Biwako Great Fireworks 2016

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去年と同じように大津京駅前にSubaru R1を駐車させていただき、駐車場代として「ぷりっぷりのてっちゃんソース焼きそば」二皿と冷たいお茶二本を屋台で買って、徒歩で浜大津アーカスへと向かいました。おにぎりは大津京駅のコンビニで入手済み。浜大津周辺のコンビニは入店するのに長い列がありました。

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皇子山総合運動公園野球場の近くで焼きそば休憩した後、161号線に出ると、歩道が狭くて車道よりも渋滞気味。亀の甲羅のような形状をしたBurtonのバックパック(Paradise Pack)の中に三脚2脚とiPad mini 4などを収納しています。このバックパックはスノーボード縦型キャリー付きであり、本来の用途とは異なる使い方をしていますが、人混みの中で三脚を持ち運ぶには打って付けのバッグでした。会場で三脚が使用できるかどうかは不明ですが。

地元の道を知り尽くしていると私は思っていましたが、知っているのは車道ばっかりで歩道に関しては知識不足でした。花火当日のこの時間帯(午後6時半頃)は、浜大津周辺が一年間で最も多くの人が集まります。(今年の人出は主催者発表で35万人。)JR琵琶湖線の大津駅と膳所駅はできれば近づかない方が良いです。

Biwako Great Fireworks 2016

株式会社長栄の不動産入居者限定の有料観覧席チケットを分けていただきました。指定席は「アーカス席」と呼ばれるエリアであり、浜大津アーカス2階のバルコニー席です。鈴鹿サーキットに例えれば、ピットビル2階のホスピタリティーエリアでしょうか。

Biwako Great Fireworks 2016

我々の席は前から二列目。ここで三脚を広げるのは気が引けるので、会場スタッフに、周囲の人の邪魔にならないところで三脚を使用しても良いかどうか尋ねてみました。しばらく他のスタッフと相談されていましたが、通路での三脚の使用はできないので、自席に座った状態で視界を遮らないのであれば使用OKということでした。最前列のお姉さんたちは、花火が始まってしばらくすると、視界を遮る手摺を嫌って、椅子がない左の方へと移動されます。

Biwako Great Fireworks 2016

思っていたよりも打ち上げ地点がずっと低く見えるのは我々が湖面から数メートル高い位置にいるため。手摺が邪魔と考えずに面白い被写体の一部として捉え、敢えて、レンズの向きを変えることなく手摺を有効利用しました。

Biwako Great Fireworks 2016

私としてはお姉さんたちに戻ってきてもらいたいところです。

Biwako Great Fireworks 2016

画像をプリントすることはないので、自由にクロップしています。

Biwako Great Fireworks 2016

レンズの設定は35mm換算で24mmの広角ですが、近すぎて2箇所から打ち上げられる花火の全景を捉えることはできません。

Biwako Great Fireworks 2016

フィナーレは白飛びするので絞り優先オートで手持ち撮影の方が良かったかもしれません。

iPhone 6で撮影し、iMovieで編集した動画をYouTubeにアップロードしました。パケットを大量に消費しますので、再生する際はご注意ください。

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この光景はシンガポールGP決勝後のコンサートを見終わって地下鉄の最寄駅へと向かう人と同じ。我々は昭和9年建設の旧大津公会堂方面につながる陸橋を渡り、京阪電車浜大津駅を避けるようにして浜通りを西に向かい、疎水を渡って、来た道に合流し、JR湖西線大津京駅へと徒歩で戻りました。所要時間はおよそ40分。

M31 (Andromeda Galaxy) with M.Zuiko Digital 45mm F1.8

M31

Olympus PEN E-P5にM.Zuiko Digital 45mm F1.8を装着し、iOptron SkyTrackerで追尾しながら軒先からM31(アンドロメダ銀河)を撮影してみました。

このレンズで星を撮影するのは初めてのこともあり、ピント合わせに苦労しました。PEN E-P1の頃は17mm F2.8ならレンズリセットONでほぼ無限遠に焦点が合いましたが、PEN E-P5と45mm F1.8の組み合わせではそう簡単には無限遠にピントが合いません。レンズリセットはOFFにして、マニュアルでピント合わせしなければなりません。

このレンズに距離指標はなく、フォーカスリングはどこまでも回転するタイプであり、実際に星が見えてピントが合う幅が狭いので、ある程度の明るさがある星を基準にピントを合わせなければなりません。今回のように目的とする星が暗い場合、ポータブル赤道儀を載せた三脚とは別の三脚にカメラを載せて、より明るい星をフレーム内に導入した方がピントが合わせやすい。カメラの電源をオフにした時に、苦労して合わせた無限遠がリセットされないよう、レンズリセットはOFFにすべきです。(スリープの場合は、合わせたピントは維持されるようです。)

夜でも周囲の気温が高い今の季節、赤や緑の輝点ノイズがファインダーを覗けば見えます。緑の星は彗星以外にはあり得ないけれど、赤い星はいくらでも存在するので、赤い輝点ノイズを星であると勘違いしてピント合わせをしていました。尚、この輝点ノイズのほとんどは現像時に除去することができます。

このカメラで初めてインターバル撮影の機能を使用しました。一眼レフのNikon D7000にも同じ機能が搭載されていますが、使い方がちょっと違います。30秒の露光(シャッタースピード)で、5秒間隔で連続撮影する場合、Nikon D7000では撮影間隔は露光時間を足して35秒に設定しなければなりませんが、Olympus PEN E-P5の場合は撮影間隔は5秒に設定します。また、Olympus機では「撮影開始待ち時間」で1枚目を撮影するまでの時間を設定できます。撮影はシャッターボタンを押せば開始になるのに対し、Nikon機ではインターバル撮影をONにした時に撮影開始となります。

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長時間の撮影で気になるのはバッテリー残量ですが、三脚固定での通常撮影の場合はFnボタンを押してバックライトをオフにして電力消費を節約する設定にしていますが、インターバル撮影時はVF-4を取り外してもバックライトがオフにならないようです。但し、撮影開始待ち時間、撮影間隔を1分31秒以上に設定すると1分でモニターを消灯してカメラの電源が切れるそうです。撮影10秒前に自動的に復帰。撮影間隔が1分31秒以上となれば、流星撮影には向かないので、バックライトを最も暗くなるように設定して節電する以外に方法はないようです。

上の一枚目の画像はISO 1000、露光30秒、f/2.0で追尾撮影した24枚のRAWファイルをPhotosの機能拡張であるDxO OpticsPro for Photosを用いて高感度、熱ノイズをPRIMEノイズ除去し、JPEGで書き出した24枚のファイルとダーク減算処理用のファイル1枚をStarStaxで比較明合成し、さらに仕上がったファイルをPhotosで読み込んで、レベル補正、ホワイトバランス、露出などの調整をしてあります。

35mm換算で90mmのレンズを使用して、合計12分間、追尾したことになりますが、極軸がぴったり合っているのか、星は流れていません。ISOとシャッタースピードが控えめだったため、露出不足になりました。右下に目視でも確認済みの流れ星の光跡が一本、写っています。小さな粒子状に写っているもののほとんどは、ノイズではなく、微光星です。

Gion Matsuri Latter 2016 — Part 1

今年も祇園祭は後祭のみ見物。宵々山の金曜日、御池地下駐車場に車を停めて、セカンドハウス東洞院店へ。

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セカンドハウスケーキワークス東洞院店
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セカンドハウスのスパゲティーは刻み海苔が特徴の和風がお勧め。

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ピザが以前にも増して美味しくなっている。

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新町通を南下して、まずは大船鉾のちまきを二本、入手。

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今度は新町通を北に向かい、北観音山と南観音山を見物。明るい提灯に比べて主な被写体が暗い場合、白飛びや黒つぶれが発生しそうになりますが、VF-4(電子ビューファインダー)で確認しながら露出補正すれば、そのような白飛びを未然に防ぐことができます。

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南北観音山は前祭の鉾と比べて人が少なく、少し離れたところから撮影できるので、写真撮影に向いていると思います。

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こういうの、私は気になります。撮影モードは「A絞り優先撮影」に設定しています。以前はISOの上限と下限を決めて、「ISOオート」に設定していました。この時、E-P5ではシャッタースピードの下限を設定できないので、強力な手ぶれ補正機能を活かせないようなシャッタースピードになることがあり、ISO感度が必要以上に高くなる傾向があります。このような事態を回避するため、ISOはオート設定ではなく、マニュアルで設定し、強力な手ぶれ補正機能を活かせるようなシャッタースピードになるようにしています。ISO感度の設定は素早く変更できるよう、▷ボタンに登録しています。

Part 2へと続く。

The 16th Otsu-Shiga Fireworks

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去年に引き続き、今年もプライベートビーチと化した砂浜から大津志賀花火大会を撮影しました。Olympus PEN E-P5とK&F Concept Nikon (G) マウントアダプターを介したTokina AT-X 116 PRO DXの組み合わせで花火を撮影するのは初めて。

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レンズに絞り環がないので、明るさの調整はシャッタースピードに頼りがちになります。また、マウントアダプターに電子接点がなく、絞り値は記録されません。

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花火が打ち上げられる台船は沖合いおよそ250mにあるそうで、砂浜にカメラを設置する場合、超広角レンズが必要になります。レンズは広角端の11mm(35mm換算で22mm)に設定しましたが、最初と最後のおよそ10分間に打ち上げられる水中スターマインなどは全景を捉えることができません。

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露出は状況に応じて変更すべきですが、カメラを向ける角度は変えない方が良いので、低い花火に的を絞って撮影しました。

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両端が切れてしまいました。このレンズとカメラの組み合わせで撮影するのなら撮影場所が近すぎるかもしれません。

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8月8日のびわ湖大花火大会は幸運にも浜大津アーカス2階のベランダ席で観れることになりました。三脚を使った写真撮影はできないかもしれないので、今年はこの大津志賀花火大会での撮影のみになるかもしれません。

Olympus PEN E-P5 w/M.Zuiko Digital 45mm F1.8

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f/5.0, 1/1000s, ISO: 200

マイクロ4/3規格の明るい単焦点レンズとしては比較的早い時期(シルバー:2011年9月9日、ブラック:2013年6月14日)に発売された45mm F1.8は、M.Zuikoプレミアムシリーズに属するレンズです。そのキャッチフレーズは「美しい背景ボケを、手軽に楽しめる。ママのためのファミリーポートレートレンズ」?このレンズは被写体が猫とか子供だそうです。そんな謳い文句は無視して昨日に引き続き、近くの里山で自然を被写体に撮影しました。

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f/2.0, 60s, ISO: 400

45mm F1.8といえば真っ先に思い出すのがポラリエで追尾しながらminority318さんがアンドロメダを撮影したこの一枚。「ママのためのファミリーポートレートレンズ」で星が点像に写っている。収差や周辺部減光がほとんどないシャープな画像を見て、ママ用レンズの実力に驚きました。換算90mmで60秒も追尾したら星が流れてしまうと危惧したものですが、極軸が偶然、合っていたのでしょう。

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f/5.0, 1/1000s, ISO: 200

35mm換算で焦点距離は90mmなので中望遠レンズとなり、それほど被写体に近づかなくてもマクロっぽい写真が撮れます。近づくと逃げられるので、動きが俊敏な昆虫を被写体にする場合は、35mm F3.5 Macroよりも適しているかもしれません。

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f/3.5, 1/2500s, ISO: 200

「美しい背景ボケ」という表現は私はどうも好きになれません。ボケという日本語は英語のbokehになっており、OS X標準搭載のNew Oxford American Dictionaryによると、”the visual quality of the out-of-focus areas of a photographic image, especially as rendered by a particular lens”とあり、ピンぼけであることは変わりありません。狙った被写体にピントが合っていても、その背景と前景がボケている上のような画像は受け入れられない。

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f/7.1, 1/400s, ISO: 200

「背景ボケ」という表現だけではなく、絞りを開放気味で撮影するそうした撮影技法も私は好きになれません。上の画像のように前景のみをぼかした場合は許容できます。なぜ私は背景ボケが嫌いなのか?人生の歴史を紐解いて中学生の頃まで遡ると、その原因がわかります。近視になっても、私はメガネをかけることを嫌ったので、しばらくは遠くがよく見えない状況でした。

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f/4.0, 1/2500s, ISO: 200

そんな私を見かねて当時、総合病院に勤務していた叔父が同僚の眼科医を紹介してくれました。アメリカから輸入したコンタクトレンズなるものがあるので、着用してみてはどうかということでした。

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f/5.0, 1/640s, ISO: 200

それは国内ではまだ一般に流通していないボシュロム製の直径が大きなソフトコンタクトレンズでした。保存液と洗浄液は町の薬局では売ってないので、その眼科医から顆粒剤を分けてもらい、精製水で溶かして使用していました。今から思うと、私はコンタクトレンズ市場導入期の試験的な初期ユーザーだったかもしれません。米国製の直径が大きなコンタクトレンズを装着するには、目がぱっちりしていた私はちょうど都合が良かったのでしょう。コンタクトレンズを着用すると遠くまでくっきりと見えるようになりました。

遠くがくっきりと見えないのは我慢できないという十代の頃の経験が、背景ボケ嫌いにつながっており、被写界深度を異常なまでに気にするようになったのだと思います。

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f/5.0, 1/400s, ISO: 200

このレンズの最短撮影距離は0.5m。ピントがなかなか被写体に合わないのはなぜなのか?ボディーとレンズのこの組み合わせは、オートフォーカスが迷いやすいと私は勘違いしていました。原因は被写体に寄りすぎていたために、最短撮影距離よりも短くなっていただけでしょう。

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f/5.0, 1/600s, ISO: 200

Amazonでの実売価格が2万円代半ばとなったこのレンズ、価格からは想像できないほどシャープです。

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f/1.8, 1/100s, ISO: 1600

このレンズの本来の用途?で撮影するのは初めてなので、記念に一枚。

Olympus PEN E-P5 w/Zuiko Digital 35mm F3.5 Macro

Hydrangea
f/6.3, 1/80, ISO: 500

先日、紹介しましたクアラルンプール在住の街角カメラマン、Robin Wongさんの素晴らしい写真とブログに触発され、梅雨真っ只中の自宅周辺を被写体求めて散歩してきました。自宅周辺は街角というより里山なので、被写体は自然そのもの。

Hydrangea
f/4.5, 1/80, ISO: 250

いつもはPEN E-P1に付けっぱなしになっているZuiko Digital 35mm MacroをPEN E-P5に取り付けて外に持ち出しました。マイクロではない4/3マウント用のこのマクロレンズは、物撮り専用レンズとして、普段はカメラを三脚に固定して撮影しています。被写界深度を深くするためにかなり絞ってスローシャッターでの撮影に使用することが多いです。屋外の被写体は風に吹かれて常時、揺れているので、スローシャッターが使えず、三脚は不要なわけですが、その分、シャッタースピードを上げてF値を小さくしなければなりません。

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f/4.0, 1/250, ISO:200 ミツバチの脚が花粉まみれになっている

F値が小さい、つまり被写界深度が浅くなるということで、ピント合わせがより厳密になります。狙った被写体にピントが合っていないと、上の画像のようになります。被写体が昆虫であれば、近づきすぎると逃げてしまうので、35mm換算で70mmのマクロレンズは限界かもしれません。

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f/10.0, 1/100, ISO: 200

F値を10まで絞っても合焦範囲は狭い。

Matsubagiku (Lampranthus spectabilis)
f/4.0, 1/320, ISO: 200

今年もマツバギクがガレージのアプローチを飾っています。マツバギクのように背が低い植物を撮影する際は、電子ビューファインダー、VF-4を立てると撮影しやすくなります。

Hotel Maya Kuala Lumpur

シンガポールGP観戦旅行の出発日が当初の予定より一日、早くなったので、経由するクアラルンプールでの滞在期間を二日にすることにしました。F1開催週であるこの時期にシンガポールでの滞在日数を増やすと宿泊費が高くなり、それを避けようとする節約志向が背景にあります。ペトロナスタワーに近い立地で、無料キャンセル可の五つ星、且つお手頃価格、さらにBooking.comでの評価が8.0以上のホテルを探していたら、これら条件をすべて満たすホテルがいくつか見つかりました。

中でもペトロナスタワーから徒歩数分圏内に位置するHotel Maya Kuala Lumpurが2泊でMR595.20(¥15,292)、朝食付きでもMR682(¥17,522)になっていました。差額は¥2,230なので朝食は一食分が¥558+税となり、お得感満載。しかも、Booking.comの実際的な評価によると、このホテルの朝食はかなり美味しいらしい。他にも+の評価としては立地、部屋の広さ、室内プール、バスルーム、宿泊客のみが利用できる13FのSky Loungeなどがあります。逆にマイナス評価で多いのはスタッフの応対があります。

特筆すべきはペトロナスタワーが一望できる、やはりこのSky Loungeではないでしょうか。午後9時から11時まではナイトキャップの時間帯で、コーヒー、紅茶、プチフールが宿泊客に無料で提供されるようです。Sky Loungeには広いバルコニーがあり、そこからの夜景は絶景だそうです。

Olympus Malaysiaのプロカメラマン、Robin WongさんもHotel Maya Kuala LumpurのSky Loungeから写真撮影されており、その様子がブログで紹介されています。(Olympusのカメラとレンズを使った写真撮影がテーマのこのブログ、文章も素晴らしい。) バルコニーの手摺が高い位置にあり、三脚が使えなかったためにすべて手持ちで撮影したという画像を公開されています。画像はすべて、Zuiko Digital 11-22mm F2.8-3.5レンズを装着したOlympus DSLR E-5で撮影したそうです。

ペトロナスタワーが地上階から先端まで見えているこちらの画像が撮影されたのはブログの日付、2012年5月29日だと思われますが、今でもこのような写真を撮影できるのかどうかはわかりません。地上階からタワーの先端まで見える所といえば、タワーの真下ぐらいで、少しでも離れると他のビルが視界を遮るのが普通です。

Tokina AT-X Pro SD 11-16 F2.8 (IF) DX

宿泊された部屋は象が室内を走り回れるほど巨大だったと書かれていますが、恐らくその部屋は67m²のDeluxe Suiteであると思われます。我々は象を連れて行かないので、34m²のStudioの朝食付きで十分です。部屋からペトロナスタワーが見えなくてもSky Loungeに行けば良いことがわかりました。

レンズはK&F Concept Nikon (G) – M4/3マウントアダプターを取り付けた、Tokina AT-X 116 PRO DXを用意しようと考えています。ボディーはOlympus PEN E-P5。この組み合わせならRobin Wongさんの写真と同じような画角になります。しかし、レンズが大きくて重いので、バランスが悪く、手持ち撮影には不向きです。

Olympus PEN E-P5 Dial Failure — Part 4

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飼い主の怒りを察してか、Cat ISONが机の上に置いてあったPEN E-P5のオリンパス国際保証書を破いてしまいました。購入日と販売店名が記載されていないので、保証書としては無効ではあります。購入履歴を証明する書類は何度でもAmazonのサイトからダウンロード可能。

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オンラインで修理申し込みを行ってから8日後の昨日(5月19日)、修理を終えたOlympus PEN E-P5が宅配便(日通航空)で戻ってきました。送り出す時は裸でしたが、返却時は専用の梱包材に包まれていました。

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白いボディーが新品のように綺麗にクリーニングしてあります。

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添付の「修理納品書」説明欄には以下のような記載があります。「お預かり時は、上面のダイヤル部分に不具合があり、カメラが正しく動作しない状態となっておりました。今回の修理におきましては、ダイヤルの動作に関わる基板部品を交換いたしました。また修理後はカメラの各機能に関しまして点検を行い、それぞれ異常がないことを確認しております。こちらにて今一度お使いいただきますよう、お願いいたします。この度の修理ではご不便をお掛けいたしました。」

注意欄には小さな文字で「万一同箇所が不具合の際には、本表を現品に添えてお申し出下さい。完成後6ヶ月間は修理保証といたします。尚、部品保有期限切れ機種の場合は、修理保証が適用されない場合があります。」

カメラを操作してみたところ、メインダイヤルは正常に動作しているようです。不具合があったダイヤル自体ではなく、基板を交換したとのことなので、再発はしないとは思いますが、若干の不安はあります。不具合が再発するE-M1のリアダイヤル修理ではトップカバーを交換するようなので、E-P5の修理とはその作業内容が異なるようです。

Olympus PEN E-P5 Dial Failure — Part 3

本日、午後7時過ぎにオリンパスオンライン修理受付サービスから送信専用メールを受信しました。表題は「お見積りのご案内」?

「下記ページより見積り内容、金額をご確認の上、修理依頼の確定もしくはキャンセルの選択をお願いいたします。」と書かれていたので、リンク先のページを開き、「見積り詳細」を確認すると、「お預かりの製品を点検しましたところ、ご指摘の症状を確認いたしました。リアダイヤル素子部品に不具合があり、製品は現在、正しく動作しない状態となっております。今回の修理におきましては、本お見積料金にて該当部品の交換、および各部の点検・清掃を承ります。」とあります。

その見積り価格は合計¥12,690!但し、「保証期間内であれば無償にてご対応致します。ご購入履歴や、販売店印・購入日の記された保証書を、FAX等でお送りいただけますでしょうか」とメールに書いてあります。引き取りに来た宅配業者に故障した裸のボディーと「Web修理受付書」に購入履歴等を添付しろとの指示があれば、添付していましたが…

手元にある埃まみれのFAXはもう何年も前から使っていないので、電源を入れても問題なく送信できるとは思えないし、困りました。わざわざ、雨の中、コンビニに行って一枚のFAXを送信するのも面倒です。メールで購入履歴を添付して送信できれば良いのですが、「お見積りのご案内」メールは送信専用メールなので、返信できません。メールに記載の電話番号に電話したら、営業時間外。

Appleのアフターサービスとは似て非なるものであることは、宅配業者の引き取り方法でわかりましたが、今回の「購入履歴をFAX等で送れ」の指示はAppleのサービスならあり得ない。3年延長保証にも加入しているのだから、シリアル番号を提示したら、購入日と製品保証期限は把握できなければならないと思います。不具合があるのは製品だけではないことがわかりました。オリンパスの顧客サービスやアフターサービスのシステムにも別の大きな不具合があるのではないだろうか。

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雨の中、コンビニに行ってFAX送信するのは億劫なので、Macから送信できないものか考えました。内蔵FAXモデムを搭載したMacで起動可能なものといえば、何年も前から使っていない2005年6月購入のPowerBook G4 12″がガレージにあります。固定電話の回線を繋いだPowerBook G4のOS X Leopardを数年ぶりに立ち上げて、SafariでAmazonの購入履歴を開いてPDFを保存。PreviewのPrintメニューからFAX PDF…をクリックし、オリンパスの大阪サービスステーションのFAX番号を入力。表題に「修理受付番号」を書いて、FAX送信しました。送信できたかどうかの確認がなかったので、同じFAXを二度送信してやりました。

オリンパスのサービスに対する怒り度:5段階で5

Part 4へと続く。

Olympus PEN E-P5 Dial Failure — Part 2

Olympus PEN E-P5のメインダイヤルが空転する不具合を修理するため、引取修理を2日前にオンラインで申し込みました。宅配業者による引取希望日と時間帯を本日の午前9時から正午に指定しましたが、昨日、Olympus修理センター担当者から電話で連絡があり、私が住む地域では宅配業者が午前中の引取業務を行っていないので、引き取りは午後になるということでした。(オンラインで引取希望日を指定する際、宅配業者が引き取りできない日と時間帯はそもそも指定できない仕組みになっています。)

午後になり、宅配業者(日通航空)がカメラボディーを引き取りに来られました。梱包材は宅配業者が用意するので、裸のボディーとプリントアウトした「Web修理受付書」を手渡しました。と、なるはずでしたが、宅配業者はサイズが合う梱包材を持参しなかったので、裸のボディーと「Web修理受付書」を日通航空のドライバーに手渡しました。素手で裸のボディーを受け取ったドライバーは、梱包は事務所でしますとのことですが、ユーザーをかなり不安にさせるサービスです。

オリンパスと日通航空とのコミュニケーションに問題がありそうです。梱包材なしで裸の製品、しかも精密機器をドライバーが素手で受け取るようなことはあってはならない。事前にドライバーから連絡があったものの、実際に引き取りに来られたのはオンラインで指定した時間帯でもなく、また変更になった指定時間帯でもない正午過ぎでした。ドライバーは午前中もこの辺りで集荷業務を行っているそうで、午後より午前の方が却って都合が良いようなことを話されていました。

「Web修理受付書」は「送付修理」で修理を申し込む際に、ブラウザの印刷機能より印刷して修理品と一緒に送ることになっています。プリンターがない人は印刷できないのでそのような場合はどうなるのでしょう。

Olympusが行っている引取修理(ピックアップ)のサービスは、Appleの「配送修理」や「エクスプレス交換サービス」と似ていると思っていましたが、似て非なるものになりそうです。申し込んでから完了した修理品が手元に届くまで実際にどのくらいの時間を要するのか、修理サービスの品質はどうなのか、当ブログで記録します。

今回の修理は製品購入後一年以内に発生した故障に対するものなので、メーカーの一年保証を利用しています。3年長期保証プランを製品と同時購入しましたが、そちらの方はヤマトマルチメンテナンスソリューションズが対応するので、修理依頼品はヤマト運輸のセールスドライバーが引き取りに来るそうです。こちらの方が安心できそう。

Part 3へと続く。

Olympus PEN E-P5 Dial Failure — Part 1

Olympus PEN E-P5

Olympus PEN E-P5のメインダイヤルが空転する不具合がイライラするほど悪化したので、本日、オンラインによる修理申し込みをしました。背面液晶ディスプレイ側にあるホイール式のメインダイヤルは、初期設定では絞り優先モードで絞り値の設定、シャッタースピード優先モードでシャッタースピードの設定を行う重要なパーツです。先日のWings for Life World Run撮影時はシャッタースピード優先モードに設定し、シャッタースピードを調整しようとしたら、メインダイヤルが5クリックぐらい回転させないと設定値が変わらないという事態に陥り、適切な露出でのシャッターチャンスを逃してしまいました。

カメラを購入した3か月前からダイヤルの調子が何か変と感じていましたが、当初は2クリックぐらいで設定値を変えることができたので、こんなものかと思っていました。それがいつの間にか、空転するようになり、使用上、問題があると考えるようになりました。ネットで同様の症状が報告されていないかどうか、調べてみると、日本語サイトでは価格.com掲示板で同様の不具合が報告されていました。英語サイトではdpreviewmu-43.comなどの掲示板でも多数の報告があります。同様のパーツが使用されているのか、OM-D E-M1でも同じような不具合があるようです。困ったことに修理に出して部品交換された後も、同じ不具合が再発する場合もあるようです。

Olympusにカメラの修理を依頼する方法は、「オンライン修理申し込み/見積もり」と「電話ピックアップサービス」、「サービスセンターへの持ち込み」の3つあるようで、今回はオンラインで修理を申し込みました。この場合、カメラの送付方法は「引取修理(ピックアップ)」と「持込修理/即日修理」、「送付修理」の3通りがあり、宅配業者が指定した日の時間帯に引き取りに来てくれる「送付修理」を選びました。午後3時以降の申し込みになったので、引き取りは早くても翌々日の13日(金)になります。修理センターにカメラが到着してからおよそ7日間で修理は完了するそうです。

「故障現象」の欄は「各種設定ができない」を選びました。「故障現象」の欄に「外観部品破損」を選ぶと「保証期間内、再修理であっても無償の対象とはなりません。有償での修理となりますので、保証期間外を選択してください」と、意味がよくわからない警告が出ました。

Part 2へと続く。

Wings for Life World Run 2016

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ゴール(キャッチャーカー)が後方から追いかけて来る、世界33か国34会場同時開催のWings for Life World Runが、今年も日本では滋賀県高島市で開催されました。F1ドライバーがキャッチャーカーのドライバーとして参加するような世界的なイベントが、隣の田舎町で開催されるので、見に行かない理由はありません。

イギリスではDavid Coulthardが、オランダではMax Verstappen、スペインではCarlos Sainzがキャッチャーカーに乗ってランナー達を追いかけるシーンが中継されました。ドライバーはいずれもRed Bull Racing (Toro Rosso) と関係がある人。去年、高島会場でランナーとして参加した小林可夢偉は、今年は同時期にToyotaからWEC第2戦に出場していて高島には来られなかったようです。

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体力と気力があればランナーとして参加したいところですが、イノシシに追いかけられても50メートルも全速力で逃げることができないほどなので、私は沿道での応援と写真撮影に徹することにしました。と言ってもこの日の主な目的は渓流での釣りで、その行きと帰りにスタート地点となる会場の今津総合運動公園周辺に立ち寄るだけです。

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今年のキャッチャーカーはToyotaの自動車。午後8時のスタートの6時間ほど前に運動公園に車で入場しようとしたら、案内係のお兄さんに制止されました。証明書はお持ちですか?と問われ、とぼけた顔をすると、「プールに行かれるのでしたらどうぞ」ということで、温水プール前の駐車場に車を停めることができました。

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夜間走行となるオーストラリア、日本、台湾などの開催地ではランナーたちは反射タスキと蛍光ブレスレット、そしてヘッドライトを着用するそうです。受付時に参加賞として手渡されます。スポンサーであるLED LENSERのブースがありました。参加賞としてLED LENSERのヘッドライトを配布していたようです。参加費全額相当額が脊髄損傷の治療法研究に使われるとサイトには記載があるので、LED LENSERのヘッドライトの費用はスポンサーが負担しているのでしょうか。

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田舎の夜景はこんなものといえば、そうなんでしょうけれど、これでも普段よりはずっと明るい。中央少し右にあるのがWorld Runスタート地点となる準備中の今津総合運動公園。Olympus PEN E-P5とManfrottoの三脚を用意しましたが、これでは何を撮影しようとしたのかさっぱりわかりません。

近くからランナー達を撮影しようと、麓に下りることにしたのですが、この時点で私は判断を誤ったような気がします。上の画像を撮影したのは開始20分前で、ランナー達はヘッドライトをまだ点灯させていなかったと思われます。

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やはり、山の中腹から三脚固定で撮影すべきでした。公開できそうな写真は上の一枚だけになりました。女子部門で記録を更新(65.78km、4時間22分)しながらグローバルチャンピオンになった吉田香織選手を捉えた画像もありますが、露出アンダーで被写体ブレの酷い写真になりました。吉田香織選手の公式ブログを読むと、フルマラソンを越える距離を走ったのは今回が初めての未知の体験だったそうです。ヘッドライトを装着して走るのも初めてのことだと書かれています。

動く被写体の夜間撮影には慣れているはずなのですが、シャッタースピード1/15秒では流し撮りするには被写体の動きが遅すぎるし、露出アンダーになった原因は測光ポイントが中央重点でヘッドライトになってしまっていたことでしょう。ランナーを撮影するのを諦めて、遠くからスローシャッターで数珠繋ぎで輝くヘッドライトのみを撮影すべきでした。

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30分後に2台のキャッチャーカーがランナー達の後を追いかけます。

今年の参加者は1,630名と去年の1,983名と比べて353名少ないのは、翌日に休みが取れなかった人が多かったためと思われます。

Wi-Fi電波がない現地で、Red Bull TVを立ち上げて、中継をiPad mini 4で視聴したらセルラーデータを僅か1時間ほどで852MBも消費しました。mineoのデータ容量は毎月、前月繰越分が3〜4GBも余るので、たまには思い切って使ってしまっても良いでしょう。残量が限られている人は要注意。

Sakura and Starry Night Sky

Sakura and Stars

自宅から徒歩で行ける公園の桜が満開、今夜は晴れていて月明かりもない、風も吹いていないので撮影条件は揃っている。この日を逃せば、次に条件が揃うのが一年後かもしれないので、新しいカメラ機材を車に積み込んで、公園に向かいました。昼間は花見をしている人もいましたが、夜になると誰もいない公園。夜なら桜と星空を独り占めできます。

Sakura and Stars

先ずは、OLYMPUS M.17mm F1.8を装着したPEN E-P5で三脚固定撮影。公園近くの道路に街灯があるので一段分絞ってf/2.0で20秒間の露光。ISOも控えめに1250に設定。この程度の絞り値ならVF-4(電子ビューファインダー)のライブビューで北斗七星が見えるので、構図が容易に設定できます。撮影後もVF-4で再生して拡大表示すれば、ピントが星に合っているかどうかの確認も可能。手元に焦点が合わないメガネ着用時も電子ビューファインダーなら焦点が合います。

Sakura and Stars

レンズをTokina AT-X 116 PRO DXに交換しました。K&F Concept Nikon (G) – M4/3マウントアダプターを使用しています。マウントアダプターに電子接点がないので、レンズに関する情報はExifに表示されません。

Sakura and Stars

公園から帰る途中にこぢんまりした桜並木があり、そこに車を停車して撮影続行しました。周囲は田んぼで、街灯がないのでISOを1600まで上げても桜の花が白とびすることはありません。

Sakura and Stars

シャッタースピードを20秒から25秒に伸ばしました。長秒時ノイズ低減はなしの設定ですが、Photosで現像するときに熱ノイズは自動的に除去されます。

Sakura and Stars

桜の木の右下に写っている明るい星はぎょしゃ座のアルファ星、カペラ。この写真のみ、DxO Optics Pro for Photosでノイズ除去し、桜の花が際立つようにPhotos Appで補正してあります。

Nikkor Lens Photo Tour (Itami Airport)

3月26日は「世界屈指の撮影ポイントで大迫力のフライトシーンを撮る、航空機の夜景フライト撮影 伊丹空港日帰り撮影ツアー」の日でした。Nikonのサイトにある、千里川堤防から撮影したと思われる夜に着陸する飛行機の写真を見た瞬間、私も挑戦してみたいと思い、2月から千里川堤防に通うようになりました。

この撮影ツアーに参加するには対象となる高級なNikkorレンズを購入して抽選に応募するという手順が必要でした。高級なNikkorレンズを購入していない私にはツアーに参加する資格はないので、Nikonのツアー行程を参考に、同じ時間帯に伊丹スカイパークと千里川堤防を目指しました。

DSCF5913

その日にスカイパークで撮影した上の画像にツアー参加者が偶然にも写っています。撮影時は気づかなかったのに、なぜ今になってわかったのか?撮影ツアーの様子が4月1日付けデジカメWatchの記事、「ニコンの太っ腹キャンペーン 伊丹空港の夜景編レポート」が公開されたからです。

デジカメWatchの記事では講師としてツアーを引率した中野耕志氏撮影による画像のExifデータが公開されています。例えばこちらの画像は、F1.4、1/180秒、ISO25600になっています。ボディーはAmazonで¥675,540で販売されているNikon D5、レンズは同¥168,300のAF-S NIKKOR 58mm f/1.4Gで合計¥843,840の機材を使用されているのがわかります。

Evening Landing at Osaka (Itami) International Airport
Olympus PEN E-P5 with Olympus M. 45mm F1.8 — f/1.8, 45.0mm, 1/100s, ISO 3200

一週間前に同じ場所から私が撮影した上の画像と比べるべきではないことを承知の上で、比べてみると、およそ75万円の価格差が撮影画像に現れているかというと…?

Evening Landing at Osaka (Itami) International Airport
Olympus PEN E-P5 with Olympus M. 45mm F1.8 — f/1.8, 45.0mm, 1/100s, ISO 3200

航空機撮影の聖地でお前は舐めているのか?と叱られそうですが、ツアーの日にほぼ同じ場所、同時刻にOlympus PEN E-P5で撮影した上の画像はシャッタースピード1/100秒で片手撮影しています。この日も手がかじかむほど寒かったので、左手はポケットに入れた状態で。

Olympus PEN E-P5ボディー単品がAmazonで再び、販売されています。

Air Front Oasis Shimogawara

DSCF5880

伊丹空港滑走路の北側(離陸側)に位置する伊丹市の公園、エア・フロント・オアシス下河原を訪れました。

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赤道環型日時計が設置してあります。公園の無料駐車場が満車だったので、路上駐車したら駐車違反警告シールをフロントウィンドウに貼られてしまいました。

P3260027

この公園からは離陸する飛行機を撮影することができますが、離陸する地点までの距離があるので、望遠レンズが必要になります。上の画像は、Olympus PEN E-P5にマウントアダプターを介してTamron AF18-250mm (Model A18N)を装着して撮影。焦点距離は望遠端の250mm(35mm換算で500mm)カメラに正しい焦点距離(250mm)を設定したので、手ぶれ補正機構が機能しています。

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離陸時はジェットエンジン全開なので、エンジン音は迫力あります。

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エア・フロント・オアシス下河原からスカイパーク北駐車場に移動しました。ここに来るのはほぼ2ヶ月ぶり。シャッタースピード優先に設定し直し、流し撮り。PEN E-P5に他社製レンズを装着した場合、露出がアンダー気味になり、コントラストが高く、色合いも変。画像処理エンジンTruePic VIが機能していないのか、Photosで大幅な補正が必要になります。

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日没前に千里川堤防に移動しました。この日も多くのカメラマンが集まっています。大きな三脚とフルサイズのカメラ、大砲のような望遠レンズを滑走路に向けている人が多くおられます。

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私は着地寸前の飛行機が撮りたいのでカメラは手持ち。レンズは45mm〜50mm(換算90mm〜100mm)の中望遠レンズ。何度も千里川堤防に通っているとそれなりの知恵がつき、片手で撮影しても手振れしなくなりました。(カメラの手ぶれ補正機構がしっかりと効いています。)

Evening Landing at Osaka (Itami) International Airport

上の画像でシャッタースピードは1/80秒。被写体ブレしないのが不思議ではありますが、ほぼ2ヶ月ぶりに出会ったビギン_似さんによると、1/60秒ぐらいまでは落とせるそうです。

Evening Landing at Osaka (Itami) International Airport

暗くなると、オートフォーカスが迷い、シャッターが切れない状態になりがちですが、その対処方法として、F1ナイトレース(シンガポールGP)の撮影時も多用する置きピンの手法を採用しています。誘導灯でピントを合わせておき、シャッターを半押しでフォーカスロックさせて着陸する飛行機を待つという方法です。

Evening Landing at Osaka (Itami) International Airport

早めにシャッターを切ると飛行機は大きく写りますが、同じ視野に誘導灯が入らないというデメリットがあります。

Olympus PEN E-P5 17mm F1.8レンズキット(VF-4セット)ホワイトの価格が元に戻ったようです。在庫が減ってきているのでしょうか。