Brother DCP-J968N-B/W Firmware Updated To Version G

Brother複合機、DCP-J968N-B/Wの新しいファームウェア(Ver. G)が公開されたので、アップデートしました。新しいソフトウェアの案内は、Brotherに登録したメールアドレスに届くようになっています。私の場合、登録したメールアカウントはiPhoneにのみ設定していたので、当然ながら案内がiMacに来ずにiPhoneでのみ受信しました。ファームウェア更新案内メールに埋め込まれているリンクをタップすると、Brotherサポートサイトのソフトウェア、ダウンロードページが開きます。

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iPhoneにファームウェアをダウンロードしても意味がないので、iMacにメールアカウントを追加し、案内メールをiMacで受信しました。そして、リンクをタップしてファームウェア更新用ソフトウェアをダウンロードし、USBケーブルをiMacに繋ぎ直して、ファームウェアを最新のVersion Gにアップデートしました。

後から気づいたことですが、ファームウェアのアップデートはBrotherのiOS用AppであるiPrint&Scanを使えば、もっと簡単に実施できました。

ファームウェアの更新に関しては問題なく実行できましたが、Brotherに登録したメールアドレスのアカウントをiMacに設定する際にちょっと困ったことになりした。あろうことか、Yahoo! (HAGE!) JAPANのメールアカウントをBrotherに登録していたのです。このアカウントをiMacに設定すると、「Yahoo! (HAGE!)メールからのお知らせ」と題した迷惑メールが送られて来ました。副題は「IMAPアクセスの利用開始とYahoo! (HAGE!)ダイレクトオファー自動登録のお知らせ」です。恐ろしいことにIMAPでメールアカウントを設定すると、ダイレクトオファーが自動登録されるらしい。

迷惑メールマガジンである「Yahoo! (HAGE!) ダイレクトオファー」の登録を解除しても、iPhoneでYahoo! (HAGE!)メールのPOP/IMAPアクセスを利用すると、この忌々しいダイレクトオファーに再度自動登録されます。

Brotherに登録したメールアドレスをiCloudのアドレスに変更し、Yahoo! (HAGE!) JAPANのメールアカウントをiPhoneとiMacから削除するのが最善な対策であると思われます。

そもそもなぜ私はYahoo! (HAGE!) JAPANのアカウントを取得したのか?iOS端末用「Yahoo! (HAGE!) JAPANカーナビ」の交通情報を表示させるにはYahoo! (HAGE!) JAPANのアカウントでログインする必要があったからです。メールアカウントを削除しても、ログイン状態は維持されるだろうから、メールアカウントは削除しました。

ところが、Yahoo! (HAGE!) JAPANのアカウント自体がiPhoneから削除され、交通情報が表示されなくなりました。カーナビにログインできなくなったので、一旦、カーナビを削除し、App Storeから再ダウンロードしてインストールしようとしましたが、適切に削除されなかったのか、再インストールもできなくなりました。

そればかりでなく、eo光多機能ルーターに突然、不具合が発生し、ネットも光電話も不通になりました。eo光の通信障害が発生しているとの情報もないし。回線終端装置と多機能ルーターを再起動させたらやっと復旧しました。Yahoo! (HAGE!) JAPANカーナビはまだ再インストールできていません。

これら一連の不具合と障害の発生原因がBrother複合機のファームウェア更新ではなくYahoo! (HAGE!) JAPANだとすると、本当に恐ろしいことです。

Setting Up brother DCP-J968N-B

brother DCP-J968N

新調したbrotherのインクジェット複合機、DCP-J968N-Bのセットアップを行いました。「かんたん設置ガイド」に従い、まずは用紙トレイにA4サイズの用紙をセットし、電源を入れて、スターターインクカートリッジを取り付けました。インクカートリッジは前面にあるインクカバーを開いて取り付けるようになっています。すぐにプリントヘッドのクリーニングが実行されました。クリーニング終了後、操作パネルのOKを押し、印刷品質チェックシートを印刷。その後、「ソフトウェアのインストール方法」を印刷。

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この時点ではiMacに接続されていないので、印刷した「ソフトウェアのインストール方法」にはプリンター内臓のフォントが使われているようです。決して綺麗とは言えないフォントです。「Macintoshパソコンにインストールする場合」に書いてあるURL(http://support.brother.co.jp/j/d/b3d3/)からソフトウェアをダウンロードして、iMacにインストールしました。

brotherのサイトには旧製品のDCP-J963N-B/Wと新製品のDCP-J968N-B/W用のフルパッケージが用意されていましたが、何が違うのだろう?新製品の方をクリックすると、OSの種別はすでにMacにチェック済みでしたが、OSのバージョンは最新が”OS X (10.11)”になっている。macOS Sierra 10.12用のフルパッケージがまだ用意されていないようです。追記:brotherサポートサイトによると、macOS Sierra 10.12用のフルパッケージは11月下旬に提供されるそうです。

左のメニューに「ソフトウェアダウンロード」があったので、そこをクリックすると、”macOS (10.12)”があったので、「決定」ボタンをクリック。プリンタードライバーとスキャナードライバーを別々にダウンロードできるページに移りました。更新日2016/09/27、バージョン1.1.0のプリンタードライバー(26.87MB)をダウンロードしました。続いて、更新日2016/09/27、バージョン1.10.7.0bのスキャナードライバー(293.07MB)もダウンロードし、iMacにインストールしました。

当初、無線LAN(Wi-Fi)でiMacとプリンターを接続していましたが、仕様を読むと、規格がIEEE802.11b/g/nであり、acには対応していないので、USBケーブルを使い、AirMac Extremeに接続しました。

printersscanners

追記:System Preferences… > Printers & Scannersで+ボタンをクリックすると上のスクリーンキャプチャーが現れました。Brother DCP-968Nは3つもあります。2列目のKindがBonjour Multifunctionのものを選び、名称を変更してプリンターを追加しました。1列目のBonjourのものを選んで追加すると、Locationが正しく表示されますが、Options & Supplies…でUtilityが正しく機能しません。

下にbrother DCP-J968Nの仕様を転記しておきます。

本体
製品名DCP-J968N
JANコードDCP-J968N-B:4977766763714
液晶ディスプレー2.7型TFT
タッチパネル有り
記録紙サイズL判~A4
給紙トレイ/排紙トレイ容量最大100枚/最大50枚
(普通紙:用紙厚さ0.08mm~0.15mm)
手差しトレイ有り(1枚)
ADF(自動原稿送り装置)有り(最大20枚)
インターフェイスHi-Speed USB2.0*1、有線LAN、無線LAN
記録方式カラーインクジェット
印刷マージン*2上下左右:0mm(ふちなし設定)、3mm(コピー時)
メモリー容量128MB
電源AC100V 50/60Hz
消費電力*3スリープモード時:約1W
待機時(電源OFF時):約0.2W、コピー時*4:約18W
動作環境温度:10℃ー35℃、湿度:20%ー80%(結露無きこと)
稼動音50dBA以下
外形寸法(横幅×奥行き×高さ)400×341×172mm(突起部を除く)
質量(インクカートリッジ含む)約8.6kg
カラープリント
プリント解像度*5最大6000×1200dpi
最小液滴量1.5pl
プリント速度
(カラー/モノクロ)*6
約10/12ipm
両面プリント速度
(カラー/モノクロ)*6
約3/3ipm
対応用紙サイズ

用紙トレイ(下段)/手差しトレイ:A4、レター、エグゼクティブ、B5(JIS)、A5、A6、2L判*18、封筒*7、インデックスカード、はがき*8、ポストカード

スライドトレイ(上段):L判、はがき*21、ポストカード

対応用紙種類(給紙枚数)

用紙トレイ(下段):普通紙(100枚)、インクジェット紙(20枚)、光沢紙(20枚)、封筒*7(10枚)、インデックスカード(30枚)、はがき*8(40枚)、ポストカード(40枚)

スライドトレイ(上段):普通紙(20枚)、インクジェット紙(20枚)、L判光沢紙*9(20枚)、はがき*21(20枚)、ポストカード(20枚)

自動両面プリント有り(対応用紙種類は普通紙:A4、レター、エグゼクティブ、A5、B5、はがき*16
CD/DVD/BDレーベルプリント有り
カラーコピー
解像度*5最高2400×1200dpi
コピー速度(カラー/モノクロ)*6約6/6ipm(ADFコピー時)
連続コピー枚数最大99枚
縮小・拡大コピー有り(既定サイズ及び25-400%の1%刻み)
自動両面コピー(片面⇒両面)有り(対応用紙種類は普通紙:A4,A5,B5)
CD/DVD/BDレーベルコピー有り
その他コピー機能ページレイアウトコピー(2in1 4in1 ポスターコピー)*10、2in1IDカードコピー、ブックコピー、透かしコピー、インク節約モード、裏写り除去コピー、地色除去コピー
カラースキャン
光学解像度*111200dpi(主走査)×2400dpi(副走査)
ソフトウェア補間解像度*1219200dpi(主走査)×19200dpi(副走査)
カラー階調入力:30ビット、出力:24ビット
グレースケール256階調
スキャン速度
(カラー/モノクロ)*13
4.3秒/3.4秒
ダイレクトプリント
対応メディア*14USBフラッシュメモリー、メモリースティックDuo/PRODuo、SDメモリーカード/SDHCメモリーカード/SDXCメモリーカード、マルチメディアカード/plus
デジカメプリント解像度*5最大6000×1200dpi
デジカメプリント画像
フォーマット
JPEG
動画プリント有り(AVI/MOV形式のMotionJPEG)
ピクトブリッジ有り
ネットワーク*15
有線LAN有り(10BASE-T/100BASE-TX)
無線LAN有り(IEEE802.11b/g/n)
AOSS™/WPS対応有り
Wi-Fi Direct®有り
タッチ de プリント&スキャン(NFC)有り

Purchasing brother DCP-J968N-B

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現在、Canon製インクジェット複合機のすべてのドライバー、アプリケーションがmacOS Sierra 10.12に未対応であり、私の所有するPIXUS MP630は対応する予定もなく、非サポート機種です。macOS標準ドライバーで使えなくもない状況ですが、顔料インク用のヘッドが目詰まりしていて、事実上、使えないので、およそ7年ぶりにプリンターを新調することにしました。

Amazonで絞り込みせずに「インクジェット複合機」で検索してみると1,609件もヒットしました。これでは何が何だかわかりません。プリンタ用紙サイズを「A4」、プリンタ出力タイプを「カラー」、プリンタの特徴で「自動両面印刷」をチェックして絞り込むと35件がヒット。さらに、ブランドを「エプソン」と「ブラザー工業」に絞り込むと14件になりました。これでも多いので、実際にお店に出向いて店員さんと相談しながら比較検討してみようということになりました。

EPSONのユニフォームを着た店員さんに「Canon以外のインクジェット複合機を探しています」と声をかけました。条件は次の通り。

  • macOS Sierra 10.12にドライバーが対応していること
  • 自動両面印刷ができること
  • 写真よりも書類優先で、文字が滲まないこと。
  • 互換インクが使えてランニングコストが安いこと
  • 用紙サイズはA4であること
  • 無線LAN対応であること

EPSONの家庭用複合機は顔料インクを使わず、すべて染料インクなので、写真は綺麗に印刷できるけれど、文字は滲む可能性があるということでした。EPSONの社員?であるにもかかわらず、私の条件を満たすと思われるbrother製のプリンターを勧められました。brother製家庭用インクジェットプリンターのインクは4色であり、カラーインク(マゼンタ、シアン、イエロー)は染料で、ブラックインクは耐水性に優れた顔料であることを知りました。特に1枚あたりのインクコストが安いDCP-J983N(¥37,670)が一押しのようでした。プリンター本体の代金は高いけれど、ランニングコストが安いので、一年ぐらいで元が取れるとのことでした。(しかし、それは純正インクを使用することを前提にしている。)

私もネットで下調べをしてbrotherのプリンターが良いのではないかと思っていました。EPSONの店員さんお勧めの大容量インクカートリッジ採用のbrother DCP-J983N(¥37,670)ではなく、brother DCP-J968N-B(¥21,030)を仮押さえして、夕食をとりながらさらに比較検討することにしました。結果、ADF(自動原稿送り装置)の機能がないDCP-J567N(¥15,900)が良いのではないかということになりました。

プリンター売り場に戻り、DCP-J567Nの在庫を尋ねると残念ながらなし。ネットから買いますのでと言いながら、売り場から離れようとしていたら、今度はbrotherのユニフォーム着用の別の店員さんが「お客様、ちょっとお待ちください」と声をかけられました。

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仮押さえしたbrother DCP-J968N-Bを購入し、くじを引けば多分、商品券¥2,000分が当たります、¥1,040相当の予備のインクカートリッジ(LC211BK)も付いてくるかもしれませんとの耳寄り情報を密かに教えてくれました。

brother DCP-J968N

brother店員さんの甘い言葉に乗せられて、仮押さえしていたDCP-J968N-Bを購入することになりました。税込価格¥21,030から10%の2,103ポイント還元と¥1,040の顔料インクカートリッジ、それに¥2,000分の商品券の分を差し引くと、実質¥15,887で2016年度新モデルが買えたことになります。

本当に得をしたのかどうか?正しい選択だったのかどうか?旧機種のDCP-J963NならAmazonで¥11,480で売っています。(ヨドバシ.comでは販売終了)気になり、調べてみると、興味深いサイトがヒットしました。その方が言うには旧機種のDCP-J963Nと新機種のDCP-J968Nとは本体サイズや質量を含めた基本スペックや使用するインクが全く同じであり、本体で違うのは品番だけだそうです。品番だけ変えた去年のモデルを二倍の価格で販売するのは消費者を欺いているかのようです。インクジェットプリンターの業界には色々と闇に包まれた事情がありそうです。