Rakuten Mobile New Pricing (UN-LIMIT VI)

データ利用量1回線目2〜5回線目
0GB~1GBまで無料(0円)980円(税込1,078円)
1GB~3GBまで980円(税込1,078円)980円(税込1,078円)
3GB〜20GBまで1,980円(税込2,178円)1,980円(税込2,178円)
20GB〜(無制限)2,980円(税込3,278円)2,980円(税込3,278円)

データ利用量が1GBまで無料であるのは、5年前にSo-netが展開した0SIMを思い出します。0SIMはデータ通信専用SIMで、通信量が500MBまでなら無料で利用できましたが、楽天モバイルのeSIM/SIMは通話も可能で、1GBまでなら無料。iOS版も用意されているRakuten Link appを利用した音声通話/SMSなら発信先が固定電話、他社携帯電話であってもかけ放題で無料。(標準通話appを使用した場合は20円/30秒)

大手MNO3社と対抗する特徴は、データ利用量20GBまでで1,980円(税込2,178円)であることと、Rakuten Link appを使用するという前提条件はあるものの、音声通話が時間無制限で無料であること。

下のmineoの新料金プランと照らし合わせながら、私の楽天モバイルとの契約が有料になる今年5月以降に、利便性を維持しながらどのように利用したら最もお得になるのか考えてみました。

基本データ容量デュアルタイプ月額料金
(音声通話+データ通信)
シングルタイプ月額料金
(データ通信のみ)
1GB¥1,180(税込¥1,298)¥800(税込¥880)
5GB¥1,380(税込¥1,518)¥1,150(税込¥1,265)
10GB¥1,780(税込¥1,958)¥1,550(税込¥1,705)
20GB¥1,980(税込¥2,178)¥1,750(税込¥1,925)

前世紀から主にフリーランス在宅勤務で、一日の多くの時間帯でWi-Fi環境下にある私の場合、毎月のモバイルデータ利用量は1GBにも満たないので、楽天との一年無料契約が終了したとしても、そのまま無料になる可能性が高い。モバイルデータ利用量が3GBを超えることはほぼないに等しいだろうから、楽天モバイルで利用料金が発生したとしても980円(税込1,078円)で済みます。

mineoとの回線契約は、来月から1GBまで1,180円(税込1,298円)に値下げになりますが、現在、無限繰越で貯め込んだ残容量が60GBを超えており、私にとっては5年分のパケット残容量です。

現在、私のiPhone 11はモバイルデータ通信を副回線の楽天モバイルeSIMを使う設定にしてあります。楽天モバイルの無料期間終了後は保険をかける意味も含めて、モバイルデータ通信を主回線のmineo SIMに変更し、楽天モバイルのeSIM回線はRakuten Link利用による音声通話発信専用に使うのが最もお得ではないかという結論に達しました。毎月の費用は税込1,298円で、Link通話カケホーダイ、モバイルデータ通信は楽天回線と比べて速度は落ちますが、当面の間、60GBぐらいまで使えるということになります。

毎月の平均データ通信量が1GBに満たない私の場合、mineoを解約してお気に入りの電話番号をMNPで新たに契約する楽天モバイルのeSIMで、(一年無料の楽天モバイル回線は有料になる時点で一旦、解約)楽天モバイルに一本化すれば、ずっと無料で使えそうではあります、←ここまで書いた時点で大事なことに気付きました。楽天モバイルの新料金プランをまとめた上の表をよく見ると、2〜5回線目はデータ利用量が0GB〜1GBまでであったとしても、無料ではなく、980円(税込1,078円)です。(2月25日追記:楽天モバイルを一旦、解約して再契約した場合、1回線目はデータ利用量が0GB〜1GBであれば、無料とのことです。)

楽天モバイルが、これまでに獲得したユーザーが無料期間終了時に解約するのを極力避けようと考えた料金プランであることが見て取れます。また、MVNO大手のmineo等とお互いに解約を避けようと、練り上げた料金プランであるようにも思います。

0SIM by So-net

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12月25日発売のデジモノステーション2016年2月号を近くのコンビニで入手しました。「超特典!」の業界初「コラボSIM」が特別付録!!ということで、某掲示板で話題になっていたSo-netの格安nano SIM、”0SIM  by So-net”が付録になった雑誌です。iPad mini 2とiPad mini 4にはmineoのdocomo SIMを挿して使用しているので、不要といえば不要なのですが、500MB未満までのデータ通信が無料であり、初期手数料も契約解除料も不要なので、手元にあっても良いだろうと考えました。使用状況によってはこちらのSIMの方が安いかもしれないので、mineoのdocomo SIMと比較してみました。

月間通信量月額料金、手数料(税別)と備考
 mineo
(Dプラン、シングル)
0SIM by So-net
(コラボSIM)
契約事務手数料¥3,000Amazonで¥900なし 雑誌¥620(税込)
契約解除料なし データ通信
のみの場合
なし データ通信
のみの場合
0~500MB (499MB)¥700 ¥0 (500MB未満)
500~599MB¥800 ¥100 
600~699MB ¥200 
700~799MB ¥300 
800~899MB ¥400 
900~999MB 初月のみ1GB追加¥500 
1,000~1,099MB¥900 ¥600 
1,100~1,199MB ¥700 
1,200~1,299MB ¥800 
1,300~1,399MB ¥900 
1,400~1,499MB¥900 ¥1,000 
1,500~1,599MB ¥1,100 
1,600~1,699MB ¥1,200 
1,700~1,799MB ¥1,300 
1,800~1,899MB ¥1,400 
1,900~2,047MB ¥1,500 
2,048MB~3GB ¥1,600 
3GB~5GB¥1,580 ¥1,600 
 docomo Xi相当(受信最大225Mbps、送信最大50Mbps)FOMAエリア相当(受信最大14Mbps、送信最大5.7Mbps)
 契約通信量を超過すると月末まで速度制限 (200kbps)5GBを超過すると月末まで速度制限
 最大5回線まで契約可能(複数回線割引、家族割引あり) 
 +¥120でSMS機能追加可能SMS機能なし
  契約日後、3ヶ月間連続してデータ通信の利用がない場合、自動的に解約になる
 雑誌以外税別

月間通信量1,299MBが分岐点となり、それ未満の場合は0SIMの方が安くなるようです。外出時に使用することが多いiPad mini 2はmineo、月間使用量が1GBを超えることが稀なiPad mini 4は0SIMがお得であることがわかりました。

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mineoのキャンペーン割引が終了した時点で、iPad mini 4は0SIMに取り替えるのがお得なようです。

本日、0SIM by So-netをiPad mini 4に挿して開通しました。直後にSpeedSpotで速度を計測すると、Ping 53ms、下り19.80Mbps、上り2.92Mbpsでした。テザリングも可能でした。

下にAmazonへのリンクを張っておきますが、現在、定価¥620の雑誌中古品が3倍近い価格で出品されています。肝心のSIMカードが付属しないものが原価割れで販売されているので注意が必要です。