Tarrasと言えば、Barbour®の定番ショルダーバッグですが、使われている素材によって何種類かあります。細部のデザインもモデルによって異なります。写真右側は2005年2月に偶然に見つけたロンドンのBarbour®専門店で購入した全面がワックスコットンのThornproof Tarras Bag。オーナーと共に年季が入り、やつれてきたところで(と言ってもオーナーと同様にまだまだ現役で使えます)、今回、フラップの部分がワックスレザー製のモデルに遭遇しました。
半年以上も前にA&F Country Outletの店員さんに「タラスバッグのレザー製のはありませんか?」と尋ねたような尋ねていないようなうっすらとした記憶があったのですが、その店員さんはしっかりと記憶しておられたようです。先日、三井アウトレットパーク滋賀竜王にあるお店を久しぶりに訪問したら、私に気付いた店員さんが奥にある倉庫のような所から一部レザー製のタラスバッグ(写真左側)を持って来てくれました。私のためにわざわざ店頭に出さずに取り置きしてくれていたようです。縫製の一部をやり直した商品とのことで、値札の価格から大幅に割り引くとのこと。これはもう買わざるを得ません。
縫製をやり直した部分がどこなのか、私には全くわかりません。37 x 31 x 10 cmの大きさは何かと便利で、A4サイズの書類がちょうど収まります。カメラ用クッションボックスを使えば、コンデジはもちろん、マイクロフォーサーズ規格のデジカメボディーと長めの交換レンズも収納できます。Thornproof Tarras BagにはPowerBook 12″やMacBook 13″を入れて通勤用としても以前、使用していました。
フラップ部分とストラップのレザーにもワックスが塗布してあるので、防水性能が革素材で損なわれることはないはず。バックルは真鍮製。
ショルダーストラップは122cmまで伸ばすことができるので斜め掛けにも対応します。ストラップが収まる部分に真鍮製のボタンがありますが、これを外すと小さなポケットとして使えます。小型のフラッシュライトなどの収納に適していると思います。
ショルダーストラップの幅は50 mmもあるので、少々重い荷物を入れても肩に食い込むことがありません。
Barbour専用のタータンチェックの内張り。ラベルにはMade in Chinaのシールが貼ってありましたが、簡単に剥がれました。
フラップの下に大きなフロントポケットが二つ。小物をたくさん収納できるので重宝します。ワックスコットンの生地を使用したBarbourジャケットにこれほど似合うショルダーバッグは他にないと思います。重さはThornproof Tarras Bagが700 gと軽量であるのに対し、Wax & Leather Tarrasは革の部分が重くて900 g(実測値)
A&F Countryの商品紹介ページはこちら。同じ商品はAmazonで現在、取り扱いがないようですが、一応リンク貼っておきます。