ほぼ一週間遅れで「現地からの報告」を帰国後に書いています。来年、シンガポールGPに行ってみようという方の参考になればと思います。
ここはBay GrandstandトンネルからT19へと進む激震エリアですが、残念なことに黒いシートが張られています。年々、グランドスタンド以外の観戦場所が減ってきており、アマチュアのカメラマンにとっては撮影ポイントが限られてきました。
柵の外側はリッツカールトンの敷地。タクシーのドライバーがここで休憩しながらレースを観戦しておられました。柵の内側よりもよく見えるのだと思います。
レースの開始を待つBay Grandstandの観戦客。カメラを見てにっこりしている現地の青年達3人連れは去年、隣り合わせて親しくなった人。金曜のP2終了後にホテルに招待しました。土曜日はShakiraのコンサートに行こうとしたけれど、人がいっぱいで諦めたそうです。二列目が最前列。
2011年シンガポールGPレース開始直後の記念すべき一枚目。自席からカメラを大きく振らずに撮ってみておやっと思いました。T18は低速コーナーだからシャッター速度1/250秒でぴたり静止させることができます。AF-Cで若干、カメラを流していますが、柵がそれほど目障りにならないのでこれなら行けると思い、レースが終了するまで撮りまくりました。
枚数をたくさん撮って比較するとマシンの挙動がよくわかります。Jarno Trulliのマシンは明らかにアンダーステア。やる気があまりないようにも見えます。
柵とコンクリートの隙間にヘルメット。小林可夢偉もコーナーに差し掛かる時に首を大きく曲げる癖があるみたいです。
Jenson Buttonのヘルメットに貼られたフィルムは他のドライバーと比べて色が濃いので顔が見えません。トラックの照明が眩しいそうです。瞳の色と眩しさには関係があるのでしょうか。この人のライン取りは毎回、理想的。
Sergio Perezは攻めてきます。コーナー内側のウォールに接触しそう。
Mark Webberも闘争心いっぱい。
ウィニングランになると観客が総立ちになるので、席から立って後ろの人に気兼ねすることなく撮影できます。
ゆとりを持って優勝したSebastian Vettel。レースを終えたマシンのオプションタイヤはぼろぼろ。
シンガポールでの年間タイトル決定に待ったをかけたJenson Button。
Jaime Alguersuariがぶつけた跡。去年は同じ場所で小林可夢偉がぶつけました。今年はリヤタイヤが滑り出してすぐにピットインしてタイヤ交換したようです。同じミスを繰り返さないよう、きちんと学習しています。ほぼ直角に曲がるT18はタイヤの摩耗具合がよくわかります。
レース終了後、T19が開放されたのでトラックに入り、ピット方向に進もうとしたら制止され、仕方なく逆方向に進み、一旦サーキットパークの外に出てから夜食。そしてLinkin Park。最後の2、3曲しか聴けなかったけれど、Shaggyと比べて明らかに音が凝っていました。(私は10代の頃、Jimi Hendrixを崇拝しておりました。)
ホテルに戻る途中に忍者のように金網を登る人、見つけました。この方、集音機を撤去しいていたようです。