Sony Cyber-shot DSC-RX100 Hands-on

Sony Store Osaka

発売前日の6月14日、午後から梅田のハービスPLAZA ENT 4FにあるSony Store Osakaで展示機に触れてきました。普段は縁がないSony製品を展示販売する直営店を訪問するのは初めて。

Sony Store Osaka

VaioシリーズのノートブックPC売場を通り越して、Cyber-shot DSC-RX100展示エリアに一直線。展示機は2台ありました。

Sony Cyber-shot DSC-RX100

手にした時の第一印象は高級感がある適度な重さ。そして、沈胴式のCarl Zeissブランドの広角端(換算28mm)で開放F1.8の大口径レンズを繰り出した時、レンズが思っていたよりも大きいこと。カメラボディー自体もCanon S100と比べると適度に大きくて手に馴染みやすい。直線的でシンプルなデザインはNikon P300にも似ているけれど、質感はずっとRX100の方が良い。発売時の価格が2倍以上も高価であることを考慮すれば期待通りの質感。F値の設定やマニュアルフォーカス時のピントリングとしても機能する「コントロールリング」の動きも滑らか過ぎずに適度な重さがあり良い感じに仕上がっています。

3.0型約122.9万ドットの「エクストラファイン液晶」は明るい場所でも見易いそうですが、屋外に持ち出すことはできないので確認はできませんが、高精細であることは一目でわかります。

しばらく展示機に触れていると、お店のスタッフがちょうど良いタイミングで商品説明に来てくださいました。直営店の店員らしく、商品知識は豊富で、どんな質問にも応えられるような印象があるスタッフでした。そこで、Sonyのサイトやカタログに記載されていないことを一つ、聞いてみました。(意地悪な質問ではなく、本当に知りたかったことに関する質問です。)何でもできそうで、欠点がなさそうに思えるこのカメラで「流し撮り」が可能なのかどうかという質問です。「シャッタースピード優先に設定すればできるかもしれないけれど、流し撮りの専用モードや自動的に横方向の手ブレ補正機構を無効にする機能はありません」ということでした。流石に直営店のスタッフは商品知識が豊富。ついでにレンズの材質がガラス製であることと、ボディーの製造は国内であることも教えていただきました。

直営店のソニーストアは定価販売(¥69,800)だろうから、購入するとしたら量販店かカメラ専門チェーン店、価格次第では通販でと考えていましたが、ソニーストアでは来店客に限り、10%引きで販売しているとのことです。(割引に関してはお店でいただいたパンフレットに記載がなかったので、大きな声で言えないのかもしれません。)3年ベーシックの長期保証も無償であり、アクセサリーを購入すればソニーポイントも5%付くそうです。

5 thoughts on “Sony Cyber-shot DSC-RX100 Hands-on

  1. 筆者 様

     沈胴式レンズが出ている所から察するに、非常に高い精度で出来上がっている様に思います。良いカメラですね。全体の形も非常にシンプル。もしもこれで「ライカ」のネームプレートが付いていたら「そうか」と納得してしまいそうです(笑)。

    Jim,

    1. このところ、お店で実機を手にした途端に期待を裏切られる質感のカメラばかりでしたが、このカメラに関しては期待した通りの質感でした。レンズがCarl Zeiss Vario-Sonner T*なのでLeicaと言うより、ContaxやRolleiのカメラを私はイメージします。久々にこれは欲しいと思わせるコンデジでした。

  2. 筆者 様

     言われてみれば「Contax」・・・そうですね。すっかり忘れていました。

    Jim,

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