Steve Jobs by Walter Isaacson

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Walter Isaacson著の”Steve Jobs”は電子書籍版(原書)を入手してiPadで読んでみたいと思っていました。日本のiBookstoreからは版権が切れた古典作品しかダウンロードできないので、Amazonのkindleを探してみるとありました。Amazon USのKindle Storeからダウンロード。購入するには日本のAmazonで登録したアカウント(emailアドレスとパスワード)も使えますが、請求先住所とクレジットカード情報を英語で再入力しなければならないようです。

電子書籍はMacのブラウザーでAmazon Kindle Storeのサイトから$17.29(約¥1,320)で購入。(追記:11月9日時点で$11.99になっています。)指定したiOS機器(Mac用のkindleを指定することも可能)ですぐにダウンロードできるようになります。私の場合はiPadを指定しましたが、同じアカウントで登録してあるiPhone 4とiMacのkindleにもダウンロードしました。iOS用のkindleはこちらからダウンロードできます。kindleのホーム画面、流れ星も時々見えるので気に入りました。

辞書(英英辞典)も内蔵。どこまで読んだかを覚えているようです。iBooksと同様、iPadで読んだ後に続きをiPhoneで読むことも可能です。

この伝記にはこれまで明かされることがなかったSteve Jobsの私生活が如実に事細かに記されています。決して彼の部下としては働きたくはないし、まして同じ屋根の下では暮らしたくはないと思うほど、私が想像していた以上に私生活では相当、偏屈な人だったようです。

原書ハードカバーをコレクションにしたい方はこちら、

3 thoughts on “Steve Jobs by Walter Isaacson

  1. 筆者 様

     筆者様の様に、高尚な見地から「原書」を読み解くという事は私に似合わないので(英語は、仕事上だけで沢山??)、すんなり何の抵抗もなく昨夜「講談社」様のAppのお世話になりました(笑)。ま、「高いな」と言う気もする金額でしたが、iPadでもiPhoneでも読めるので良いかなと言うレベルでAcceptしました(海外では、お安いそうですが)。未だ読み始めですが、Writer の方のアプローチと切り口が良いのか日本語版でも相当に「生」のSteveさんが見えてくる様な気がしました。文章表現の仕方が「IBMの息子」や内橋克人さんの「匠の時代」みたいで、私は非常に好きな形の文章の語り口です。もう少し言うとNHKの「Project X」の語りを読んでいる様な感覚になります。「Download して良かったな」と思っています。

    Jim,

    1. しかし、講談社の電子書籍版のカスタマーレビューがたいへんなことになっていますね。原書や他の外国語訳電子書籍と比べて値段が高いという書き込みがほとんどのようですが。内容に関しては、否定的なレビューがほとんどないようなので、うまく翻訳されているのでしょうか。私は、仕事柄、訳された文章を読むと、ついつい粗探しをしてしまう習癖があるので、原文で読むようにしています。

      原書では子どもには読ませられないような下品な言葉が多く出てきます。たぶん、著者はインタビューした内容をそのまま引用しているのだと思います。インタビューされた人は著者が気を遣って表現を修正してくれるだろうと思っていたのではと想像します。しかし、用いる言葉で人の性格の一部が垣間みれることもあるでしょうから、その意味では客観的に綴られてあり、結果としてインパクトが大きいのだと思います。

      特に前半は著名人の伝記というより暴露本のような印象を受けました。年齢も近いので、あの頃にそんなことをしていたのかと、自分の過去を振り返りながら読むのも楽しいのではないでしょうか。たとえば、1980年頃、私もAtariのコンピューターが欲しくてカタログを貰ってきたのを覚えています。また、1985年の夏は偶然、私もパリにいました。フィレンツェにも行っています。Appleを追い出されたSteve Jobsが気分転換を兼ねてヨーロッパへ出かけたそうですが、どこかで遭っているかもしれない。そんな風に思いながら読むのも面白い。

      1. 筆者 様

         時間を作って読む根性が足りないのか、筆者様が開設されている所まで行ってません(笑)。1,985年にヨーロッパ辺りに居られた筆者様の後に1989年・1990年(イタリア サッカーワールドカップ)の年に、ベネチアから車で西へ1時間の所にあるVizenzaで、私は「お仕事」の研修生活をしていました。この時期のイタリアが一番良かったです。治安も良かったし。Jobsさんは私より一歳若いので、生きてきた年代はほぼ同じ。1985年頃は、スイスの超精密な放電加工機の会社のSetup & Training Engineerをしていました。勿論その頃のPCは、富士通のFMシリーズでした。

         確かに、原書で読んだ方が内容が更に深いのかも知れませんね。この日本語版を読んだ後に、原書を読んで翻訳内容を比較すると言うのも面白いですね。良いアイデアを頂きました。急になくなるBookでもないので、挑戦して見たいと思います。

         確かに、私が子供の頃読んだ数々の偉人伝は、その偉人の方々がまるで聖人君子の様に書かれているのが多く、赤裸々な私生活を「暴露」している内容が書かれているのは少ないですね。Jobsさんの「伝記(なのかな?)」は、その様な飾った所も奢った所もなく、その人物像が後々の世でも想像出来(Image)その人間像が浮かび上がる、神格化と賛美に包まれない人間像が見える本ではないかと思います(恐縮です。全て読み終えていない時点での、イメージだけでものを言っておりますが<笑>)

        Jim,

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