OS X 10.7 Lion Installed

メモリ2GBのMacBook (Late 2009) に加えて、iMac  27″ (Mid 2010) にもOS X LionをMac App Storeからダウンロードしてインストールしました。iMac 27″(Mid 2010)にインストールしたLionで気付いたことを順次、このポストに書き加えて行きます。

  • まずはトラックパッドのスクロールですが、初期設定でスクロールする向きがこれまでとは逆になっています。System Preferences>>Trackpad>>Scroll & Zoomで”Scroll direction: natural”のチェックを外すとこれまでと同じ向きにスクロールします。慣れの問題ですから私はチェックを外さずにiOS風のスクロールに慣れることにします。
  • トラックパッドのバッテリー残量表示が、昨日電池(eneloop)を交換したばかりなのに45%になっています。表示が改善されていないのか、本当に電池が消耗しているのかのいずれかですが、原因はその両方にあるように思います。
  • OSに付属するDictionaryに私は英辞郎、和英辞郎、例辞郎を組み込んでいますが、Allで語句を検索した場合に、英辞郎関連の定義(訳語)は、左に移動した候補リストには上がってきますが、英辞郎などを指定しない限り、定義(訳語)が現れません。使えなくはないですが、かなり不便になりました。
  • Dictionaryにイギリス英語のOxford Dictionary of EnglishとOxford Thesaurus of Englishが追加されています。
  • Finderのアイコンサイズと文字サイズが初期設定に戻ったのか、大きくなっていました。Finder>>View>>View Optionsでアイコンサイズを48×48、文字サイズを11ポイントに戻しました。
  • Safariでのページ移動はこれまでの3本指ではなく2本指で左右にスクロール。紙のページをめくるような感じ。
  • Safariでフルスクリーンモードから通常の表示モードに戻る時はescキー。
  • SafariのTop Sitesで星が表示されるのが速くなりました。
  • Address Bookのデザインが大幅に変更され、これもiOS風デザインに統一されたようです。
  • iWork 9.1 UpdateがSoftware Updateからアップデートできないのでなぜ?と思っていたらPages、Numbers、KeynoteがApplications>>iWork ’09フォルダの外に出ていました。Snow Leopardの時は各アプリケーションがフォルダの外に置いていてもアップデート可能であったのですが、Lionの場合はiWork ’09フォルダの中に入れておかないと見つけてくれないようです。
  • Energy Saverで設定した通りにシステムがスリープするようになりました。
  • iCalのデザインも一新。Monthまたは新たに加わったYearを選んで、翌月などに移動する時のアニメーションが紙のカレンダーを模していて面白い。

全体的な体感速度はSnow Leopardと比べて違いはないように思います。2GBのMacBook (Late 2009)ではSnow Leopardよりも遅くなったような気がします。メモリを増設すると元に戻るか、より速くなるのではないかと期待しています。

“Mac OS X”からMacを外して”OS X Lion”になったことはある意味、象徴的だと思います。全体的にiOSのデザインに近付き、より直感的に誰もが容易に操作できるようになったとのではないでしょうか。それはインストールの段階で始まっており、既にMacを使っていてシステムを移行するかどうかとか、インストールする言語やプリンタードライバーを選ばせるようなカスタマイズすらなかったように思います。(私が見過ごしただけかもしれません。)インストール後に製品の登録を促す画面もなく、ウェルカムビデオも省略。iPhoneに新しいiOSをインストールするのと同じようなステップでアップデートができてしまいます。

フルスクリーンモードは13″などの小さなディスプレイには便利ですが、27″のディスプレイではかえって不便なこともあります。iMac用のOSというよりMacBook Pro/Air用に最適化されたOSになったと言えば、言い過ぎかもしれませんが、一日使用してみてそんな印象を持ちました。

11 thoughts on “OS X 10.7 Lion Installed

  1. 筆者 様

     編集の途中でお邪魔します。筆者様のコメントで同様に思う事がありましたのでUpさせて頂きます。メモリーによるパフォーマンスは、確かにLIONの動作に左右されるようですね。以前、SnowLeopardの時にiStatusと言うMacの全体をモニターするToolをインストールしております。また、以前のUpでもお伝えしましたが、現在、私のMacBook Pro 15 Inch Aluminumは8GBのメモリー搭載です。これがSnowLeopard立ち上げ時に示すメモリー占有量は2.8GBが通常でしたが、LIONは非常にご丁寧なサポートがありまして、シャット・ダウン直後の開いている「窓」を全て記憶している様で立ち上がり完了時点で、既に8GBの内3,5~3.8GBを「おたべ(京都のおたべとは違いますが<笑>)」頂いております。この状態を比例的に考えますと、4GBメモリー搭載のMacXXXは立ち上がり時点で3GBのメモリーをLIONの方に取られ、足りない分はHDDで「賄う」と言う構図になるのではと想像致します(勿論、私の勝手な想像ですが)。

     色々な事が出来る分、そのストレスを解消する為に、LIONさんは結構なメモリーを「おたべ」になっている様な気がします。

     私の方も、従来から使用しているアプリケーションでも「ん?何んで?」てな事を気付いていますので、今週末に色々試してみたいと思っています。

     編集途中のブログにお邪魔致しました。

    Jim,

  2. 筆者 様

     私事で恐縮ですが、昨日、満を持して(?)Mac-MiniをPickupして来ました。Cleanインストール状態のMac-MiniはSSD 256GBが第一ディスクになっており、その立ち上がりの速さは驚異です。最新のMacはこんなにも早いのか!と驚いた次第です。今回はHDMIケーブル、Thunderboltケーブルも一緒に購入して来ました。オマケに購入したのはiPod-Nano(シルバー・カラー)です。これは、以前に紹介しましたアルミ・フレームの腕時計セットに組み込むつもりです。時計として使うのが目的ですので。

     昨晩から、徐々にMac-Miniのセットアップを開始しています。流石に、iTunesで購入したソフトは簡単にインストール出来るので非常に便利です。頭を悩ませているのは、iTunesのホームシェアリング。5台までしかホームシェアリングに登録出来ないので、どれか一台を省きなさいと言われるのですが、現実にはMacBookは2台、それにiPhone、iPad2しかないので、これらiPad2、iPhoneを含めても実質4台しかないはずですが、MacProを含めると(既に成仏している)5台。しかし、これを外そうにも外す事が出来ない・・・。これが今の所の頭痛の種です。

     それ以外は、Updateで一度トラブルが発生し、結果的に再度電源を投入する事で(Mac-Miniにそうしろと言われた)事なきを得ました(勿論、このエラー情報はAppleに送信)。

     ThunderBoltケーブルは購入したので、後は、第二の心臓であるPromise Pegasus 4Rを購入する資金を貯める事です(笑)。ディスプレーは、ThunderBolt、HDMIの接続でも問題なく表示するので、後は、二台同時接続の状況を週末に確認するだけです。只、以前のColor 校正器機がLION上では使用出来ないので、手持ちのDisplay での画面の色はお世辞にも「綺麗」とは言いがたい状況です。早急に、カラー校正器機を揃えたいのですが、LIONが出たばかりの為か、この器機に関する各社のLIONに対する対応は非常にスローです。今回、出来れば、ディスプレー色校正+プリンター色校正が出来る器機を選択しようと思っていますが、これが又バカ高いので、購入面ではこれも頭痛の種の一つです(笑)。か、写真編集には欠かせないものなので、Promise Pegasus 4Rより購入順位は高くなります。

     ハード面(大袈裟ですが、本体ボディー自身の事です)で気付いた事の一つに、Mac-Mini底面はプラスチックの円盤状になっていますが、これをテーブルの上に置くとちょっとした力で簡単に滑ります。これには、ちょっと平行しました。早速、手持ちのシリコン・ゴムの足をボトムに貼り付け、ちょっとの力で簡単に動かない様に手を加えました。ピタッとテーブルの上に座ってくれるので、この状態、非常に気に入っています。

     全体的に言えるのは、やはりClean InstallしたLIONの動作は、アップデートしたMacに比べると「全くの別物」と言う事です。目から鱗のクリーンインストール状態を見てしまって、今すぐには出来ませんが、現有のMacBook Pro 15 Inchのデータが全てMac-Miniに移行完了した時点で、クリーンインストールを実施しようかと考えています。又、「お仕事Mac」は週末を使ってのクリーン・インストールはrISKが大きすぎますので旧正月辺りに実施しようかと考えている次第です。

     あ、そうそう、もう一つ驚いた事を思い出しました。Safariでのインターネットアクセス、従来と同じADSL環境で使用していますが、アクセス速度が全く別物と行って良い位に早くなりました。この状態を見ると、LIONアップデートインストールは、Snow Leopard 時代の「ゴミ」を引きずっているので遅いのか?と疑りたくなります。ま、何れクリーン・インストールを実施した後、その答えは見えて来ると思います。

    Jim

    1. SSDのMac mini、速そうですね。ホームシェアリングはそれぞれのマシーンのiTunesのAdvancedメニューからオン/オフできませんか。

      Promise Pegasus 4R、これもめちゃくちゃ速そうなRaid Systemですね。

      1. 筆者 様

         ホームシェアリングは、5台のMacがMaxですが、仮に、5台の内1台が壊れて、結果的に買い直し新にインストールした場合、先の壊れたMacのiTunesでこの壊れたマックのホームシェアリングを解除しない限り、iTunesの前では(Apple の管理の前では)5台が登録されている事になり、新に購入したものは「6台目」となり、iTunesでホームシェリングの仲間入りが出来ません(同一のApple ID下)。

         私の場合、これに陥った訳です。最終的にGoogleで解決方法を探して、Appleのサポートで解除の方法を見つけました。この方法は「1年に一度」しか使えません。要は、Apple ID下のホームシェリングに登録されている「Mac(関連。iPadも含む)」を全て解除すると言う方法です。不思議な事にこの説明ページ表示される時と表示されない時があります。昨晩、幸いにもこのページが表示され、即、Evernoteにクリップして保存しておきました(笑)。

         方法は、iTunesのStoreメニューでマイアカウントにログインしている事を確認し、再度、マイアカウントを表示させPassWordを入力した後、「パスワードを忘れた場合」のラジオボタンの下に「アカウントを表示」のラジオボタンがありますので、それを開くとアカウントデータセッティング画面が表在され、そのセッティングの中に「ホームシェアリングの解除」の項目があるので、それを「実行」すると全て解除されます。

         上記を実施した後、解除されたか否か?と手持ち2台のMacBook (& Pro)のiTunesを確認しましたがホームシェリングは有効でした。「?」と思い乍ら再度Mac−MiniのiTunesをホームシェリングを実施した所「成功!」。多分、(恐縮ですが)私の独断的な考えですが、ホームシェリングに実際に繋がっていないものが解除されたのだと理解しています。

         とりあえずこれで、頭痛の種が解消されました。目出度し!!

         Promise Pegasus 4Rや6Rをお試しされた方のブログや、直近のmacFanやMac Peopleでのベンチマークでもアプリケーションの応答速度は「爆速」ですので、私はこれを信じて疑いません(笑)。4Rにも2種類有って1TBのHDD4台か2TBのHDD4台の二種類です。6Rも同じで共に1TB HDD又は2TH HDDが6台です。非公式ですが、自己責任範囲ですがHDDは3TBのモノも使えます(勿論、保証外)。仮に4Rに3TB HDDを積んだとするとその容量は12TB・・・もう化け物です。映像編集をする方にとっては「持って来いの環境です。

         筆者様もご存知の事と思いますが、RAIDの設定タイプによりますが、HDDのホットSwapが出ますので「HDDが何時壊れるか・・壊れたらどうしよう・・」てな精神衛生上良くない呪縛から解き放たれるのが「嬉しい」部分でもあります。ま、確かに初期投資が大きいので万人受けするか?と言われたら「?」ですが、データ資産を限りなく大きなストレージに安心して保管出来る安心感を考えれば、私は買いだなと思っています。

         極端な話しですが、Mac-Miniが壊れても「即」Mac−Miniを交換して外部HDD立ち上げモードで立ち上げれば、即、以前の環境に戻れるメリットも有りますね(贅沢なトラブルシューティングですが<笑>)。ThunderBoltが何処まで普及するかは未知ですが、ボチボチとストレージメーカーが動き出しているので、普及速度は遅いかも知れませんが廉価なものが近い将来出て来るのでは?と予測しています。

        Jim,

  3. 筆者 様

     昨日(USA Time)、水曜日にMac OSXが10.7.3にアップグレードされていたのですね。本日RSSのニュースで知りました。RAWファイルが読めるDigital Cameraの対象が増えた模様です。

    Jim,

    1. 筆者 様

       多分(絶対?)気のせいかも知れませんが、10.7.2から10.7,3に昇格させてから、同じ常駐ソフトを立ち上げておいても、メモリーの消費スピードが緩やかになった様な気がするのと、スピード感も若干ですが(殆ど気のせい??!)早くなった気がします。(^^);

      Jim,

      1. 今回のOSアップデートは突然でした。Jimさんのコメントを読むまで気付きませんでした。私の環境では特に速くなったかどうか、今のところよくわかりません。

  4. 筆者 様

     Old LevelのMacBook+Memoryの余裕がある程スムースさが出ている様な気がします。

    Jim,

    1. 搭載メモリ4GBのWhite MacBookでは確かに速くなったように思います。20GB搭載のiMacではJimさんがおっしゃるようにメモリの消費が少なくなっているかもしれません。

      1. 筆者 様

         その様に、私と同じ様にお感じになると言う事は、まんざら、このアップデート悪くないですね。アップデート情報の中身をweb上のBlogで閲覧しますと、結構、細かなUpdateがなされている様な感じがします。あ、そうそう、Mac Air Express 関連ののユーティリティーも(大分、前ですが)アップデートされていまして、私の2代目ExtrimeもMacBook ProやMac-Miniでは、Wireless 信号を5Gに設定したWireless LANが設定が(その効果が如何なものかは確認していません<笑>。設定名に自動的に「5G」と名前を足してくれます<笑>)見えます。この様な部分を感じたり、みたりしますと、何か、最近Appleは、結構「細やかな」updateを掛けて来ている様に感じます。

        Jim,

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