Kitchen Range Hood — Part 5

BOSCH製インパクトドリル(振動設定なし)に取り付けた自在錐を使って、屋外側トリムボードに直径163ミリの穴を空けました。二回目なので、肘を持っていかれることもなく、両面から徐々に綺麗な穴を空けることができました。

今から14年前の2014年夏にHandy Home Huronを建てた時、自称プロのある電気屋さんから自在錐をお借りしたことがあります。その自在錐は切れ味が悪く、厚み10ミリほどのガレージ外壁材に換気口用の穴を空けるのに苦労しました。摩擦熱で材が焦げたのを覚えています。本物のプロがお持ちの道具は高級品なのか、切れ味が全く違いました。私なら一生に数回しか使わないであろう、切れ味の良い自在錐が欲しくなりました。

未塗装の裏側に墨線を入れたら、板の裏表が逆になりました。トリムボードは後日、塗装する予定です。

円形フード付きガラリをアルミダクトに取り付けて、漏風対策としてアルミテープを巻き、ガラリを押し込みました。左下にある直径100ミリのガラリは古い換気扇に接続されていたもの。

雨水対策として円形フード付きガラリの上半分にコーキング材を施工しました。

本体付属の前板と幕板、別売の横幕板一枚を取り付けて、作業を終了しました。アルミダクトが丸見えですが、気にしない。中途半端に隠すより、丸見えの方がむしろ格好良い。新しいレンジフードの換気性能は優秀で、弱で稼働中も外に出れば、換気した風を肌で感じることができます。

レンジフード取付作業の難易度:5段階で3

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Kitchen Range Hood — Part 4

大工さんが戻られた後、レンジフード取り付け作業を続けました。150ミリ径のアルミダクトを排気口に接続し、ダクトの周囲にアルミテープを巻きました。取付説明書によると、アルミテープは排気口設置面の四方にも貼る必要があるようです。(後日、四方にも貼る予定)

ホームセンターで買って来たアルミダクトは、伸ばせば3メートルもありますが、他の場所で使用する予定はないので、必要以上に伸ばさずにそのまま3メートル分を使い切ることにしました。

取り外したトリムボード受け材は米杉(WRC)の板でした。

米杉の板材を20ミリほど削り落としましたが、これではダクトが収まりそうにありません。

いっそのこと切ってしまえということで、板材を丸鋸で切断しました。この板材を支えるスペーサーが必要となったので、端材を使って加工。

お借りした自在錐を使って、屋内側のトリムボードに直径163ミリの穴を空けます。

穴の中心を決めて、

アダプターを取り付けたインパクトドライバーに自在錐を取り付け、表と裏の両面から穴空け。一気に穴を貫通させようと下方向に力を入れ過ぎると、突然、回転が停止したり、貫通した際に肘が一回転しそうになります。作業中にアダプターが緩んだので、BOSCHのインパクトドリルに交換しました。インパクトドリルの設定は振動なしで。

思惑通りに綺麗に空いた直径163ミリの穴。

トリムボードを元に戻し、

アルミダクトを穴に通しました。本日の作業はここまで。

12月7日追記:排気口設置面の四方にもアルミテープを貼りました。これで風が漏れることはないでしょう。

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Kitchen Range Hood — Part 3

この窓上のセトリングスペースにレンジフードのダクトを通す計画です。ダクトの径が150ミリに対して、窓上の隙間は高いところで130ミリなので、トリムボードを固定する板を20ミリほど削る必要があります。

円形フード付きガラリはこの辺りに取り付けようとしています。

トリムボードを固定する受け材を取り外して板の厚みを調整します。インパクトドライバーが入らないので、ビスは手で緩める必要があり、難儀しました。

屋内側からもビスを緩めていると、聞き慣れたトラックのエンジン音が…

取り外したトリムボード2枚に直径150+10ミリの円形穴を空けなければなりませんが、私は自在錐を所有しておらず、ご近所の大工さん(ライフアーキテクト社長)にお借りしようとしていました。その大工さんがわざわざ自在錐を持ってきてくださいました。

レンジフードはこれまでに100台近くも取り付けた経験があり、このタイプなら5分で取り付けられますよということで、いつの間にか私が助手となり、設置作業が始まりました。

取扱説明書や施工説明書など読むこともなく、言われるがままにガレージ内で取り付け準備のビス留め。

既設の換気扇とキャビネットを取り外し、

新しいレンジフードをログウォールに取り付けました。レンジフードの下端からコンロ上、85センチとしました。600ミリ幅の当製品は本体重量が13.0kg。一人が支えている間にもう一人がビス締めする必要があります。既設の換気扇は消防法違反?

ビスはエクステンションバーを取り付けたインパクトドライバーで締めておられます。

画像ファイルのExifデータを確認すると、ガレージ内で取り付け準備を開始してからログウォールにレンジフードを固定するまでの作業時間はおよそ17分。既設の換気扇を取り外したり、おしゃべりしていた時間を差し引くと、本当に5分ぐらいで取り付けたことになります。電線の末端処理と本体への接続作業も含めてのことですから本当に速い。プロと素人の大きな違いは作業に要する所要時間。我々がやっていたらレンジフードを壁面に取り付ける作業自体に半日以上は要していたかもしれません。

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Kitchen Range Hood — Part 2

レンジフード購入を目的に久しぶりに鶴浜のIKEAへ。

最も廉価な深型のレンジフードがお目当の製品でした。

製品名はスウェーデン語のラーガンですが、この製品を含め、日本国内のIKEAで販売されているすべてのレンジフードの製造は富士工業のようです。尚、富士工業はブランド名称をFUJIOHに変更となったようです。

シロッコ式のファンなので、既設のプロペラ式と比べるまでもなく威力があるはずです。

後部座席を倒せば、Suzuki Hustlerに余裕で積めました。帰宅後、お向かいさんのレンジフードを見せてもらいました。デザインが似ているとは思っていましたが、同じFUJIOH製であることは知りませんでした。富士工業改、FUJIOHはレンジフードの分野で国内シェアトップだそうです。

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