iCloud As Default Save Location?

Cult of Macにありがたい記事を見つけました。iCloud対応のTextEditやPreview、Pages、Numbersなどで作成したファイルの保存先が初期設定ではiCloudになっていて、ローカルディスクに保存したい私にとっては、たいへん迷惑な初期設定になっています。その迷惑な初期設定を以前のように、保存先をローカルディスクに戻すコマンドが公開されています。UtilitiesフォルダにあるTerminalを立ち上げて、以下のコマンドを入力、またはコピーしてペーストすれば初期設定の保存先がローカルディスクになります。もちろん、プルダウンメニューで保存先をiCloudにすることも可能です。

defaults write NSGlobalDomain NSDocumentSaveNewDocumentsToCloud -bool false

元通り、迷惑な初期設定に戻したい場合は、以下のコマンドを入力、またはペーストします。

defaults write NSGlobalDomain NSDocumentSaveNewDocumentsToCloud -bool true

コマンドの最後の部分が”false”または”true”になっているだけです。

Flickr "Fullscreen" Stopped Working After Updating Mac OS to 10.8.3

いつも使用しているFlickrの”Fullscreen”モードが、Mac OSを10.8.3にアップデートした直後から機能しなくなりました。今回のOSアップデートで、Safariが6.0.3になったので、Safariに問題があるのかと疑っていましたが、Sleipnirでも”Fullscreen”モードが正常に機能しません。Google Chromeではこれまで通り、問題なく機能しています。

3月22日追記:SafariでFlickrの”Fullscreen”モードが正常に機能するようになりました。Sleipnirでは問題は解決していません。Flickr側で対応したようです。

Digital Camera RAW Compatibility Update 4.01

ようやく、Sony Cyber-shot DSC-RX100のRAWフォーマットが今回のアップデートでApertureとiPhotoに対応しました。他にも以下のデジタルカメラがRAW対応となりました。

Canon EOS M
Canon PowerShot G15
Canon PowerShot S110
Canon PowerShot SX50 HS
Nikon D600
Nikon 1 J2
Panasonic LUMIX DMC-FZ200
Panasonic LUMIX DMC-G5
Panasonic LUMIX DMC-LX7
Sony Alpha NEX-F3
Sony Cyber-shot DSC-RX100

対応するAperture(3.4以降)及びiPhoto(9.4以降)がインストールしてある場合は、 > Software Update…からApp Store経由でダウンロードできます。

これでやっとDSC-RX100の「画質」をRAWに設定することができます。

OS X 10.8.1 Update

App Store経由でOSを10.8.1にアップデートしました。以下のいずれの不具合も私の環境下では影響がなかったので、アップデートしても改善されたことは何も実感することができないのではないかと思っていました。

  • Resolve an issue that may cause Migration Assistant to unexpectedly quit
  • Improve compatibility when connecting to a Microsoft Exchange server in Mail
  • Address an issue playing audio through a Thunderbolt display
  • Resolve an issue that could prevent iMessages from being sent
  • Address an issue that could cause the system to become unresponsive when using Pinyin input
  • Resolve an issue when connecting to SMB servers with long names
  • Address a issue that may prevent Safari from launching when using a Proxy Automatic Configuration (PAC) file
  • Improve 802.1X authentication with Active Directory credentials

ところが、公開されていなかった不具合があり、それが密かに修復されたようです。その不具合とはMagic Trackpadの感度がおかしくなっていたことです。Mountain Lionにアップデードして以来、Magic Trackpad使用時に意図せぬものをドラッグ、セレクトしてしまう、ちょっと困った不具合があったのですが、それが解消したようです。特にDockのアイコンを引きずってしまい、Dockの中でのアイコンの位置がごちゃごちゃになってしまいました。10.8.1にアップデートしてから一度も意図せぬものを引きずったり、セレクトしていないので、Lionの頃の状態に戻ったと考えて良さそうです。

KeyRemap4MacBook

Mountain Lionにしてから重大な不具合が一つ、見つかりました。日本語入力している時にインライン入力できないという深刻な問題です。Microsoft Office 2011(Word)で作業中に発生した問題ですが、その原因となっていると疑ったのが、KeyRemap4MacBook。しかし、原因はこのソフトウェアではないかもしれません。

USキーボード左右のコマンドキーを「英数/かな」として使うため、去年頃から使用しているKeyRemap4MacBookのアップデートがSystem Preferences > KeyRemap4MacBook > Misc & Uninstall > Check for updatesでアップデートすることがなぜかできず、自分でサイトに行き、最新バージョンをダウンロード。

入力を切り替える時にコマンドキー一つを一本の指で押すのと、コマンドキーとスペースバー二つを二本の指で押すのとでは、作業効率が随分と違うものです。KeyRemap4MacBookで好みの設定をして効率が良い環境に慣れるとデフォルトには戻れない。

KeyRemap4MacBookはiMacなどMacBook以外の機種でも使用できます。現在の最新バージョンはOS X10.8にも対応している7.8.0です。

Microsoft Wordを使用中に時々、インライン入力できなくなる問題の原因は不明です。

Mountain Lion

27″ iMac 2.8 GHz Intel Core i5 (Mid 2010)に続いてAluminum MacBook 2.4 GHz Intel Core 2 Duo (Late 2008)にもOS X Version 10.8 (Mountain Lion)をインストールしました。 どちらのマシンでも軽快に動いています。OSのアップグレードと共にSafariが6になり、Top Sitesの更新状況を示す☆が表示されなくなったのは残念です。(バグなのか仕様なのか不明)

今回のマイナーアップグレードでMac OSがさらにiOSに近付きました。従って、大きなディスプレイを内蔵するiMacよりも小さなディスプレイのMacBookの方により最適化されているような印象を持ちました。MacBookは今後、少なくとも一年間は現役で活躍できそうです。