Restoring Exterior Wall — Part 4

前回の作業で水切りを取り外すことなく、土台外側の黒く塗られた杉化粧板を丸鋸で縦挽きしながら腐朽した部分を切断しました。水切りの部分を触っていると、黒くて大きな蟻がどこからともなく現れて気になったので、水切りを一部切断して取り外すことにしました。

冷たい雨が降る中、ディスクグラインダーで水切りを切断するお隣さん。

黒い蟻がどこから現れたのか不明でしたが、ウッドデッキの大引きを支える束柱を取り外してみると、大量のシロアリが束柱を底の部分から食事中でした。シロアリは冬眠しないので、一年中活動します。ウッドデッキの施工方法にも問題がありました。束柱がなぜか母家の布基礎にほぼ接するような位置にあり、セメントで固めた束石の窪みに埋まっていました。その窪みに水が溜まり、束柱が腐朽してシロアリの餌食になったものと思われます。屋外での木材の使い方を知らない工務店による施工ミスです。

シロアリ被害に遭った束柱を防腐処理した新しい加圧注入材と交換しました。窪みがある束石の上にブロックを置いて、水捌け状況を改善しました。

母家には雨樋がなく、ウッドデッキ床上に落下した雨水や雪解け水が跳ね返って、外壁を濡らしている状況も改善すべきかと思います。

取り除いた杉化粧板があった部分に新しい加圧注入材を取り付けて、水切りを元に戻しました。

Restoring Exterior Wall — Part 5へと続く。
Restoring Exterior Wall — Part 3に戻る。

Leave a Reply

This site uses Akismet to reduce spam. Learn how your comment data is processed.