Low Chair 30

snow peakブランドのキャンプ用品を入手したのは随分と久しぶりです。(記憶にないのでたぶん、前世紀以来)入手先はWILD-1京都宝ケ池店。定価販売のスノーピーク製品は、専用の展示スペースが設けられていて、まるで家電量販店の中にあるApple製品専用コーナーのよう。素材の選択を含めた製品デザインに凝っているところもApple製品とスノーピーク製品の共通点のように思います。Apple製品のように、すべての製品に独自性があるという訳ではありませんが、一目見て、snow peakの製品であると思わせるものも多くあります。

別の店で小川キャンパルのリラックスアームチェアに座ってみましたが、あまりにも快適で眠ってしまいそうでした。そのリラックスアームチェアと比べると、このLow Chair 30は適度に快適であり、眠りに落ちることなく作業ができそうなのでこちらを選びました。

星景写真の撮影を主な用途に考えています。すぐ前に三脚に固定したカメラを設置し、膝の上にUSBケーブルで接続したMacBookを載せて、テザリング撮影を計画しています。流星観測の場合は小川キャンパルのリラックスアームチェアの方が適しているかもしれません。

Low Chair 30の特徴は、座面高が低めであることに加えて、丈夫な6号帆布のシートと竹集成材を使ったアームレストでしょうか。

フレームはアルミアルマイト加工、金具はすべてステンレス、シートと背もたれは船の帆に使われる帆布ですから、夜露にも強いはずです。

座面先端部分が少し下を向いています。座面はほぼ水平。この微妙な角度としっかりと固定されたアームレストのおかげなのか、容易に立ち上がることができます。

このフォールディングチェア、iPad使用時に深く腰掛けると、いつも使っているソファよりも快適です。だらしなく浅く腰掛けると、頭がちょうどヘッドレストに当たり、天頂付近も視野に入ります。

取扱説明書に記載のスペックを転記しておきます。

  • サイズ:W560 x D680 x H860mm (シート高300mm)
  • 収納サイズ: W180 x D160 x H1010mm
  • 材質:フレーム/竹集成材・アルミアルマイト加工、肘掛け/竹集成材、金具/ステンレス、シート/6号帆布
  • 重量:3.6kg
  • Made in China

7 thoughts on “Low Chair 30

  1. 筆者 様

     お出かけ用の「折りたたみ椅子」ですね。公園なんかへ持って行って、木の木陰でビールを片手にiPadで読書、インターネット、メール・・・想像しただけで楽しくなりますね。Made In Chinaと言う事でしので、一度、例の所で調べて見たいなーと思っています。お世辞ではなく、筆者様のセンスには感服致します。

    Jim,

    1. 筆者 様

       うー!残念です。snow peak(中国名:雪峰)のキャンプ用食器や、他の折りたたみ椅子、簡易テントは確認出来ましたが、筆者様の製品は中国の「淘宝」では確認出来ませんでした・・・。

       この椅子で木陰での、ビール片手にiPadで読書・・・のイメージ、遠のいて行きます・・。
       
      でも、流石、キャンプ用品のブランドですね。普段でも使用したい食器などが沢山ありますね。デザイン的に気に入ったのは、チタン製のまん丸な「お酒の水筒」(ポケット・ボトル)。本当にシンプルで、良いデザインです。

      Jim,

      1. 「雪峰」の本社は新潟県三条市にあります。燕市、三条市と言えば、洋食器の製造が地場産業です。高品質であることは当たり前のことなのかもしれません。前世紀の話になりますが、キャンプ用品として購入したスノーピークの食器を普段の生活でも使っていたのを覚えています。

        新潟県燕市には、iPod裏面のステンレス鏡面仕上げを請け負う東陽理化学研究所と磨き屋シンジケートもありますね。

    2. お褒めの言葉、ありがとうございます。ローチェア30は2010年のモデルだそうで、長年の試行錯誤の結果なのか、完成度が高い製品だと思います。少々、高価ではありますが、丈夫そうなので長い目で見れば結局はお買い得なのかもしれません。

      1. 筆者 様

         確かに高価ですが、作りにこだわりがあるモノは、長ーく愛用出来ますよね。只、この写真の中で肘掛けのエンドが袋ナットになっていますが、このナットが「ロックタイト」等で緩み止め処理が施されているか否か気になる所です。この部分、折りたたみ時、解放時に肘掛けの「回転モーメント」が自然と掛かる所なので、老婆心ながら、ナットが知らないうちに外れない様、早めに「ロックタイト(ねじ緩み止め防止剤)」の確認をされて、何も施して居ない様でしたら、施された方が良いと思います。

        Jim,

      2. ご指摘ありがとうございます。ロックタイトは緩み止めの接着剤でしょうか。接着剤は施されていないようです。径が大きなワッシャーと一体型になった袋ナットが、両サイドからボルトを挟み込むようになっています。袋ナットの高さにゆとりがあるためか、しっかりと固定されており、簡単には緩みそうにありません。緩んでこないか、注意しながら使用します。

        昨夜、ペルセウス座流星群の撮影と観測に、Low Chair 30を初めて屋外で使用しました。座ったままの作業が容易で、だらしなく浅く座れば天頂付近を仰ぐこともでき、快適でした。地面が砂利だったこともあり、アルミがむき出しの後ろ足の部分に小さな傷が付きました。前足はプラスチックのキャップがあるので傷は付いていません。

  2. 筆者 様

     私の、説明不足でしたね。「ロックタイト」は会社名です。私がお勧めしているのは、緩み止めの機能を持った「固定材」です。自動車部品等の固定にも、緩んで貰っては困る箇所のねじには、この「固定材」を使用します。

     ま、しっかり固定されているのであれば、当面、問題は無いと思います。ま、一度、モンキー・スパナ等で緩めてみて、その折、案外簡単に緩んでしまう様でしたら「固定材」のネジ部分への塗布を思い出して下さい。

     良いですね、筆者様のログハウス(?:でしたよね?)のベランダに、この椅子を置いて、ゆっくり空を眺め、カメラを据えて、今の時期ならビールで夜空に乾杯、冬ならホットウイスキーか、カフェロワイヤルで体を温めながら・・・。想像しただけでワクワクします(笑)。

    Jim,

Leave a Reply

This site uses Akismet to reduce spam. Learn how your comment data is processed.