Digitizing LP Records with GarageBand — Part 3

Catalinaには未対応のAudacityを使って、LPレコードのデジタル化を試みました。音声入力端子を装備する、Aluminum MacBook (Late 2008) に久しぶりに活躍してもらいましょう。

アナログからデジタルに変換するGriffin iMicは不要です。ケーブルはMCヘッドアンプからMacBookの音声入力端子に直結。

デジタル化するLPレコードは1975年リリースの”Your Mama Won’t Like Me” Suzi Quatroは女性ベースプレーヤーとして初めて世界的ロックスターに君臨したアーティストです。

70年代半ばに初めて行ったロックコンサートがSuzi Quatroの大阪公演でした。どこにも立ち寄ることなく、友人と共に大津から大阪厚生年金会館に直行したのを覚えています。到着するのが早すぎて、まだ会場に入れず、コンサート会場の周囲をうろうろしていると、リハーサルの音声が屋外に漏れていました。革ジャンに革のパンツ、今尚、現役だそうです。

およそ45年後の今、聴いてみると歌詞が結構つまらない。当時、中学生だった私は辞書片手に歌詞を理解しようとした記憶があります。

オープンプラットフォームのAudacityを今回、初めて使用しましたが、使い勝手はGarageBandの方が良いと感じました。Apple純正Appに使い慣れていると、致し方ないことかもしれません。録音したファイルは非圧縮のAIFFのフォーマットで書き出し、Music Appに読み込みました。3分43秒の”I bit off more than I could chew”でサイズは39.4MBでした。Griffin iMicを経由しない方が音質が良いように思います。

Tracklist
A1 I Bit Off More Than I Could Chew
A2 Strip Me
A3 Paralysed
A4 Prisoner Of Your Imagination
A5 Your Mama Won’t Like Me
B1 Can’t Trust Love
B2 New Day Woman
B3 Fever
B4 You Can Make Me Want You
B5 Michael

Discogsサイトを見れば、LPレコードの相場が大体分かります。私が所有する日本版RAK (ERS-80193)は¥1,197からになっています。

次回はAluminum MacBook (Late 2008) にインストールしたGarageBandでアナログ音源の楽曲をデジタル化する予定です。

Digitizing LP Records with GarageBand — Part 4へと続く。
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3 thoughts on “Digitizing LP Records with GarageBand — Part 3

  1. 筆者様

     2008年バージョン、今のスペックから見れば「非力」ですが、確かに、このMacBookでも、私の場合。実際に、CDからDSDデータ変換していた時には、結構、頑張ってました。CDオリジナルの一曲の時間にもよりますが、凡、300MB〜600MB(クラッシックの楽曲は、叉、別で、もっと大きくなりますが。1bit処理なので)の容量になります。 筆者様の、ブログ内容から拝見しますと、DSDへの変換に、頑張っていたのだなと思います。ま、その当時の、Mac-Miniにも同じ思いです。MacBook Pro Retina 15 Inch Ver.2018レベルなら、結構スイスイと変換するのだろうと思います(此れで、CDをDSDにリッピングした事がないので、未知なのですが・・)。

     アナログレコードの、ハイレゾ変換、先のレスにも記しましたが、様々なAppを試し、また、パラメーターの調整で、自分の耳に心地よく聴こえる音を決めて行く「楽しみ」が有りますね。CDのDSDへのリッピングも、数種類のAppが有りますが、Appによって、同じ楽曲をリッピングしても、音色(音の深さ、広がり)が違いますし、それを再生するAppによっても、同じく音色が変わります。

     この辺が、音の「迷路」に「迷う」入り口だと、私は理解しています。華麗と共に、耳は、聴こえる周波数の範囲が、自然に変わりますし(劣化とは言いません)、聴き心地が変わるのは、自然。最後は、音以外の、低周波(かな?)が体で体感する環境が、「やはり、この音だ」と思うのかな?と私は、自己理解し、思っています。(耳の穴も、音の高低ではなく、振動を感じていますので。インナー・ヘッドフォン、オーバー・ヘッドフォンでも違うでしょうね。恐らく・・・)

     私の理解は、「だから、音に拘ると、永遠に追求し始める」と思っています。(^^;

    Jim,

    1. Aluminum MacBook (Late 2008) は録音作業には何ら問題ありません。妊娠したバッテリーは取り外してあるので、常時電源ケーブルを接続しなければなりませんが、同じ場所で使っている限り、さほど不便にも感じません。一つ、問題があるとすれば、Audacityが使用するフォントが見辛く、小さな文字が滲んで見えます。純正AppのGarageBandの場合はそのようなことはないので、快適に使用できます。

      ただ、使用するAppによって音質が異なるかどうかと言われれば、私には違いがわかりません。音質が大きく異なると感じるのは音源による違いです。CDから取り込む場合とLPレコードから取り込む場合とでは全然違うのは当然なのですが、不思議なのはLPレコードから取り込む場合の方が音域が広いように感じるということです。

  2. 筆者様

     「不思議なのはLPレコードから取り込む場合の方が音域が広いように感じるということです。」←100%同意します。私の個人的な理解ですが、CDは既に原音の信号レベルを「デジタル」レベルに変換されていますが、レコードの音源は、レコード溝のアナログデータをレコード針(ピックアップ)で読み取りその信号を再生。デジタル変換はその信号を取り込み、その音のレンジをデジタル化している。「生」音では無く、略「原音」に近い所から採っている、原音の「音」のレンジが違うので、それがデジタル化される時に、音の体感を与える「音圧」のデータも取り込まれ、音の広がりと深さを醸し出しているのでは?と、私は理解しています。

    Jim,

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