Atomic Floyd MiniDarts Eartips Affixed

Atomic Floyd™ MiniDarts + Mic

入手後、もうすぐ半年になるAtomic FloydのMiniDartsですが、シリコン製のイアチップが本体から容易に外れるようになりました。耳から取り外す際にほぼ100%の確率でイアチップのみが耳に残ります。耳に残ったイアチップは取り出すのがたいへん。就寝時ならば、朝まで付けっぱなし。起床後にピンセットでつまみ出します。外出時にイアチップが耳に残れば、プラグの端子で何とか取り出そうとするものの、どんどん奥に入り、ますます取り出せないという何とも不格好な状況になります。それが億劫でしばらく、使用しないようにしていました。

Atomic Floyd™ MiniDarts + Mic

そこで思い付いたのがイアチップをステンレスのヘッドホン本体に接着させるという解決策。先ず、試してみたのがスティックタイプの糊。粘着力が全然足りません。次に試そうとしたのが銅線でイアチップを押さえつける方法。しかし、押さえつけようとするとイアチップが滑るので不可。最後に思い付いたのが、毛鉤のヘッド部分に残ったスレッドを固着させる時に使うヘッドセメント。(フライタイイング用の接着剤)針でヘッドセメントを3滴ほどイアチップ内側に塗り、ヘッドホン本体に取り付けました。接着剤が乾いたら、余分を爪楊枝で取り除いて完成。強く引っ張ると外れるかもしれませんが、今のところ大丈夫のようです。

特に音質に影響することはありません。イアチップが耳に残るかもしれないという不安も解消し、安心してヘッドホンを使用できるようになりました。

4 thoughts on “Atomic Floyd MiniDarts Eartips Affixed

  1. 筆者 様

     意外とシンプルな構造で、イアチップがイヤフォン本体に填っていたのですね。接着剤は一つの良いアイデアでしたね。

     私のアイデアは、イヤフォンのイアチップが被さると事の円筒部分の真ん中に一周、ステッカーなどの台紙に残る枠のシールシート部分をを2~3mm幅に切って胴巻きにして、円筒部分を太らせて、そこにイアチップを被せます。多分、このイアチップの内径が大きくなって、この円筒部分にしっかり抱きつけないので、円筒の真ん中だけを少し太らせてやる事でイヤチップを差し込んだ後抜けにくくなると思いますし、新しいいやチップを買った場合、そのテープを剥がせば元の状態に戻るので。これも、一つの方法ですよね。

    Jim,

  2. イアチップが容易に外れるようになった原因ですが、イアチップのチューブ穴の径が大きくなったというより、耳垢がイアチップのチューブ内側に溜り、滑りやすくなったのではないかと考えています。同じAtomic FloydのHiDefDrumやHiDefJax、TwistJax、AirJaxは筒状の部分が本体と斜めに取り付けられているので、滑りやすくなったとしても容易に抜けることはないのではないかと思います。MiniDartsの場合は筒状の部分が本体と垂直になっているので、耳から取り外す際に真っ直ぐ引き抜くことになり、元々、構造上、外れやすいのではないかと思います。

    摩擦抵抗を大きくすることが解決策とすれば、Jimさんがおっしゃるように細いテープを円筒部分に貼る方法も効果があると思います。私は細く切った両面テープを円筒部分に貼る方法も試みましたが、うまく貼れませんでした。フライタイイングの手法を応用して、スレッドにダビングを付けて円筒部分に巻く方法も有効かもしれないと、コメントを読んで思いました。

    1. 筆者 様

       私も耳垢の油によるモノかとも思っていました。確かに、イヤチップの填る部分の円筒面は仕上げが綺麗過ぎるので、面活性のモノが付着すると「するっと」抜ける気がしますね。この部分には、刻ネジの様な大きな「山/谷」を細工するか、クロス・ローレット(筆者のタイヤ交換時に使われる、レンチの握り手部分に施してある滑り止めの様な表面加工。Atmicのストレート・ローレットのクロスタイプ)が掛かっていると、イヤチップ取り付け御ぬけにくくなると思います。ま、ある意味、実用使用に対するデザインVerification不足だったのかも知れませんね。

       筆者様のヒントになって光栄ですが、筆者様が仰っている方法も効果があると思います。筆者様の方法を基本に抜け方向に対して、滑り止め的な段差を二筋程こしらえてやれば(何筋かに分けてテークで畝<鉢巻き>を作る)抜け方向の抵抗が増すので、効果的かも知れませんね。

      Jim,

      1. 筆者 様

         究極の手としては「円筒部分に接着剤を帯状に塗布した後、非常に細かい砂を振りかけて付着させ(勿論、砂が入っては困る部分は接着剤塗布前にマスキングしておく必要がありますが)、それを滑り止めとする方法も考えられますね。要は、表面をざらつかせるに特化した考え方ですが・・・。か、細い木綿糸を釣り竿の竿口を巻く様にこの円筒部分の真ん中に綺麗に何周か巻き付け(整列巻き)巻き付け、接着剤で固定(塗り固めるといった表現の方が良いかも知れませんが)する。これによって、円筒形が真ん中で少し太るので、そこにイヤチップを填めればズレがなくなるかも知れません。

        Jim,

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