TOSHIBA Washing Machine AW-42ML

古くなった洗濯機を買い換えました。家電製品の寿命は10年とか言われますが、先代SHARP製の小さな洗濯機は20年も持ちました。まだ使えそうなので、外に出して軒下でウエスやクロスなど、ガレージから出る油汚れ専用の洗濯機としてさらに活躍してもらおうかと計画しています。

TOSHIBA Washing Machine AW-42ML

近所のY電機がリニューアルセールを実施していて標準洗濯容量4.2kgの東芝全自動洗濯機ピュアホワイトが¥21,800でした。20年前に買った洗濯機の方がずっと高い。階段下のスペースが洗濯機置き場になっていて、普段はドアを閉じているので、目立たないのですが、それでもデザインには拘りました。シンプルで丈夫そうです。

TOSHIBA Washing Machine AW-42ML

この全自動洗濯機の特徴は、洗剤液のシャワーをかけて、衣類全体にしっかり浸透させる「パワフル洗浄」の機能と残り時間が一目でわかる「残時間表示」、そして衣類が引っかからず丈夫で長持ちする「カセット糸くずフィルター」だそうです。穴が空いているステンレス槽を採用しているのも特徴。先代の古い洗濯機と比べると運転音も静かです。

1 thought on “TOSHIBA Washing Machine AW-42ML

  1. 筆者 様

     洗濯機の買い換えですね。20年余りとは先代は相当にタフだったのですね。私の家(日本の)で家電もので長生きしたと言えば、SONY のブラウン管TVです。結婚して3年後、独身時代に購入したTVが壊れこのTVを購入したのですが15年余り生きていました。地上Digital 波になると言う事が公になった時に、SONYのBravia(でしたっけ?)50インチのLCD TV購入に伴い世代交代しました(勿論、ブラウン管TVはこの時点でも何の問題も無く動いていました)。多分、古さを気にせずに使用していたとしたら、もっと長生きだったのかも知れません。

     製品寿命と言うのは、勿論それを構成している個々の部品の寿命に関連するのですが、やはり老朽化は免れないのと、20年前の家電の「Save energy」と現在の家電では雲泥の差があり、また、内部配線の老化は免れません。洗濯機や炊飯器、自動食器洗い機など水に関わる製品は導電防止回路が施されているのは当たり前(製品安全の義務)ですが、これもやはり老化しますので、長持ちしているから使うと言う「もったいない」以外の所での部分も考慮した「もったいない」を考えなければ行けませんね。

     因みに、筆者様や私が使用しているMacの電源(勿論、他のPCの電源も同じですが、日本の電源製造メーカーはこれから説明する寿命試験テストの機器を自前で準備して試験をして居る所は非常に少ないです)の寿命はどの様に検証されているか?と言いますと(主に、台湾やUSA、Europeの大手電源家電メーカーは必ず持っているのですが)超高速寿命試験(HALT/HASA)と言うものを持っています。この機械の製品サンプルをSetupするChanber には大小有りますが、人が4〜6人立って入れる程の大きな密閉式金庫だと思って頂ければ良いですが、このChaberには特殊な仕掛けがあり、振動が最高60G、低温-40~150℃への温度切り替えが一分間で30℃降下・上昇出来る様になっています。

     この機能を使用し、このChamberにセットした電源もしくは家電製品にHeat Shock、振動を与えその複合環境の中でどこまで耐えるかを確認します。また、この環境下でどの部品にダメージが出るか?電子部品と部品の間にArcingが起こるか起こらないか?アダプターなどのPlastic case等の「がわ」ものに変形や破損が生じるかを試験する訳です。これにより、End Userへの不安全部分のReview等を検証して行きます。この試験により、製品を短い時間で多くの過酷なストレス条件を与え、製品の完成度合いを確認します。勿論、白物家電等は更に多くの確認項目を設定し、徹底的にこの様な試験に掛けてWeakポイントを洗い出し設計開発時に改良を加えて製品を完成させます。また、量産開始後はSampling Baseで製品を抜き取り、この超高速寿命試験を行い品質の安定度を確認します。勿論、この試験で全てが分かる訳ではなく、製品落下試験、Over Voltage 試験、過電流試験等々様々な試験があります。

     製品完成は、この様な製造側の過酷な試験があって(これだけではありませんが)初めて世の中に出て行きます。

     20年前の製品のタフさの確認試験と、現在の試験方法は格段に違いますし情報量も全く違いますが、20年前の製品が現役で動き続けている裏には、その頃の尤もベストとされていた核にな試験をくぐり抜けて来た訳で、設計・試作・量産のEngineer魂を見る事が出来ますね。昔の日本の製造業の品質へのこだわりが見える気がします。

    Jim,

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