A Trip To JB + SG — Day 4 Morning

昨夜はホテルに戻るとすぐにシャワーに入って就寝してしまった。マリーナ湾を歩いてぐるっと一回りは歩き過ぎ。今朝は早起きしてiPhone 12 miniのデータをすべて、持参した12″ MacBook (Early 2016) にバックアップ。macOS Monterey 12.7が7年前のMacBookにインストール可能な最新OSです。バックアップ後にエラーメッセージが出ましたが、大きな問題ではないと判断しました。iPhoneにインストール済みのiOSは17.0パブリックベータ版ですが、バックアップできたので良しとしよう。保険のつもりでiCloudへのバックアップもオンにしましたが、ホテルのWi-Fiが激しく遅いので、iCloudへのバックアップが完了したかどうかは確認できず。

13.94km, RM14.00+RM3.00=RM17.00

Apple MBSでのバッテリー交換は午後3時過ぎなので、午前中はToppenショッピングモールにあるAce Hardwareを初訪問することにしました。

金曜に行ったMid Valley Southkeyを左手に見ながらさらに北へ。

Toppenも郊外型のメガモールなのか、隣にIKEAがある。

ACE Hardwareと言えば、私にとってはアメリカを代表する金物店。午前10時の開店と同時に店に入りました。

Mr. DIYとは販売されている商品がまるで違う。価格も二倍以上の差があり、どれも高価に感じてしまうけれど、Mr. DIYが安すぎるだけでしょう。

広い店舗に客はほとんどいない
ドアや窓周辺のシーリング材
シリンダーのみも売っている
この形状の蛇口は日本では稀
金属製ケースのトグルスイッチ
豆鉋
木工接着剤は日本国内で買った方が安い。
2×4材などを丸鋸で切断する際に便利なスピードスクエア
本革製の布袋
15.1km, RM16.00+RM2.00=RM18.00

買い物を済ませてすぐ、Grab配車サービスを利用してホテルに戻りました。この時に利用したGrabの運転手、風邪をひいていたようで咳をしていました。

A Trip To JB + SG — Day 4 Afternoonへと続く。
A Trip To JB + SG — Day 3 Eveningに戻る。

A Trip To JB + SG — Day 3 Afternoon

シャトル列車用Woodlandsチェックポイントで想定外の時間を要し、シンガポールに入国できたのは午後12時半頃。マレーシア入国時は出入国カード不要だったので、シンガポールも不要なのかと勘違いしていました。入国審査待ちの列の近くにも出入国カードは置いてないし、用紙に記入する専用のカウンターもない。

我々よりも少し先に入国手続きをしようとしていた、幼い子供二人連れの家族が子供の写真撮影に手こずっておられました。大人用のカメラの位置が高くて、子供の写真が撮れないので、ピストル所持の職員が子供用に椅子を持って来ました。子供はカメラ撮影を繰り返し何度もやられて機嫌が悪くなったのか、椅子を蹴って跳ね除けようとした。次の瞬間、カウンターでの入国手続きを断念したピストル所持の職員がやって来て、家族全員を別室に案内。あの餓鬼、なかなかやりよる。将来大物になること、間違いなし。

子供に感心している場合ではない。我々も入国手続きで制止され、子連れの家族が連れ去られた同じ別室に我々も連行されました。デジタル化された出入国カード未提出であることが連行された理由。

取調室でiPadを渡され、電子出入国カードに必要事項を記入せよということでした。本来はシンガポール入国3日以内にシンガポール政府のウェブサイト、または専用Appを使って、必要事項を記入した電子版出入国カードを提出しておかなければならななかったのです。知らなかった我々が悪い。

2.98km, S$8.60+S$1.00=S$9.60

シャトル列車用WoodlandsチェックポイントはMRT Kranji、Woodlandsいずれの駅からも距離があり、結局Grabを利用してKranji駅へと向かうことになりました。

4年前とは状況が一変している。スマホがないと何もできない。入国してからSIMを買い求めていたのでは遅すぎる。今回は楽天モバイルのeSIMで海外データローミングしているので、国境を越えても特に意識することなく、自動で現地提携先事業者の回線に繋がります。

4年前と同じように、MRT乗車券を買おうとするも、発券機がほとんど置いてない。クレジットカードを登録したApple Payが使えるのかもしれないと思い、チケットカウンターのお姉さんに聞いてみると、「試してみたら?」ってそっけない応対。

同行者はApple Payを使ったことがなかったので、iPhone 12 miniにクレジットカードを登録しました。認証は無料の国際SMSで。

Apple Payで改札を通過し、久しぶりにMRT City Hall駅に到着。この駅に来るのはいつも、F1開催週なので大勢の人でごった返していますが、普段の土曜はこんなに閑散としているのか。

勤務中かもしれないダンカンが働くT9内側のSRC(Singapore Recreation Club)へ。

SRC敷地に入ってすぐに顔見知りの警備スタッフが我々に気付いてくれました。4年ぶりの再会です。ダンカンは地下のカフェテリアにいると教えてくれました。

カフェテリアで働くダンカンと再会。4年前とは状況が大きく変わって、経営陣の交代と共に、ダンカンは今は管理職ではない一般従業員だそうです。SRC専用のF1チケットの販売もなくなり、F1風T9のシャツも売ってない。ダンカンが言うには改悪ばかりで、今でも連絡がある海外からやって来るF1観戦客は我々だけだとか。

4年でこんなにも髪の毛が薄くなるのかと思うほど、妙に老けた印象がある。お互い様かもしれませんが。

次の目的地、Apple Marina Bay Sandsへはマリーナ湾を時計回りに向かうことにしました。

A Trip To JB + SG — Day 3 Eveningへと続く。
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A Trip To JB + SG — Day 2 Afternoon

電化製品や電動工具は電圧が異なると変圧器なしでは使えませんが、水回り用品は国際規格準拠のようなので、多分、日本に持って帰ってもそのまま使えるのではないかと思います。

日本国内では見かけない形状のシリンダー錠。

左の他社ブランドのものを一つ、入手。

出発前に事前調査していた2系統に分岐できる水道蛇口。

R&Fモールでの買い物はこのぐらいで…

店を出て、荷物が増えたので一旦、ホテルに戻ります。

ホテルはすぐ近くに見えている。この一方通行の道路を横断すれば良い。

地元の人に続いて行けば難なく、横断できました。

復路で予約している預ける荷物は20キロ。往路で13キロだったので、7キロ分の買い物ができることになります。軽いものを選んでいますが、まだまだ余裕ありそう。

金曜は買い物の日、次に向かうのはSOGOが入居するThe Mall, Mid Valley Southkey。4年ぶりにGrab appを使って白タクを手配。Mid Valley SouthkeyまでRM13.00。

4年前と比べると、Grab Appは大幅に進化しているように見える。できるだけ不正利用できないようになっているようです。

8.01 km, RM12.00+RM3.00=15.00

言葉、一切喋らなくても利用可能。行き先に間違いがないか、確認されるので、Yes!と言えば、OK。

こんな大型ショッピングセンターがJB郊外にあったことすら知らなかった。ホテルでGrab Appを立ち上げた時に人気の行き先ナンバーワンになっていて、この施設について知りました。

鼎泰豊も入居していたので、ここで遅めの昼食。

私はいつものHot and Sour Soup(酸辣湯)、一択。

Hot and Sour Soup with Japanese Rice

店によってメニューはまちまちですが、この店には日本の白米があった。

同行者もいつもの海老入りチャーハン。

Mr. DIYはどのモールにもあるようです。Mr. DIYが入居しない大型ショッピングセンターを見つけるのは困難とも言われています。

重量を気にして入手しなかった蝶番。

2軒目訪問時に思いました。Mr. DIYでは耐久性が求められるハンドツールよりも、消耗品を購入すべきではないかと。

8.19 km, RM10.00+RM3.00=RM13.00

Mid Valley Southkeyを後にして、またGrabを利用してホテルに戻りました。

休憩後、本日3軒目のMr. DIYは出発前に見つけていたCity Square内のお店。

錠前取り付け用キットなるものが売っていたので、入手。

遅めの夕食は麺入りの酸辣湯。

同行者も海老いりのラーメン?

怪しげな商品を深夜遅くまで販売する夜市を見ながらホテルへ。

A Trip To JB + SG — Day 3 Morningへと続く。
A Trip To JB + SG — Day 2 Morningに戻る。

Singapore GP 2019 — Part 16 (Tuesday in Bangkok)

朝食はホテルで。

私は食べてませんが、シリアルが充実しています。

日本食は東南アジアでも流行っているようです。

今日は正午にホテルをチェックアウトして、フロントに荷物を預け、バンコク市内を散策して、帰国便が出発する深夜まで時間を潰す必要があります。

我々が宿泊した日の翌日と翌々日はオリンパスがホテルの会議室でミーティングをしていたようで、その関係者もいるのか、レストランは混んでいました。今から思えば、オリンパスの会議は新製品のOM-D E-M5 Mark IIIに関するものだったのかもしれません。

Millennium Hilton Bangkok.

古典的な詐欺未遂事件を記録したポストで既に書きましたが、ホテルのシャトルボートに乗船してチャオプラヤー川対岸のSathorn Taksinに向かいました。

Apple Iconsiamは夜の方が良い写真撮れます。

市内での主な移動手段はBTSになりそうです。四半世紀前に訪れた時はBTSがなかったのでトゥクトゥクを主に利用していましたが、今では詐欺師に雇われているドライバーも少なからずいるそうなので、スカイトレインの駅が遠い場合はGrabを利用した方が安心です。

何で電線がこんなに多いのか。

BTS Phleon Chit駅近くのPark VenturesにApple Premium ResellerのiServeがあったので入店してみました。

iPhone 7, 8, XS用の純正シリコンケースやレザーケースが破格値で販売されていました。

iPhone 7/8用のApple純正レザーケースがTHB399(¥1,431)です。定価はTHB2,100(¥7,531)なので、81%引き。迷うことなくProduct Redのレザーケースを現金で購入しました。クレジットカードでの支払いは不可でした。

近くにホームセンターもあったので、立ち寄りました。

日本国内ではあり得ない価格で電動工具が売ってましたが、電圧やプラグの規格が異なり、預け入れ荷物の重量も気になったので工具は買わずじまい。

前回訪問時はこのような露店で飲食することもありましたが、歳をとれば、衛生面とかが気になって億劫になります。

BTSでSala Daengまで行き、Jim Thompson本店にも行きました。

前回も来ているはずですが、記憶がすっかり消えています。

Sala Daeng駅に来た道を戻ろうとしている時、人を呼ぶ猫の鳴き声が聞こえてきました。

話を伺うと、この女性が毎日、餌をあげているそうで。タイの猫はみなシャム猫かと思ってたら、違います。この子は雌の三毛猫。猫好きのこの女性は自宅に8匹も飼っているそうです。

ちょうどこの頃、AirAsiaから緊急メールを受信しました。帰国便の関空行きXJ612便の出発時刻がさらに1時間40分遅れて、午前5時10分発になるそうです。元々は午前0時55分発だったので、4時間15分の遅れになります。

LCCの場合は特にこのようなことが日常茶飯事なので、Flight Board Appは必須です。変更になった場合に赤字で表示されます。

ラッシュ時の渋滞を見ながら、どうしようかと考えましたが、取り敢えずは午後10時か11時頃までにホテルのフロントに預けた荷物を取りに戻ることにしました。

スーパーに立ち寄ってお土産を買い、

別のAPRに行って、8割引のiPhone 7/8レザーケースをもう一つ買い、

フードコートで夕食。

ホテルに戻るシャトルボートに乗船した頃には午後10時前になっていました。

夜景が綺麗なICONSIAM。

ホテルのロビーで1時間半ほど休憩してから、Grabを呼んで、ドンムアン空港へと向かいました。

親切そうなドライバー、運賃はTHB375+高速料金でした。

Singapore GP 2019 — Part 17 (From Bangkok To Osaka) へと続く。
Singapore GP 2019 — Part 15 (Monday Afternoon in Bangkok) に戻る。

Singapore GP 2019 — Part 15 (Monday Afternoon in Bangkok)

タイに入国したのは四半世紀ぶりでしょうか。バンコクには2006年に開港した新しいスワンナプーム空港とLCC専用となっている古くて小さなドンムアン空港がありますが、我々が到着したのは古くて小さい方。

到着ロビーを出てすぐの所でGrab Appを立ち上げて、Grabcarを手配。シンガポールでiPhoneに挿したStarHubのSIMカードはデータローミングをオンにしてあります。タイではAISの4G電波を受信しました。

シンガポールでハイテク詐欺に遭ったばかりなので、慎重にGrab Appを使いました。空港周辺にはGrabcarがたくさん待機しているように見えましたが、予約を入れると予定到着時刻がどんどん遅くなり、10分も待つ前にドライバーの方からキャンセルしてきます。どうやら渋滞しているようです。iPhoneの画面に15分以上、客を待たせると、35バーツかいくらかが運賃から割引れると表示されました。ドライバーがキャンセルする理由はこれか。

5台目ぐらいの車がようやく到着したようです。意味不明な英語で何回かやりとりしました。”How much are you?”と聞かれて最初は何のことかと理解できずにいましたが、機械通訳であることを察して、”We’re two people with baggage.”と返しました。次に”What is a door?”、これは理解できずに、”I don’t know what you mean.”と返答したら、”I’m at door 7.”と返してきたので、タクシーが到着した場所を知ることができました。我々は8番ドアを出てすぐの所にいました。Grabcarはタクシー乗り場での乗客の乗降が禁じられているようで、レーンを跨ぐような場所で停車していました。

ドンムアン空港から目的地のホテルまでは20数キロほどでしたが、高速道路を利用しても渋滞したので、1時間近くも要しました。明日、パタヤに行かないかとか、ドライバーはGoogle通訳を介して話しかけて来ました。もちろんすべて断りました。運賃はTHB389.00(およそ¥1,390)でした。数十バーツの高速道路代は別途、現金で支払いました。空港で両替しておいてよかった。

Millennium Hilton Bangkokにチェックインしました。

広めの部屋で眼下にチャオプラヤー川が見えていました。

ホテル建物で気になったことは、通路でタイ特有の匂いが充満していたことと照明が異常に暗いと感じたこと。照明に関しては翌日、少し明るくなっていました。

バンコクの宿泊先としてMillennium Hilton Bangkokを選んだ理由は、すぐ隣の徒歩圏内にApple Storeが入居するICONSIAMがあるからです。

高島屋も同じ建物にあったので、先ずはフードコートで夕食。時刻は午後7時過ぎ。

タイに到着して一食目はやはりスパイシーなローカルフードかな。

この国の人は辛さに麻痺しているのではないかと思うほど、特に辛いとは書いてない普通のメニューが辛い。四半世紀前は毎回のようにトムヤムクンをどこかで食べましたが、今回は一度も注文していません。

バンコクで一泊するのはタイ初のApple Store、Apple Iconsiamを訪れることが目的でした。建物内部から見るのと、外から見るのとではイメージが大きく異なります。

オープンしたのは去年の11月なので、東南アジアとしてもシンガポールのApple Orchard Roadに次いで2番目のApple Storeになります。店内にいる人の身長と比べたら如何に天井が高いかがわかります。

2台のカメラでいろんな角度から何枚も撮影しました。

9月発売の新製品はタイでは未発売だったこともあり、来店する人が少なく、店員さんの方が多いような感じでした。

緑豊かな店内はシンガポールの直営店と同じ。

対立を避けることが目的かどうかは不明ですが、対面式のジニアスバーはありません。

これは何?こんなのはシンガポールにはなかった。ここに腰掛けた客がiPhoneの充電ができるように配慮したものでしょうか。

来店記念に何か買おうかとも思ったけれど、特に欲しいものがないのでまたの機会に。

Singapore GP 2019 — Part 16 (Tuesday in Bangkok) へと続く。
Singapore GP 2019 — Part 14 (Monday Morning in Singapore) に戻る。

Singapore GP 2019 — Part 14 (Monday Morning in Singapore)

金曜から3泊したShangri-La Apartmentsをチェックアウトし、チャンギ空港に向かいます。

Grabを予約したらすぐにピンクのHonda車が迎えに来てくれました。

如何にも昨日、F1観てましたという感じの女性ドライバー。

そんなに急いでいたわけではありませんが、Exifデータを確認すると、オーチャードのホテルからチャンギ空港第4ターミナルまで23分で到着しています。足回りを変えていたのか、速いけれども安心できる運転でした。運賃はS$20.00。

合理化が進むチャンギ空港では預ける荷物も自分でチェックイン。

プリントアウトされたタグを荷物に付けて、

重量を計測してベルトに載せます。

重い荷物から解放されて、シャトルバスで2番ターミナル(Jewel方面)に向かいます。

シンガポール最後の食事もJewel内のDin Tai Fungで。

自分でもよく飽きないなあと思いながら、今回は久しぶりに麺入りのサンラータンを選びましたが、麺は入ってない方が良いという結果に。

そして、Apple Jewel Changi Airportを再訪問しました。

iPhone 11クリアケースをクレジットカードで購入しました。直後に領収書をメールで着信。メールアドレスもApple IDも伝えてないのに、不思議です。店員さんに尋ねると以前にも使用したクレジットカードなので、メールアドレスの情報が既に登録されているとのことでした。価格は日本で買うよりも(税込¥4,950)少し安いS$59.00(¥4,699)でした。

来年はApple Marina Bay Sandsがオープンしているかもしれません。

来た道を通り、シャトルバスで4番ターミナルに戻ります。

イミグレも自動化されています。登録済みの旅行者ではありませんが、こちらを使えと合図されたので…

搭乗ゲートも機械化されていました。パスポートと搭乗券を機械に読み取らせて、レンズを見ながら本人確認なのですが、

レンズを正面から凝視したにもかかわらず、パスポートの写真と一致しないのか、カウンターの方に行けと機械に言われました。

カウンターで機内持ち込み荷物用のタグをキャリーバッグに取り付けられました。どうやら機内に持ち込めないようです。顔認証できなかった怪しい乗客の荷物は隔離する方針なのか。

これがその半券。預ける荷物になりました。

Singapore GP 2019 — Part 15 (Monday Afternoon in Bangkok) へと続く。
Singapore GP 2019 — Part 13 (After The Race) に戻る。

Watch Out for Fake Grab Rides (GPS Spoofing) in Singapore

One Raffles Placeの屋上バー、1-Altitudeで決勝終了後のサーキットと夜景を堪能した後、ホテルに戻ろうとした時に巧妙なハイテク詐欺被害に遭いました。

Grab Appを立ち上げて、現在地(ピックアップポイント)をOne Raffles Placeに指定し、JustGrabを運賃S$20.00で予約しました。

敢えて、ドライバーの個人情報を公開しますが、なかなかハンサムなお兄さんです。星が5段階で4.9ですが偽造していると思われます。登録車はVolkswagen Jetta。ライセンスプレートの車番を確認し、指定したピックアップポイントでドライバーが到着するのを待ちました。数分後に、Grab App内のメッセージで次のような一方的なメッセージが送られてきました。

“Look out for me.”
“I can’t wait.”

「もう到着しているから探してくれ、待てない」と言ってますが、辺りにVolkswagen Jettaは見つからない。しばらくその場で待ちながら、Grab Appの地図を見ていると、どうしたことか、すでに我々をピックアップして目的地のホテルに向かっていることになっている。これはおかしいと思い、こちらからドライバーにメッセージを送りました。”Where?”

ドライバーからの返信は、

“Sorry, I picked up the wrong psgr.”
(”passenger”の冠詞が不定冠詞ではなく定冠詞になっている。英語が母国語ではないドライバーでしょうか?)

別の乗客を乗せてしまったと言ってます。地図を見ると、車は最短ルートでホテルの方に向かって走行しています。たまたま同じアパートメントホテルに向かう人が間違って乗車したのか?そのようなことが起こる確率はゼロではないとしても限りなくゼロに近い。

Volkswagen Jettaは諦めて、別のJustGrabを手配することにしました。今度はピックアップポイントを乗客が少ない道路の向かい側に指定して予約しました。間もなく現れた車に乗車してホテルへと向かいました。Grab Appを見ていると、先ほどのVolkswagen Jettaの走行がComplete(完了)になっている。

ホテルに戻り、Grab Appを立ち上げて、Volkswagen Jetta乗車履歴を画面に出して、”REPORT AN ISSUE”をタップ。下のリストから該当すると思われる4つ目にチェックして問題を報告しました。

  • Accident and Safety
  • I paid more than quoted
  • I’d like help finding my lost item
  • I wasn’t picked up but was charged
  • Report a map or location issue

私がGrab Supportに送信した内容は、

Description: The driver picked up a wrong person. I don’t know if I had been charged or not.

疲れた私はメッセージを送信した後、お風呂に入り、直後に床に就きました。しばらくすると、メールで信じ難い返信がありました。

Greetings from Grab. 

In regards to your concern pertaining booking ID XXX-XXXXXXXX-X-010, upon checking via our driver’s GPS locator and tracker we had found out that this booking was completed with the correct pick up point and drop off point. Booking details as per below : 

Booking ID : XXX-XXXXXXXX-X-010
Booking date : 2019-09-23 12:50:23 AM +08:00
Pick up point : GPSG-Gate4-One Raffles Place (driveway)
Drop off point :  1 Anderson Road, Singapore, 259983
Service : JustGrab
Booking fare : SGD 20.00

Kindly reconfirm with us if this was the  ride you did not take or you are referring to a different booking. We await your kind reply.

We will be closing this request from our end. Kindly rate the service you have received from me. You will be receiving the survey in 24 hours.

At Grab, we strive to provide fast, safe and hassle-free taxi rides to our users. If you need any further assistance, feel free to find answers at frequently asked questions or submit a request directly through our Help Centre (https://help.grab.com/hc/en-sg) from the Grab app.

Thank you for your continued support and we look forward to serve you better. (文法ミスあります。本来はwe look forward to serving you better.)

Best Regards,

乗車場所と降車場所が予約した通りで完了しており、GPSの走行データにも問題がないので、運賃のS$20.00は登録したクレジットカードに請求する。もし、利用していないのであれば返信しろ、この要望への対応はGrab側から終了すると言った内容です。

ベッドに横たわった状態ですかさずメールで返信しました。

I’d like to confirm that this ride XXX-XXXXXXXX-X-010 was not the ride I took. The driver said, “I picked up a wrong passenger” in the message.

I took the ride, “XXX-XXXXXXXX-X-011“ on the same route immediately after XXX-XXXXXXXX-X-010 though.

「直後に別の車に乗車して同じルートを走行した」ことを伝えました。サポートがGPSデータを確認すれば、物理的にあり得ないはずです。同時刻に異なる車に乗車しているのですから。しばらくして、別のサポートスタッフからメールが届きました。

Thank you for using Grab.

We have processed a refund for the excess SGD 20.00 to your card ending ****. The amount will reflect on your next billing cycle/ 2-3 working days or up to 30 calendar days depending on your bank’s process.

Details are as below:

Booking Code:  XXX-XXXXXXXX-X-010
Booking Date:  2019-09-23 12:50:23 AM +08:00
Total Fare: SGD 20.00 
Amount Refunded : SGD 20.00

We will be closing this request from our end. Kindly rate the service you have received from me. You will be receiving the survey in 24 hours.

At Grab, we strive to provide fast, safe and hassle-free taxi rides to our users. If you need any further assistance, feel free to find answers at frequently asked questions or submit a request directly through our Help Centre (https://help.grab.com/hc/en-sg) from the Grab app.

Thank you for your continued support and we look forward to serve you better.

Best Regards,

XXX XX-XXXX
GrabPay I Payment Ops | Executive

より大きな権限を有する上司からの返信でした。不正に請求された運賃は返金するとの内容です。もし、この詐欺事件発生直後に別のGrabcarに乗車して走行記録を残していなかったら、不正を証明する術がなかったかもしれません。去年と同じように最初からMRTに乗車してオーチャードまで行っていたら、このような詐欺に遭わなかったことでしょう。

帰国後にこの詐欺事件に関して調べると、シンガポールのローカル紙、The Straits Timesに2019年5月18日付けでこんな記事がありました。Singapore ride-hailing drivers using fake apps, GPS spoofing to cheat Grab.

Grab利用時の不正から身を守るには、クレジットカードを登録せずに現金払いにすれば良さそうですが、悪質なドライバーなら予約時の運賃よりも高い金額を請求する場合もあり、確実に安全な方法とは言えないかもしれません。クレジットカード登録によるGrab利用の利便性の一つに現地通貨を持ち合わせていなくても乗車できるという利点があります。ドライバーにクレジットカードを提示する必要もないので安心ではありますが、今回のようなハイテクを駆使した巧妙な詐欺は防ぐのは極めて困難です。大事なことは被害に遭っても泣き寝入りせずにサポートに報告して問題解決を促すことです。場合によっては現地警察に通報すべきです。

Grabサポートとのやり取りは現地の公用語もしくは英語になります。トラブルが発生した際に公用語か英語で交渉しなければならないことを承知の上でGrab配車サービスを利用すべきなのでしょう。

Singapore GP 2018 — Part 11 (From Singapore to Johor Bahru)

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便利な配車サービス、GRABを利用して国境越えのバスターミナルがあるRochor (Queen Street) に向かいます。

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GRAB Appを見れば、真っ直ぐ目的地に向かっていることをGoogleの地図で確認することもできます。

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Causeway Link (CW2) に乗車してジョホールバルに向かいます。運賃はS$3.50。

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前のバスが出発したばかりだったのか、我々は列の先頭で並ぶことになりました。

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チャンギ空港から直接KLIA2まで飛行機で行くと、チャンギの空港利用税があまりにも高く、関空→KLIA2の運賃とあまり変わらないほどになることがわかっていたので、バスで国境を越えて、ジョホールバル郊外にあるセナイ国際空港から目的地のクアラルンプールまで移動することにしました。

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バスのチケット発券時刻が午前7時40分になっている。搭乗予定の飛行機は午前11時出発の国内線なので、一時間前の10時には余裕を持って空港に到着するだろうと考えていました。

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シンガポールとマレーシアの両方のイミグレを通過してJBセントラルのバスチケット売り場に到着。この時、時刻は午前9時20分頃。チケットを買おうとして、次のバスの出発時刻を尋ねれば、午前10時!これでは間に合わない。

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バスは諦めて、タクシーで空港に向かうことにしました。乗車運賃前払いのクーポン式なので、安心できると思っていたら、ドライバーがチェスのようなゲームをしているし… 急いでいるので早く出発してくれと言っても、もうちょっと待ってって。国境を越えたらこうも違うのかと思い知らされました。

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セナイ国際空港に10時少し前に到着。このタクシーの運転手、ビーチサンダルを履いている。シンガポールではあり得ない。慌てて出発ロビーへと向かいました。

Singapore GP 2018 — Part 12 (Kuala Lumpur) へと続く。
Singapore GP 2018 — Part 10 (Sunday Race) に戻る。

Singapore GP 2018 — Part 6 (Friday Afternoon P2)

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明日はここで予選を観戦しようと決めてから、P2開始の午後8時半まで2時間半あるので、一旦、サーキットパークから外に出ました。

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ラッフルズシティー・ショッピングセンター地下のレストラン街にあるDin Tai Fungは大勢の人が並んでいてしばらく入店できそうになたっかので、すぐ近くにあった天丼のお店、”Tempura TEN TEN”に初めて入店しました。天丼のセットメニュー(スペシャル天丼)を注文したら、大きな海老が二匹、名古屋城のしゃちほこのように逆立ちした状態で運ばれて来ました。同行者はオリジナルソース、私はスパイシーソースを選びました。見た目よりも脂っこくなくて、スパイシーソースに含まれる南国風香辛料が新鮮な味付けで、とても美味しく感じました。料金はS$16.25 x 2(¥2,683)

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3番ゲートから入ってすぐの仮設陸橋を使って、SRCがあるパダン方面に向かいました。この陸橋は午後9時半以降は逆向きの一方通行になります。

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パダンテラスから制限区域内にあるSRC敷地内に入場。テラスは一般観戦客は入れないので、空いています。

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P2開始時になれば、仕事を終えた現地の人がサーキットに押し寄せるので、P1走行時と比べると、金曜でもサーキットパーク内の人口密度が高くなります。それでも、現地のSRC会員とそのゲストは、飽きっぽい人が多いのか、30分も経過したら、トラックサイドはがらがらになります。

P9140118
f/1.8, 45.0mm, 1/250, ISO 500

金網越しでの流し撮り、しかも至近距離ですから、撮影難易度は非常に高い。連写して鉄柱の間に何とか収まった画像のみ保存するようにしています。明るい照明に照らされてはいるけれど、昼間の太陽光と比べたら暗いので、絞り開放になり、ISOも高めになってしまいます。

P9140124
f/1.8, 45.0mm, 1/250, ISO 800

プロのカメラマンはボランティアのマーシャル達がいるところと同じ通路を行き来します。

P9140132
f/1.8, 45.0mm, 1/250, ISO 500

マニュアルフォーカス、置きピンで撮影。

P9140078
f/1.8, 45.0mm, 1/250, ISO 1250

撮影場所が同じなら代わり映えのしない写真ばかりになるので、たまにはこんな失敗例も公開します。RED BULL TORO ROSSO HONDAのPierre Gaslyは、来期はHONDAのPUを搭載したASTON MARTIN RED BULL RACINGに移籍することが決定したようです。

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夜型から朝型の生活になった私は、ナイトレースの観戦には向かなくなったようで、P2が終了する午後10時(日本時間で午後11時)にもなれば眠くなる。P2終了を前に、オーチャード外れのアパートに戻ることにしました。

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MRTでCity HallからOrchardまで行き、ION Orchardのタクシー乗り場に向かいました。最初、タクシーを待つ人の長い列に加わりました。が、やって来るタクシーにはすでに客が乗っている。

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建物の入口付近に目をやると、列に並ばずにスマホを触っている人がいる。この人達が先にタクシーを捕まえているようです。

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不公平感、極まりない。よし、我々もここでGrabデビューしてやろう。

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配車サービスを利用してタクシーを予約するには、自分がいる場所をドライバーに伝えることができなければなりません。土地勘がないところならタクシー乗り場が最適です。iPhoneのGPS(位置情報サービス)を使って、Grabのサーバーには自分がいる場所は伝わっているはずですが、都心部ではピンポイントで位置を指定する必要があります。

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ドライバーの実名、車のライセンスナンバーなど、
個人を特定できる情報は隠してあります。

JustGrabを予約後、すぐにドライバーから場所を確認する連絡がありました。先客を今さっき降ろしたので、これから向かうという内容で、いかにも時間稼ぎしてそうなメッセージでした。私がGrab Appのアカウントに登録している連絡先電話番号は日本国内の番号なので、ドライバーから電話で連絡があることはないと思います。したがって、簡単な英文作成能力さえあれば、誰でも利用できるサービスです。

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予約時に確定していた運賃はS$12.00でした。徒歩で25分ぐらいの距離でしたが、深夜料金やF1料金など、上乗せされているかもしれません。しかし、便利なことは間違いありません。行き先を口頭で伝える必要はないし、クレジットカードを登録しておけば、現地通貨も不要。目的地が今回のように名が知られていないアパートであれば、普通のタクシーに乗車したとき、番地を伝えなければなりません。

車から降りるとすぐに領収書が送られてきました。ドライバーの評価は満点の星5つ、付けておきました。

Singapore GP 2018 — Part 7 (Saturday) へと続く。
Singapore GP 2018 — Part 4 (Friday Afternoon P1) に戻る。

Singapore GP 2018 — Part 3 (Thursday Afternoon)

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お昼過ぎにチャンギ空港からMRTで二つ目の駅、Tanah Merahで下車。この辺りは地上を走っています。

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シンガポールに引っ越してもうすぐ一年になるTOMOMIちゃんが駅まで迎えに来てくれました。

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シンガポール現地で暮らす人のお宅訪問は初めて。

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バルコニーが広い最上階のコンドミニアム。屋内はIKEAの組み立て家具で統一されていました。

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南国フルーツと紅茶のおもてなしを受けて…

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アメリカ中西部で暮らした1990年台半ばが懐かしく思い出されました。現地で暮らす人のお宅を訪問させていただくと、観光客とは異なる視点からいろんなものが見えて来ます。我々にとっては貴重な体験となりました。

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プール付きのリゾートホテルのようなコンドミニアムでした。

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タクシー乗り場まで常設してあります。iPhoneのGRAB Appを使ってタクシーを予約してもらいました。行き先はオーチャードのLe Grove Serviced Apartments

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程なくして到着したのは、別の客を乗せてやって来た普通のタクシーでした。シンガポール、マレーシアでは今年の春にGRABがUBERを買収したとかで、現在は配車サービスといえばGRABのみ。

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オーチャードの外れにあるLe Grove Serviced Apartmentsにチェックイン。木曜と金曜、二泊する予定です。

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アパートの間取りは1LDK。テレビはリビングルームと寝室に各一台ありました。

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冷蔵庫、冷凍庫に全自動洗濯機、食洗機、電子レンジなどを装備。しかし、使ったのは洗濯機と冷蔵庫だけ。

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アパートはオーチャードの外れたところにあるので、無料シャトルバスがMRTの駅やショッピングセンターを行き来しています。しかし、F1開催期間中はCity Hall周辺にバスで向かうことは不可とのことでした。

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シャトルバスが利用できないので、GRABを利用してSwissôtel The Stamfordまで移動しました。

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Raffles CityのDin Tai Fungで遅めの昼食。

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一年ぶりにダンカンと再会し、特別な観戦チケットを入手しました。

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宿泊施設だったSRC2階は大規模な改装が行われ、バルコニーも一変しました。

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このバルコニーからパダンメインステージがよく見えます。ここは文字通り、野外ステージのバルコニー席。

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眼下にはT9。

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一旦、MRTを利用してアパートに戻ってから、休憩の後、再度サーキットパークにやって来ました。StevensからもOrchardからも歩くとアパートまで20分以上もかかり、かなり不便なところにあるアパートであることがわかりました。

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木曜の夜といえば、ドライバーがチームスタッフと共にトラックの下見をしますが、寝不足の影響か、体力の限界を感じたので、いつもより早めにアパートに戻りました。

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Malaysian GP 2017 F1NALE — Monday

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4泊連泊したGrand Millennium Hotel Kuala Lumpurを午前10時過ぎにチェックアウト。

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市内から50キロ近くある空港へはM君が手配してくれたGRAB白タクで向かいます。

M君から受け取ったメッセージの添付画像をドライバーに見せて、間違いないことを確認してから、乗車しました。GRABの場合、提示された運賃に有料道路利用時の料金を加えた額が最終的な運賃になるそうです。渋滞しても運賃が高くなることがないので安心できます。マレーシアで競合するUBERの場合は渋滞時に運賃が加算されるそうです。普通のプロのタクシーに乗車したら空港までRM100.00以上はするので、大幅な節約になります。二人で乗車するのならKLIA Ekspresよりも安くなります。

手配してくれたM君のGRAB Appには我々が乗車した車の現在位置がわかるようになっていました。

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1時間ほどでKLIA2国際線出発ロビーに到着しました。高速道路の料金を加えた運賃はRM75.00。降車して間もなく領収書がM君経由で送られて来ました。GRABを初体験してみてその利便性は感動的でさえありました。メーターを使わずにぼられることもないし、乗車したタクシーの運転手の名前やナンバープレートの情報が記録として残るので安心感があります。

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金正男氏暗殺現場を通過してマレーシアを出国、定刻通りに出発したAirAsia D7 1に搭乗しました。今回のマレーシアGP観戦旅行では現地在住のM君にお世話になり、現地に住む人の視点からもマレーシアという国の状況や慣例を垣間見ることができました。

セパンインターナショナルサーキットは観客重視のレイアウトで思っていたよりもずっと観戦と撮影がしやすいサーキットであるという印象を持ちました。今年で最後になるのは勿体ない気もしますが、観客数があの程度では赤字になるだろうし仕方がないことかもしれません。

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