KNIPEX High Leverage Combination Pliers (02 01 200)

KNIPEX 02 01 200 High Leverage Combination Pliers

日本語では「ペンチ」、英語では”pliers”、何でも掴める便利な万能工具というイメージがありますが、物を掴むことよりもKNIPEXのペンチはピアノ線などの硬線を切断する能力が特に優れています。私の用途は針金を曲げたり切断したりですが、万能工具は意外と出番が多くはありません。

KNIPEX 02 01 200 High Leverage Combination Pliers

ピアノ線なら2.2mmまで切断可能であるとプラスチックコーティングのハンドルに印字してあります。

KNIPEX 02 01 200 High Leverage Combination Pliers

全長が200mmで私の手には少し大きく感じます。2.0mmのピアノ線切断能力がある全長180mmのモデルもありますが、私の手にはそちらのサイズの方が馴染むかもしれません。材質はオイル焼き入れ焼き戻し処理済みの高級特殊工具鋼。

AP Slip Lube and KNIPEX Pliers

錆はなかったのですが、先日、入手したアストロプロダクツの防錆潤滑浸透剤、「スリップルブ」をスプレーで塗布しておきました。潤滑油としても機能するので、ペンチの動きがより滑らかになりました。

3 thoughts on “KNIPEX High Leverage Combination Pliers (02 01 200)

  1. 筆者 様

     新しい工具は、独特の輝きがありますね。若い頃、機械関連のSetup & Teaching Engineerをしていた頃は、このPliersの様な「外国製」のピカピカの工具に結構凝りました。たまたま、海外の機械設備関連のEngineerだったので、Driver Set、アレンキー(六角レンチ)等々、私の使用していた(今でも、持ってます。個人持ちの工具でしたので)工具の殆どはスイスやGermany製でした。プラスドライバー先端等は筆者様の仰るのと同じで、焼き入れ硬度が全く違うので「へたり」もしません。アレンキーにしてもバナジュームコーティング処理(現実には、含浸させている)ですので、これも又、「へたり」もしません。モンキーレンチ、Inch & ミリそれぞれのスパナセット、どれを手に取っても「確かな工具」でした。

     筆者様の工具関連ブログは、私の忘れてていた「最前線のSetup & teaching Engineer」の仕事とその相棒であったPro Tool達を思い出させてくれました。しかし、若い時に、よくあんな重いPro Tool達をTool Boxに入れて現場に行って仕事をしたものだと思います。

    Jim,

    1. 実はKNIPEXのこの工具、数年前に購入したものです。あまり使っていないから、あるいはPIKALで磨いたから妙に輝いています。外国製のピカピカ工具と言えば、Snap-onやMac Toolsを連想します。KNIPEXはドイツ製ですが、スイス製のドライバーと言えば、PBでしょうか。モンキーレンチはスウェーデン製のBAHCOが有名ですね。私は入手した高級工具を使う機会はあまりなく、どちらかと言えば、コレクションにしています。実際に使用するのは安価で実用的な工具に登場してもらうことが多いです。

      “Setup & Teaching Engineer”のお仕事?どんな機械のセットアップでしょうか。それを言えば、お仕事がばれてしまうかもしれませんので無視してください。

      1. 筆者 様

         よくご存知で!!Swiss製のドライバーのメーカーはその通りです。差し替えが出来るドライバーの柄にボール六角レンチのシャフトも入れますと10〜14本のセットになります。

         若き日の仕事と現在の仕事は全く違いますので差し支えはありませんが、余り実名を出すと分かってしまうので、程々に説明しておきます(笑)。Setup & Teaching Enginnerの仕事は、スイス、イタリアの世界的に有名で且つ高性能・高精度な加工機械(Mother Machineと呼ばれるジャンルに入るモノです。 Swiss)と同じく高性能・高精度なSteel Sheet加工の機械です(Italia)。 現在でも、この両方の加工機械の精度と加工能力は他を寄せ付けない世界でピカイチの代物です。

         現在のお仕事は、筆者様が既に察しておられる(?)お仕事です。分野としては、全く違う分野です。勿論、若き日の経験は十分行かされる仕事です(笑)。

         確かに工具って、使うための「最良」の形になっている訳で、追求された工業の「美」がそこの存在する事は確かですね。磨き上げられた最終的な形がそこにあるのは、ちょっとした魅力ですよね。

        Jim,

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