Singapore GP 2014 — Wednesday

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前泊したホテル日航関西空港から空港ターミナルビルまでは徒歩で数分。今年は少し早めに荷物を預けました。ウェブチェックイン済みなのでカウンター前で並ぶことなく、BURTONダブルデッキ2個をチェックイン。乗客の目の前で蹴るなよと言いたくなりますが、見えないところで乱雑に扱われるよりはまし。

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今年も去年と同じクアラルンプール行きのAirAsia X D7 533便に搭乗しました。座席指定しなかったら同行者とは通路を挟んで隣り合わせになりました。

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機内食は予約していなかったので機内で購入。日本円で支払ってもお釣りはマレーシアリンギット。機内食は予約しないと選択肢はほとんどありません。売り切れになっているか、注文できても調理に20分ほど要すると言われます。関空からクアラルンプールまでの飛行時間はおよそ6時間半ですから搭乗する直前に食事ができたとしても周りの乗客が食事をすると食べたくなるものです。次回からはネットで予約しておこう。

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KLIA2には定刻通りの到着。フライスルー(乗り継ぎ)する我々はInternational Transfer(国際線乗り継ぎ)と書かれた緑の表示に従い進みます。フライスルーという独特の表現はやめたのでしょうか?去年利用したLCCTと比べると、ターミナルが大きくなっているので移動に時間がかかります。

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KLIA2にもApple Premium Resellerのmachinesがありました。マレーシアでのiPhone 6の発売は今週ではありません。

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KLIA2では連続して1時間までなら無料でWi-Fiが利用できます。同行者はLaLa Callで自宅の光電話にかけてみたそうです。音質は国内で通話しているのと何ら変わらないそうです。

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チャンギ空港1番ターミナルに到着すると、いつもと同じように銀行でシンガポールドルを購入してから現地携帯電話キャリアであるM1のカウンターでiPad mini Retinaで使う30日間有効、1GBの4G Nano SIMを購入しました。今年からシンガポールでは利用できるSIMの枚数がこれまでの10枚から3枚に大幅に削減されました。プリペイドSIMはトップアップ(チャージ)しなければ半年で失効するので、これまでに購入したSIMはカウントされないようです。もし、カウントされればどうなるのか尋ねると、失効したと思われるSIMをカウンターに持参すれば登録を解除してくれるとのこと。登録解除は英語では”deregistration”と言います。

このS$18のデータ専用プリペイドSIMはPersonal Hotspot(テザリング)にも対応しており、かなり快適に使うことができました。一定時間が経過すると自動的に接続が切断されるホテルの無料Wi-Fiよりも便利。大きなファイルの転送にはホテルのWi-Fiを使用しました。

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AirAsia AK 719便が定刻よりも25分、早く到着したので、水曜宿泊先のCarltonには9時前にチェックイン。Ritzが付かない方のCarltonですが、このホテルにもHerman Millerのアーロンチェアが置いてありました。MRT City Hallまで徒歩3分ぐらいと素晴らしい立地。ストリートサーキットには隣接していないものの、3番と4番ゲートが近くて便利。

チェックイン後、徒歩で5分もかからないRaffles City Shopping Centerの地下にあるDin Tai Fungへ。ラストオーダーにギリギリ間に合いました。

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水曜は各ゲートが開いているので、3番ゲートからサーキットパーク内、そしてトラック内に侵入。

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工事は夜通し行われます。

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仮設スタンドはすでに設置済み。上の画像は、来年からチケットが安くなったZone 4のStamford Grandstand。

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 Bay Grandstand前の短いストレートの一部を補修しているようです。

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ヒストリックカーが見れるかもしれないと思い、T19で一旦、トラックを出て、サポートレースのパドックに行ってみました。

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案の定、人はほとんど誰もいないので、写真は撮り放題。

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今回のヒストリックF1カーのサポートレースでは選りすぐりのマシンが登場します。

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こういう車を間近で見れるだけでもワクワクですが、金曜からはレース走行中の姿が見れるのです。

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多分、木曜からは関係者とVIP専用となる8番ゲートも、水曜なら誰でも通れます。追記:8番ゲートはZone 1、2の観戦チケット所持者であれば木曜以降もだれでも利用できました。

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 8番ゲートを入ってすぐのところにインタビューテントが設置してありました。

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ホテルに戻ると午前零時頃。明日(木曜)はT9内側の宿泊先に移動します。

Singapore GP 2013 — Friday

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今日も朝から晴れています。旧裁判所の近くで新しいビルが建設中のようです。マリーナ地区はまだまだ都市開発が進みそう。景色が毎年変わります。

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3階共用バルコニーから見たT9。お昼に我々はこの宿泊施設をチェックアウトし、T6外側にあるホテルに引っ越すので今夜はこのバルコニーからP1とP2を観戦することはできません。金曜夜から日曜の決勝にかけて、この施設の敷地内に入れるかどうか、チェックアウトする前に交渉してみよう。コンクリートウォール+金網とフェンスの間の通路はマーシャル達が待機する所。あのフェンスの内側から観戦できれば理想的です。

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今夜のP2終了後にパダン特設会場で行われるBIGBANGのコンサートでファンゾーンに入ろうと3番ゲート前で昨日から並んでいる人達。100名近くはいそう。過去6年間でこのような情景を見るのは初めてです。

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チェックアウトしても今夜から日曜にかけて、この施設敷地内に入れるよう、去年親しくなった施設のスタッフと交渉しました。最初は「Ask Duncan、ダンカンにお願いして」と言っていた女性スタッフですが、T9と書かれたこの施設のロゴ入りTシャツをほぼ全種類買い求めたことが効いたのか、「いつでも帰っておいで!」というありがたい言葉をいただきました。

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「施設のセキュリティーはどうやって通過すれば良いの?」と尋ねると「私たちスタッフの誰かがいるから大丈夫」とのことでした。(通常は、施設の会員で観戦チケットを購入した人や週末にこの施設に宿泊する観戦客以外は入れません。F1開催週の金曜から3泊すると3日間通しのZone 4ウォークアバウト観戦チケットと朝食込みで18~20万円ぐらいの宿泊料金になります。)

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去年まで7番ゲートだったところはMarina Square拡張工事中。

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2個で37kg+のBurtonダブルデッキを運ぶのは一苦労。スタッフ専用ゲートから見ていた警備スタッフは手伝いたくても観戦客の荷物に触れては行けないと言われているそうで。

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サーキットパークから外に出る時も厳しいセキュリティーチェック。空港の税関を難なく通過したタバコ2カートンがこんなところで発見されてしまいました。税金を支払ったことを証明するレシートはあるかと尋ねられました。こういう時はシンガポール英語がよくわからないふりをして、「日本で買ったから…」と答えると、見逃してくれました。警備スタッフは税関の職員でもないので、こんな所で税金を徴収することもないのでしょう。

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去年、改装されたT6外側のホテルにようやく到着しました。今夜からこのホテルに3泊します。Caterhamの定宿になっているこの高級ホテルも今週はF1一色。宿泊客のほぼ全員がチーム関係者、招待客、そして我々のような一般の観戦客です。

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重い荷物を預けた後、キノコの下でウェルカムドリンクをいただきながら暫し休憩。

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屋外にある方のエレベーターで31階のパノラミックルームへ。

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改装後もHerman Millerのアーロンチェアは健在。この設備なら快適に仕事ができました。Wi-Fiだけでなく有線インターネット接続も無料です。3年前の同時期に宿泊した時はどちらも有料でした。

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T6からT7へと向かうストレートとT7の一部、そして遠くに先ほどチェックアウトした施設があるT9も見えています。バルコニー付きではない部屋なので、官能的なF1マシンのエンジン音を直に聞くことはできません。床から天井まであるガラス窓を開けることもできません。

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バスルームの設備はハンズグローエの製品で統一されています。

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バスタブが付いているパノラミックルーム。疲れを癒すには浴槽は必須アイテムです。

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カルデバイの浴槽よりも、床から垂直に伸びるこの蛇口のデザインが印象的でした。

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そしてこの拡大鏡。非常に見やすく、デザインが素晴らしい。

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ソファー横の小さなテーブルにはチョコレートとフルーツが山盛り。翌日のルームサービス時に回収されると困ると思って、勢いよく食べたら、フルーツは3日分の量でした。

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遅めの昼食はSuntecショッピングセンターのDin Tai Fung。当ブログで知り合ったご夫婦とご一緒させていただきました。このご夫婦とは利用した航空会社と現地での前泊ホテルが我々と同じでした。嗜好も似ているので、昼食だけでは話足らず、すぐ前にあるStarbucksに移動。F1観戦のこと、ラリーのことなど話題が尽きることがありません。気が付けば、サーキットパークのゲートがオープンしていました。

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一旦、ホテルに戻り、この日の観戦チケットとカメラ機材を準備して、移動した7番ゲートからサーキットパーク内に入場。

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取り敢えずは自席を確認するために、Zone 3にあるBay Grandstand、薄緑最前列へと向かいました。金曜のこの時間帯は空いています。

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スタンド席の下を潜るサーキットトラックも珍しい。ここはT18、毎年、このコーナー外側のウォールに激突するマシンがあります。ここでクラッシュすると、セーフティーカー登場となり、タイヤ交換などの戦略に大きく影響します。

P1はこのグランドスタンドで観て、P2はT9内側に移動しました。P1とP2に関しては別のポストに書きます。

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P2終了後、一旦、ホテルに戻って荷物を置き、出待ちに付き合いました。今年は、宿泊者以外、右手にあるホテルの方にドライバーを追いかけられないようにチェーンが設置され、午前1時頃まではホテルの警備員が監視していました。

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ヨーロッパ時間で過ごすドライバーやチーム関係者がホテルに戻るのは午前1時以降。80年代から90年代初めに活躍したフランス人元F1ドライバー、Alain Prostは今年で58才。Ayrton Sennaより5つ年上。記念撮影してもらっているラッキーな人は現地のコスプレカメラマン。

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今年はCaterhamのリザーブ兼開発ドライバーを務めるフィンランド人、Heikki Kovalainen。我々と同じホテルに泊まっていたのでしょうか。現地の出待ちの人にサインや記念撮影を求められることなく通過したので、同行者が追いかけて写真撮影をお願いしました。

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今年も午前2時頃に現れたKimi Räikkönen、たまたま機嫌が良かったのか、ホテル入り口まで追っかけたファン全員にサインしています。同行者も初めてサインを貰いました。Kimi Räikkönenを再び間近で見て、満足した私はこの後、ホテルに戻りました。

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毎年、シンガポールでの出待ち、入り待ちを楽しみにしている同行者はこの後も午前3時過ぎまで粘ります。上の写真はWilliamsのValtteri Bottas。この人もフィンランド人。

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LotusのRomain Grosjean。去年、何度も見たけれどサインはお願いしなかったので、今年こそは。

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シンガポールGPは今年が最後のMark Webber。去年、貰い損ねたサイン、今年はしっかりとお願いしたそうです。

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Valtteri Bottasの相棒、ベネズエラ人ドライバーのPastor Maldonado。