Daniel Ricciardo Flying Lap

間もなく2016 Formula 1 Grand Prix of Europeが、世界最大の内陸塩水湖であるカスピ海に面するアゼルバイジャンの首都、バクーで開催されます。海抜マイナス28メートルにあるバクーは、首都としては世界で最も低い位置にあるそうです。Red Bull RacingのDaniel Ricciardoがシミュレーターを使って、この市街地サーキットを紹介しています。シケインに差し掛かると、「たぶん、誰かここでクラッシュするで、僕でなければ良いけど」と言ってます。

Baku-F1-Street-Circuit-Openstreetmaps-rev1

ベルギーのスパ・フランコルシャン(全長7.004km)に次いで2番目に長い全長6.003km、20コーナー、反時計回りのこのサーキットもHermann Tilkeの設計によるものだそうです。2.2kmのホームストレートともう少し短いバックストレートがサーキット東側にあり、世界最速のストリートサーキットになるだろうと予想されています。ラップタイムは1分40秒台になるかもしれないそうです。ユネスコ世界遺産に登録されているバクー旧市街を周回するサーキット西側が見所かなと思います。特にT8からT12にかけてのシケインが面白そう。ピット手前にも危険なシケインがあるようです。

ランオフエリアが少なく、危険極まりないサーキットのようで、セーフティーカーの出動率がシンガポールGP並みに高くなりそうな予感がします。

サポートレースのGP2 P1がすでに始まっています。

追記:P1中に旧市街周回部分にある下り坂のT15でDaniel Ricciardoが初クラッシュで赤旗中断。上のサーキット解説動画でT15を上手く回ればラップタイムが大きく変わるというようなことを言ってました。

2 thoughts on “Daniel Ricciardo Flying Lap

  1. マカオに似ていると言うドライバーコメントを見て、初年度はトラブル多発だろうなと。ストレート長すぎでしょ。

    1. P1とP2をテレビで観ましたが、このサーキットは他のどのサーキットにも似ていない、ユニークさがあると思います。光景はモンテカルロとマリーナベイを足して割ったような感じでしょうか。初開催というのもありますが、久々に練習走行から楽しめるグランプリだと思います。

      来年はシンガポールをやめてバクーにしようかとふと思いましたが、アゼルバイジャンは外務省の危険レベル1だそうで、渡航前に大使館でビザを取得しないといけないそうです。直行便もないし、アエロフロートのモスクワ経由とかになるそうです。これは面倒。

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