o·mo·ya Higashi Toin Again

前回は期間限定で¥1,500のセットメニューでしたが、今回は¥1,500の10食限定セットメニューをいただきました。

ブラックオリーブの香りが味わえる彩りサラダ。プチトマトは葡萄のような食感でした。

カボチャと豆乳の冷たいスープ。前回とは異なる信楽焼の器。

メインはプリプリのコロダイのポワレ。

限定10食でなければ赤字が増えるだけと思わせる、お得感満載のランチでした。

和室一部屋にテーブル席一つという贅沢この上ないレイアウト。
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o·mo·ya Naramachi

京都の株式会社ザックエンタープライズが経営する創作フレンチのお店、o·mo·ya 奈良町を初めて訪問しました。お店はJR近鉄奈良駅から南南東に徒歩14分のところにあります。

ランチの時間としては遅めの午後1時半頃に到着したら、4台しか駐車できない専用駐車場の1台分が幸にも空いていました。

入店直後に手指のアルコール消毒。

紙製の長椅子に腰掛けて少し待った後に部屋に案内されました。

iPhone 11の超広角レンズで撮影した待合室。

数寄屋造りに網代天井が特徴だそうです。簡素な茶室が由来なので、本店の京町家とは趣が随分と異なる。

照明器具は社長さんが選んでおられるように見受けられます。

お箸で食べる前菜はバジルとドライトマトのケーキ?

我々が注文したのは¥1,980のランチプレート。右手前の、豚肉とモッツァレラチーズのはさみ揚げが絶品でした。

信楽焼の器に盛られたサワラのソテー。

酸味が効いた温野菜。

ほうじ茶のクレームブリュレとソルベ、コーヒーのデザートは別途注文しました。フランス語で「焦がしたクリーム」を意味するCrème Brûléeが特に美味しい。+470円で別途、注文する価値あります。

独創的なコーヒーカップも信楽焼?

数寄屋造りの建物や装飾品、食器、料理など総じて評価すると、やはり京町家の本店、o·mo·ya東洞院での食事体験が数段上のように思いました。

o·mo·ya Higashi Toin

Apple Kyotoから高倉通を北上し、錦小路通を左折して、東洞院通をさらに北上した市営公園のすぐ前にあるセカンドハウス東洞院店へ。

セカンドハウスでいつもの和風スパゲティーを食べようとしていましたが、セカンドハウスと同じ株式会社ザックエンタープライズの経営者(Kit Garage “Huron”を発注した人)が展開するo·mo·yaの看板が目に止まりました。期間限定セットメニューがなんと¥1,500!本日、6月3日より営業再開とのことで、和洋折衷の創作フランス料理のコースメニューがこんな価格でいただけるのは今しかないだろうと思い、予定を変更して、o·mo·yaへ。

o·mo·yaは石畳のずっと奥にあります。

感染防止用アルコールスプレーが置いてある椅子も趣があります。

通された部屋には他のお客さんが誰もいない。最も手前のテーブル席に案内されました。

築造は明治38年、町内にたった一軒残った元呉服商「河合邸」を再生した建物だそうです。私の生家も大津の町屋であり、縁側の向こうに庭がありました。どことなく懐かしいと感じる空間が大切に残されています。

広いお店は貸切状態だったので、料理が運ばれるまで、町屋内を散策。

先ずは前菜の彩りサラダ。お箸でいただきました。

一目見て信楽焼とわかる器で出てきたのは本日のスープ、ブロッコリーの冷たいスープ。

選べるメインはボリューム感があるヒラメのソテー、カレーソース和え。カレーの風味が本格的でした。

期間限定とは言え、ご飯と味噌汁、漬物も付いて、税込¥1,500という、あり得ないような価格。

普段はランチもディナーも¥4,000から。