「灯台下暗し」とは正にこのような状況を言うのでしょうか。街灯（防犯灯）が消え、月明かりがなくなれば、こんなにも自宅敷地が暗いとは思いもしなかったことです。車で数時間、走らなくても、条件さえ整えば、自宅敷地から肉眼で天の川が見えます。写真は補整していますが、肉眼でもはっきりと天の川が確認できます。
今夜は快晴。月が完全に沈むのを待ってから撮影しています。天頂付近にレンズを向けてもレンズ保護フィルターは全く曇りません。西はりま天文台公園で撮影した時は、夜露でレンズが曇ったのですが、今日は夜露が少ないのでしょうか。
Tokina AT-X 116 PRO DX、星撮りには最適なレンズかもしれません。
筆者 様
感動的なMilky Way写真ですね。まして、写真撮影条件（場所）を知った上で見ると尚更です。滋賀県の夜空、捨てたものではないですね。多分、私の実家辺りでも本当は、こんな星が見えるのでしょうね。
中国広東省に来て20年弱ですが、昨日の夜も、ふと、食事の帰りに車から夜空を見上げましたが、考えたら「星空」と言うものを、ここに来てから「肉眼」で見た事がない事に気付きました（勿論、場所に夜のでしょうが・・）。秘書にこの事を話したら、私の感覚もまんざら間違いではないらしく、秘書が「私が故郷に居た頃は、満天の星空など当たり前だと思っていましたが、広東省に来て、星空が見えないのには驚きました。きっと、空気が汚れているので見えないのだと思います」と言う事でした。
星が肉眼で見えない様な環境の中にいるのか？と考えたら「ぞっ」とする様な思いになりました。星は、環境にも正直で、空気の綺麗さのバロメーターなのかも知れませんね。
Jim,
自宅すぐ前の道の常夜灯の蛍光灯が切れている（しかも2本）という、星を見る人には好条件に恵まれました。普段はこんなに見えないです。今のところに引っ越して来てから天の川が肉眼で確認できたのは初めてのことです。（月の明かりや天候を意識して空を見上げていれば、実は見えていたのかもしれません。）
香港から比較的、近いところにお住まいなら、大気汚染よりも光害の方が夜空を遮る、より大きな原因になっているかもしれません。中国内陸部に行けば腰を抜かすほど美しい星空が見えるのではないでしょうか。
筆者 様
「中国内陸部に行けば腰を抜かすほど美しい星空が見えるのではないでしょうか。」←全く仰る通りです。今から8年前、四川省にある世界遺産「九寨淘」、まるで黒沢映画の「夢」の中に出て来る水車小屋に流れる川の風景を数千倍にした絶景な場所ですが、ここの10月の夜空は「星が降る」がそのまま形容出来る程の、まさに満天の星空でした。因みに、15〜6年前に訪れた雲南省の石林でも夜の星は綺麗でした。
中国で、星空に感心したのは、この2回だけです。やはり、仰る通り都市部に近い所では、星を見るのには難しい環境なのでしょう。
Jim,
筆者 様
NikonのD3100が発表された様ですですね。
Jim,
Nikon D3000の後継となるエントリーモデルのようですが、今回、搭載された14.2メガピクセルのCMOSセンサーはSony製で、NEXシリーズに採用されたものと同じものではないかという噂が流れています。だとすれば、高感度耐性が優れているでしょうから、私のような特殊な使い方（星撮りと夜景、F1ナイトレースなど）を多用するNikonユーザーは、興味津々です。
Pentaxのミラーレスもぼちぼち発表されるのではないかとのことで、こちらの製品にも目が離せません。
筆者 様
そうですか、Pentaxからも、ミラーレスが出て来そうなのですね。私も興味があります。一台位い、オリンパスPen見たいに「オールドレンズ遊び」が出来るものが欲しかったので。
Jim,
Nikon D90を使うようになってから、Olympus PEN E-P1の出番が少なくなりました。特に星撮りや夜景、動き回る被写体には適していないので、最近ではそうした被写体に対しては使おうとも思いません。PENはどちらかと言えば、マウントアダプターを介して「オールドレンズ遊び」をしたり、ストラップに拘りつつ、スナップ撮影が「ゆったり」とできるように、首からぶら下げて持ち歩くには良いカメラだと思います。Pentaxのミラーレスなら、単焦点の中古レンズが入手し易いので、「オールドレンズ遊び」には最適かもしれませんね。