堺にある創業1695年の老舗蕎麦屋、「ちく満」の温かい蒸篭そばもどきを自宅で作ってみました。温かいざるそばを溶き卵入りの熱いそばつゆに浸けるだけですから自宅でも簡単に作れます。
標準茹で時間4分半の乾麺をプラス1分ぐらい、長めに茹でました。そばつゆは薄めずに使うセブンイレブンのつゆを使用。卵と刻みネギもセブンイレブンで調達。味は本物に近いものができますが、自宅では雰囲気があれなので、モノクロでごまかしています。
現実はこちら。高速道路を乗り継いで堺まで本物を食べに行く価値があることを実感しました。
「ちく満」の門をくぐるとすぐに製粉工場のような設備があり、部屋に通される前に必ずそのそば粉加工設備を見ることになります。食事する純和風の部屋からも調理場が見えます。
視覚が味覚に及ぼす影響は大きい。蒸篭そば3斤と薬味、そばつゆをセットにした¥1,500の「おみやげ」を持ち帰って、指示通りにその日のうちに調理して自宅で食べても味が違うということになるのはそのためかと思います。