Husqvarna 141 Engine Failure — Part 8

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Amazonに発注していたキャブレターのダイヤフラムとガスケットそれぞれ二種のセット品が届いたのでHusqvarna 141のWalbro製キャブレターに取り付けました。

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左がポンプダイヤフラムの新品、右が取り外したもの。Amazonに発注した時にポンプダイヤフラムの色が異なるので、気付いてはいましたが、どうやら素材も異なるようです。新品は樹脂製?であるのに対し、元から付いていたものはラバー製?

前回はメタリングダイヤフラムのみ交換したところ、負荷をかけて回転数を上げようとすると、エンジンがストールしたので、今回は二種類のダイヤフラムとガスケットをすべて互換品の新品に交換しました。試運転させてみたところ、負荷をかけて回転数を上げてもエンジンがストールしなくなりました。これで完治したかと思ったのも束の間。切れ味が今一つよくありません。

チェーンにオイルが適切に潤滑されていないことに気付きました。原因はオイルポンプとウォームギア(Worm Gear)の劣化だと思われますが、ポンプとウォームギアを交換する前に、破損している(チェーン張り具合調整スクリューが接触する部分に亀裂がある)クラッチスプロケットチェーンカバーを互換品の新品部品と交換することにしました。

キャブレターダイヤフラム交換作業の難易度:5段階で2

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Husqvarna 141 Engine Failure — Part 7

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左:ポンプダイヤフラム用ガスケット、右:ポンプダイヤフラム

エンジン不調のHusqvarna 141の修理をどこまで行うか、迷いどころです。これまでに燃料チューブと燃料フィルター、Walbro製キャブレターに含まれるメタリングダイヤフラムを互換品の新品に交換しました。現在、エンジンは始動するようになりましたが、負荷をかけて回転数を上げようとすると、ストールします。エンジン不調の原因となっている可能性が高いキャブレターに含まれる消耗品はすべて交換しようかと考えています。幸いにもAmazonやeBayで中国製の互換部品が安価に手に入ります。

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Husqvarna 141に使われているキャブレターはWalbro製WT540のようです。バタフライ式キャブレターだと思われます。次のステップは二種類のガスケットとポンプダイヤフラムを互換品の新品と交換することでしょう。キャブレター本体も互換品が安く入手できますが、本体を丸ごと交換すると、HとLスクリューの調整が厄介なのでできる限り、消耗品の交換のみで何とか修理したいと考えています。早速、ガスケットとダイヤフラムの4点セット商品をAmazonで注文しました。

YouTubeにアップロードされている下の動画が参考になります。

部品分解時にそれぞれの部品があった場所や向きをメモされていますが、その辺りが参考になります。

Walbro社員が解説する修理手順も参考になります。

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TOSHIBA HC-305A Electric Chainsaw — Part 2

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メタリングダイヤフラムを交換したHusqvarna 141を使って、直径20センチぐらいのコナラが切断可能かどうか試し切りしました。始動はするものの、負荷をかけて回転数を上げようとすると、エンジンはストールします。

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上の画像はHusqvarna 141のWalbro製キャブレターのポンプダイヤフラム。燃料タンクから混合燃料をキャブレターに吸い上げる機能があるそうです。このダイヤフラムも劣化していると思われます。負荷がかかった状態でエンジン回転数を上げようとすると、エンストする原因がこの劣化したポンプダイヤフラムかもしれません。

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交換部品が手元にないので、東芝製電気チェーンソー(HC-305A)を使用することにしました。適切な目立てをすれば、直径20センチぐらいの広葉樹も切断できます。ガイドバーをバイスに挟んで固定すると、目立て作業が容易になります。

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去年の台風で倒れた広葉樹を玉切りしました。母屋やカーポートからは距離があったので、幸いにも直撃は免れました。

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電気チェーンソーで直径20センチぐらいの広葉樹が切断できるのであれば、調子が悪いエンジン式チェーンソーは不要かもしれませんが、近くに電源があればという条件があります。しかし、これまで電源が届かないところでチェーンソーを使用したことがあるのだろうか。

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Husqvarna 141 Engine Failure — Part 2

劣化した燃料ラインを交換するにはキャブレターを取り外さなければなりません。どのようにして取り外すのか?取扱説明書には書いていないので、YouTubeを検索しました。そこでヒットしたのが上の解説動画。タイトルは”Chainsaw Fuel Line Repair – Husqvarna Model 141″ 世界で販売されていたチェーンソー入門モデルなので、メンテナンス方法を紹介する動画も多数あります。

モデルは異なりますが、こちらの方の解説動画もわかりやすい。

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解説動画を参考にしてキャブレターを取り外しました。

Husqvarna 141

燃料タンクから出ているちぎれた燃料ライン。

Walbro Carburetor for Husqvarna 141

取り出したWalbro製キャブレター。

Walbro Carburetor for Husqvarna 141

キャブレター本体はダイヤフラムを含め、問題はなさそうです。燃料ラインのみ新品部品と交換すれば修復できそうです。

Amazonで検索すると、エアフィルター、燃料フィルター、スパークプラグ、燃料ホースのセットが¥1,235で販売されていたので、発注しました。

同様のキット製品にキャブレター本体を加えたものがebayでは送料込みでUS$11.40で販売されています。キャブレター本体に問題があるようであれば、ebayでキット製品を購入する予定です。

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