Barber Chair

「理髪店の椅子」って何でしょう?それは伐倒作業に従事する人なら誰もが知っておくべき「恐ろしい木の縦割れ」現象を意味し、伐倒後に残った薄い板状の背と座面のような切り株が背の高い椅子のように見えるので、”barber chair”と呼ばれているようです。この背板状の部分(ヒンジ、ツル)がバネのような働きをして、作業する人が幹に持ち上げられたり、落下した幹の下敷きになる危険性があります。時には上下に裂けた部分が数メートルにもなるとか。特に傾いた木や裂けやすい木を伐倒する際に事故は起こります。

来月、ご近所さんのグループに同行して河川敷での流木撤去及び伐採作業に参加することになりました。作業内容は滋賀県に届出済み。グループの中には伐採経験豊富な方がいるので安心ではあります。しかしながら、河川敷の木は大抵、傾いているので、「理髪店の椅子」現象を起こさないよう、事前知識として知っておくことは重要です。

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