かす計画です。

航空券の購入先はF1公式サイトにリンクされているWWTE (World Wide Travel Exchange)です。レースチケット、ホテル、エアーのパッケージも販売しているようですが、シンガポールGPの場合はレースチケットを含むパッケージがまだ発売されていません。ホテルとエアーのパッケージはすでに販売されていますが、「F1税」を上乗せしたシンガポール市内のホテルが高価なため、エアーのみをオンラインで購入しました。

伊丹発成田経由シンガポール行きの往復航空券が税金、手数料込みでUS$500位でした。すぐに予約の確認がとれ、ANAのサイトからeチケットをプリントアウト。国際線の部分は座席の変更も可能です。あまりにも格安ですんなりと航空券の購入ができました。

後から不安になったことが一つあります。原油高の高騰に対応するために、航空会社各社が課する「燃料サーチャージ」です。ANAのサイトで確認したところ、2008年3月31日までに販売する航空券についてはシンガポールまでの往復で82.00×2=US$164.00も必要になるそうで、この金額がUS$500に含まれているのかどうか、たいへん心配になりました。4月1日以降はさらに値上げで126.00×2=US$252.00(政府認可申請中)ANAに連絡すると、航空運賃の明細はそれを販売した旅行会社でないとわからないということです。

ならばということで、「燃料サーチャージ」が含まれているのかどうか米国のWWTEに英文メールで問い合わせました。問い合わせには4時間以内に返答するとの案内がありました。驚いたことに10分もしないうちに返答があり、「燃料サーチャージ」は含まれているとのこと。ということは差し引けばUS$374位です。日本時間の午後3時頃でした。本当にすぐに返信が来て不安が解消すると同時に大いに感動しました。どこから返信が来たのか謎ですが。インド辺りでしょうか?もちろんF1観戦旅行以外の海外旅行にもこのF1旅行会社は利用できそうです。

Singapore GP 2008—Accommodations

ホテルの確保も成功しました。F1開催期間中、シンガポール市内の比較的手頃な料金のホテルはすでにどこも満室状態です。そこで思い付いたのが隣国インドネシアかマレーシアのホテルに宿泊して3日間、毎日通うという策略です。インドネシアのビンタン島ならフェリーで1時間位、マレーシアのジョホールバルならシンガポールのダウンタウンまで渋滞がなければ車で30分らしいです。MRTのクランジ駅までバスで行くという方法もあります。当然ながら同じような作戦を練っている方がおられるのでしょう。ジョホールバルの安価なホテルは満室でした。残っていた4つ星クラスのホテルを確保しました。もともと物価が安いということもありますが、宿泊料金はF1税を上乗せしたシンガポール市内の2つ星と同程度です。4つ星クラスなら各部屋でブロードバンド接続も可能です。

飛行機で国境を通過すれば、出国税(空港使用料)が発生します。陸上で越境する場合でもそのような費用が発生するのかどうか、またコーズウェイを一般のタクシーで渡ることができるのか、その場合のタクシー料金は?いろいろとわからないことがあります。数年前にシンガポールからオプショナルツアーでジョホールバルに日帰りで行ったことがあります。その時もコーズウェイを通過している筈ですが、忘れてしまいました。出入国カードは必要だったのを覚えていますが、今は不要のようです。

ジョホールバルの旅行会社がバスツアーを企画しているとの情報もあります。シンガポールと比べればマレーシアは英語の情報源が少ない気がしますが、これから半年はあります。十分に調査します。

Let’s Go To Singapore!

2008 F1 Singapore GPのチケット予約が2月14日より始まりました。今回販売されるチケットは「歩き回る」人向けのWalkaboutが15,000枚、スタンド席55,000枚、合計70,000枚です。発売開始当初、システム障害によりWebでの予約ができないという事態があったそうですが、現在(2月16、17日)は問題なくオンラインでチケットの購入ができます。初めての夜間公道レースということで、予想以上に予約が殺到し、システムが対応できなくなったということらしいです。日本からも大勢の人が観戦に行くと思われます。去年、富士で「バス待ち地獄」を体験した人の中には、富士GPを避けて3月のマレーシアGPや9月のシンガポールGPに流れるのではないかとも思われます。私もその一人ですが。

公道レースの場合、自由席はないのでしょうか?General Walkabout Ticketsが最も安くてS$168です。私は歩き回る体力がないので、Bay Grandstand Lowerを指定してチケットを購入しました。セクションを指定すれば、10分間のタイマーがカウントダウンを始めます。その間にセクションの中のどのブロックなのかを指定し、座席が決まれば、チケット購入に必要な個人情報を入力しなければなりません。席は先着順で前の方から埋まって行くみたいです。今回の販売は第一回目ということらしいですが、二回目以降に同じブロック内でより良い席が販売されることはないそうです。

スタンド席に設けられたトンネル手前(シンガポールGPは反時計回り)のTurn 19で減速する辺りを真横から見ることになります。減速するとは言え、写真撮影は難しいかもしれません。レースは金曜のフリー走行も含めてすべて夜間開催ですから、場所に限らず写真撮影は困難かもしれません。

購入したチケットは宅配便で7月以降に送ってもらうように手配しました。取りに行くこともできるようです。あまりにもあっさりと購入できたので、ダブルブッキングとかがないか、少々の不安はあります。

この記事を投稿する直前に、Bay Grandstandの同じブロックの席がまだ購入できるかどうか調べるため、興味本位でアクセスしたところ、シングル席しか空いていませんでした。

iMac (MA876J/A) Impressions

新しいiMacはiMac G5と比較すると動きがかなり速くなった印象を受けます。特にiPhoto 08はこれまで緩慢だった動作がサクサクしています。Safariもサイトによっては表示が速く感じます。起動やシャットダウンに要する時間もG5と比べれば半分位でしょうか。メモリをすぐに4GBに増設したので標準搭載の1GBメモリとの比較はできません。他に気付いた事をいくつか書いておきます。

  • 電源スイッチが右側ではなく左側になっています。マウスを左手で操作する私にはこちらの方が便利です。
  • ディスプレイが明る過ぎるぐらいです。少し眩しくもありますから輝度を下げて使っています。
  • 小さな文字が読みにくい気がします。特にSafariで文字が勝手に明朝体になっているようなのでますます読みづらく感じます。画像は非常にきれいに見えています。視野角に不満を感じている方もおられるようですが、全く問題ありません。
  • 使用開始後2日も経過してからスリープ時に点滅する「呼吸ランプ」がないことに初めて気付きました。これではスリープしているのかシャットダウンした状態なのか、区別がつきません。マウスかキーボードに触れればわかりますが。
  • ファンや内蔵ハードディスクの音がほとんど聞こえません。外付けのハードディスクドライブの方が耳障りです。
  • 3日経てば20″の大きさに慣れました。
  • 内蔵スピーカーの音量が小さい。この薄さなら仕方がないのかもしれません。
  • RapidWeaverの再アクティベーションが必要となりました。
  • Google Earthを起動しようとすると”Application Inspector quit unexpectedly.”のメッセージが出た後、フリーズします。(バージョンアップで解決)
  • iWork 08も速いです。
  • A4サイズのファイルを左右に2つ同時に開いた状態で仕事ができます。インスペクターなどのウィンドーはどちらかのファイルに重なりますが。書見台として使っていたPowerBook G4 12″は必要ありません。

My 7th Mac — iMac (MA876J/A) Transferring Information

新しいiMacは千葉県富里市にあるApple Japanの倉庫(c/oになっていますからたぶん運送会社の倉庫)から福山通運で量販店の南大阪物流センターに発送された後、私が購入したお店にそのまま転送されたようです。段ボール個装箱には品番、型番、シリアル番号と、個装箱の連番(12台中の2台目)が書かれていました。本来はこの段ボール箱はお店で開封して、中に入っている製品だけを消費者に納品するものだと思います。同時期に関西で何台売れているのかと言った情報までわかってしまいます。

ジムニーに積み込んで自宅まで持ち帰り、個装箱を開封すると中からApple製品特有の白いボックスが出てきました。このボックスにはAirMac ID、Ethernet ID、 Bluetooth IDも記載されています。Designed by Apple in California、Computer Assembled in Chinaになっています。

20インチのモニターはお店で見るより、ずっと大きく感じます。慣れてしまえばこれでも小さく思うかもしれませんが。起動するとすぐに言語設定の後、LeopardのWelcomeビデオが流れます。そしてユーザーアカウントの設定になりますが、その前に”Do You Already Own a Mac?”と聞いてきます。Yesの場合は別のMacから情報を移行することができます。(後からMigration Assistantを用いて情報を移行することも可能)隣に準備したiMac G5とFireWireケーブルで繋ぎ、G5の方をターゲットディスクモードで起動(起動時にTを押し続ける)します。データ転送には2時間ほど要しました。(FireWire 400ポート)その間、iMac G5はファンがフル回転、インテルiMacは起きているのか寝ているのかわからないくらい静か。アカウント設定は不要、iMac G5の使用環境がそのまま新しいiMacに移植されました。当然ながら散らかったデスクトップまで移植されてしまいました。

Getting iMac (MA876J/A) at Home Appliance Retailer

過去18年間に平均すると2年半に一台新しいMacを入手していることになります。今回はオンラインのApple Storeではなく、Apple直営店でもなく、また近所のApple専門店でもなく、初めて家電量販店で購入しました。在庫を一台も置かない主義なのか、Mac本体はすべて取り寄せとのこと。カスタマイズができないと言う大きな制限がありましたが、よくよく考えてみれば、メモリは通販で買って自分で増設した方がずっと安く済むし、US仕様のキーボードは既に持っています。ワイヤレスのキーボードに少し関心がありましたが、10キーがないので使いづらいし、電池交換も面倒そうです。オンラインのストアであればワイヤレスのMighty Mouseもカスタマイズで注文できたのですが、後付けで買った方が安いことも判明しました。

以前はApple製品は少々高くてもApple直営店か専門店で購入することが私の方針でした。「何か特別な体験」をしたという記憶が思い出として残ることを期待していたからです。しかし、インテル製のCPUを採用するようになり、Apple製品のマーケットシェアも増え、そうした他とは違う「何か特別な体験」はもはや期待できなくなったような気がします。そうなれば、少しでも安く手に入れたいという方向に向かいます。インテルCPUを採用した時点でAppleはハードウェアの性能面においては他のPCと差別化できなくなったのです。

今回、「取次店」として利用した量販店では少しどころではなく、こんなにも?と驚くような価格で販売されていました。Appleから届いた製品は量販店で開封されることなくそのまま受け取ることになりますから、在庫がない新刊書を取次店で注文するような感じです。私が注文したiMac (MA876J/A)は1週間が経過しましたが、まだ店に届いたという連絡はありません。

追記(2008年2月3日):量販店から入荷の連絡があり、早速引き取りに行きました。千葉県のApple Japanから量販店の流通センターを経由してお店に届いたようです。