Otsu Matsuri 2016 Yama (Float) Building

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10月9日(日)は大津祭本祭り、その一週間前の日曜は山建てと曳き初めの日ということで、山建ての様子を見学+撮影に出かけました。今日は午後4時からF1マレーシアGP決勝なので、それまでには帰宅できるよう、正午過ぎに浜町のTimesパーキングに駐車。午後3時から3時半の間に予定されている曳き初めは見れそうにありません。

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国の重要無形民俗文化財に指定されたことを記念して、湯立山は曳き初めの後、JR大津駅前で10月7日まで展示される予定だったそうですが、台風18号が接近しているので展示を取りやめたそうです。

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幼い頃に囃子方として乗っていた西宮蛭子山(鯛釣山)と郭巨山(釜掘山)は、台風の接近を危惧してか、この日は山建てしていなかったようです。

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三年前に大津市の宮大工により新調された龍門滝山(鯉山)の前輪。

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山建ての時は前輪を少し持ち上げて、ほぼ水平になるようにしてから山を組み立てるようです。

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ちょうどお昼休みの時間だったため、山方さんは休憩中。

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鐘も太鼓も取り付けられた神功皇后山は午前中の作業でほぼ完成している。

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源氏山(紫式部山)は独自のサイトを運営されています。

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大きな提灯が目印となる月宮殿山(鶴亀山)もほぼ完成していますが…

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見送りは宵山仕様。

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右車輪が傾いた状態で組み立てられていますが、大丈夫だろうか。

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こういう写真を撮りに来たのですが、出遅れました。

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丸屋町アーケードの中にある西王母山(桃山)はお昼休みを早めに切り上げて屋根の部分を組み立て中でした。

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西宮蛭子山(鯛釣山)と郭巨山(釜掘山)の山建てはいつ行われるのだろう。

「大津祭」と「山建て」をキーワードにネットで検索すると、新聞会社の記事がヒットしました。京都新聞の記事によると、西宮蛭子山は組み立て作業を土台部分までで終了し、屋根や柱の組み立ては8日の宵宮に行うとのこと。中には「正午過ぎには計13基の曳山が姿を現した」などと、取材もせずにいい加減なことを書く新聞会社もあります。

Otsu Matsuri Yoimiya

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ここ数年、F1日本グランプリと大津祭が同じ週末に開催されていましたが、今年は1週間ずれたので、大津祭には宵宮から「フル参戦」することにしました。今年は滅多に使わない、手ブレ補正機構なしの単焦点レンズ、AF Nikkor 35mm f/2DとFujifilm XQ1のみを宵宮に持参しました。

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手ブレ補正機構がないと、絞り値を開放近くにしなければならず、被写界深度が浅くなるのでピント合わせが難しくなります。また、夜の撮影ではシャッタースピードが遅くなりがちなので、被写体ブレも起こりやすくなります。

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傘を用いた照明、他の人も撮影されていました。換算52mmの単焦点レンズなので、他の撮影者が視界に入らないようにする場合、ある程度、被写体に近づく必要があり、構図の自由度が制限されます。

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ズームレンズのコンデジの方が構図に自由度があります。

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鶴亀山(月宮殿山)の見送り。

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一般客がお囃子に参加できるよう、鐘と太鼓が設置してあったので、?十年ぶりに小学生に戻った気分で鐘を叩かさせていただきました。不思議なもので、小学生の時に覚えたお囃子が数十年の月日が経過しても身体が忘れていません。囃子は「戻り山」ではなく、「宵山」でした。

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各町によって囃子が異なりますが、私は郭巨山の「宵山」で、鉢を振りました。台風19号が接近していましたが、翌日の本祭は予定どおり、行われそうでした。

Otsu Matsuri 2013 Karakuri

大津祭の曳山巡行で特徴的な絡繰りを操作する所望(しょうもん)を浜通りで動画撮影しました。720p HD、6’44″の長い動画です。有線またはWi-Fi環境下で視聴されるよう、お勧めします。先日、入手したイタリア製Manfrottoの一脚(MM294C4)が活躍しています。iMovieでクリップを編集時にスタビリゼーションを実施。さらにYouTube Video Managerでブレ補正を行い、HDR風の補正もかけています。コントラストが高過ぎて映像が粗くなったのはHDR風補正のためでしょうか。タイトル文字がブレているのもアップロード後にYouTubeでブレ補正を行ったため。

一本目の動画では西宮蛭子山(鯛釣山)、龍門滝山(鯉滝山)、湯立山(おちゃんぽ山)、月宮殿山(鶴亀山)、人気の西王母山(桃山)が登場します。鶴亀山は所望後、動画撮影中の私の胸元に手拭いが降って来る様子を捉えています。すぐ前に立っていた人がキャッチし損なった手拭いです。

二本目の動画では郭巨山(釜堀山)、源氏山(紫式部山)、神功皇后山(神功山)、猩々山、石橋山(唐獅子山)、殺生石山(きつね山)、孔明祈水山(孔明山)の所望を記録。720p HD、11’34″の長い動画です。有線またはWi-Fi環境下で視聴されるよう、お勧めします。

二本の動画で狸山と鶴亀山を除く、11基の曳山の所望を編集しました。これら二本の動画はYouTubeにアップロード後にさらにブレ補正を行いました。このブレ補正はかなり強力であり、補正後の動画はまるで三脚に固定して撮影したようにも見えます。紫式部山の所望時は逆光になっていましたが、iMovieでクリップを編集した時に露出とレベルを補正してあります。

Appleの動画編集AppであるiMovieとYouTubeでブレ補正を行うという前提なら、一脚は非常に効果的であることがわかりました。視界を遮るものや人がすぐ前にいても、一脚を持ち上げればカメラの位置は高さ3メートルにもなります。水平方向に移動する被写体を追いかける時は、一脚を回転させれば良いし、三脚固定と比べるとはるかに機動力があります。

一脚を用いた動画撮影が案外、楽しいことがわかりました。来シーズンは釣行時も一脚を持参してみよう。山道を歩く時に一脚は杖代わりにもなります。

大津祭所望についてはNPO法人大津祭曳山連盟のウェブサイトに詳しい解説があります。

Otsu Matsuri 2013

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釜堀山(1693年)

去年は宵宮、今年は本祭。この日(10月13日)は午後3時からF1日本グランプリ決勝が始まるので、昼過ぎ頃まで大津祭を楽しむことにしました。曳山自体は300年前から変わらなくとも大津市中心部の町並みはどんどん変貌して行きます。

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おちゃんぽ山(1663年)

絡繰り人形の様子を動画で撮影しようと、所望(しょうもん)がある場所を選びましたが、角度によっては逆光になります。赤白の半紙は所望の目印。

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13基の曳山の中で最も新しい鶴亀山(1776年)

同級生が笛を吹いているか、あるいは曳き手として山の巡行を担当しているかもしれませんが、長らく会っていないので良くわかりません。

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動画撮影中に幸運なことに手拭いが私の胸元に降ってきました。

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狸山(1635年)

少し早めの昼食後、中町通りを経由して中央大通りへ。毎年先頭を進む狸山の曳き手には外国人のボランティアが多く参加していました。留学生かもしれません。

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皇后山(1749年)

中町通りと中央大通り交差点の中央分離帯に移動し、曳山を待ち構えました。方向転換(辻廻し)する様子を動画撮影中。神功皇后山の車輪は今年、新調されたそうです。

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方向転換する時は前輪を持ち上げて後輪の二点を支点として回転させます。曳山は前輪が後輪よりも小さくなっていて、前輪を持ち上げて辻廻しをする時に仰向けに倒れないようになっています。

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中央大通りに集結して昼休み。この週末は快晴でした。例年なら大津祭の時期は衣替えの季節であり、上着を着るかどうか迷うことが多いのに、今年は半袖でも寒くは感じない異常な陽気。

Sony DSC-RX100で撮影し、iMovieで編集してYouTubeにアップロードした動画は後日、公開する予定です。

Otsu Matsuri on October 13

F1日本グランプリ決勝の日と重なるのが大津祭。今年も日本グランプリは11日、金曜のP1とP2だけ観戦+写真撮影に出かけようと計画しています。決勝の13日は久しぶりに大津祭曳山巡行を見に行こうと考えています。スケジュールを確認するためにネットを検索すると、NPO法人大津祭曳山連盟の素晴らしいウェブサイトが見つかりました。明日、6日は山建てと曳き初め。

Otsu Matsuri 2011

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F1日本グランプリ決勝の日、昼前から大津祭開催中の浜大津へ。車は浜大津アーカスの駐車場に停車。

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画像は重要文化財ゴブラン織(複製品)の見送り。確かベルギー製だったと思います。祇園祭に負けず、大津祭も立派な動く美術館です。

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私も幼少時に鐘を叩いていました。こんな所で順番を待つ子どもがいると言うことは、子どもの人数は十分に足りているのでしょう。

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昼の休憩は昔のように電車道ではなく、大津駅前通り。Ricoh PX「ミニチュアライズ」モードで撮影。

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街の景観を保存しようとする動きがあるのかないのか、マンションやオフィスビルが増えているので、こうした写真もなかなか撮れなくなってきました。

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大津祭の山車は「鉾」ではなく「山」と言います。

旧大津公会堂

レンガ造りの洋館、旧大津公会堂。現在は4つのレストランが入居しているそうです。午後3時から始まる日本グランプリ決勝に間に合うよう、この後、急いで帰宅しました。

Otsu Matsuri 2009

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Olympus PEN E-P1と17mmパンケーキ、35mm F3.5マクロを土屋鞄のカメラバッグに入れて、大津祭に行ってきました。よく晴れた撮影日和でした。写っているのは源氏山。

OLYMPUS PEN E-P1 w/M.Zuiko Digital 17mm F2.8

やはり、17mmパンケーキの方が使いやすい。旧駅前通りと京町通の交差点。

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天孫神社には露店と屋台が並びます。?十年ぶりに食べた「元祖串かつ」、懐かしい味。肉というより、ソースに浸して味がついたころもを食べる感じ。昔と同じ場所に出店されていました。2本で100円。価格だけが変わっています。

OLYMPUS PEN E-P1 w/M.Zuiko Digital 17mm F2.8

天孫神社は通りを挟んで県庁の向かい側にあります。滋賀県庁は国会議事堂のような由緒のある建物。

OLYMPUS PEN E-P1 w/M.Zuiko Digital 17mm F2.8

釘は一本も使っておりません。大津祭では鉾ではなく曳山と言います。全部で13基。

OLYMPUS PEN E-P1 w/M.Zuiko Digital 17mm F2.8

35mmマクロは慣れていないためか、スナップ撮影でのフレーミングがちょっと難しいというか、使いにくいと感じました。残念ながら公開できる写真が一枚もありません。何本か動画を撮影したので、iMovieでの編集方法を習得すれば、YouTubeにアップする予定です。上の写真には桃山と湯立山が写っています。