Tokina AT-X 116 PRO DX 11~16mm F2.8 (IF) Aspherical

APS-Cサイズのデジタル一眼レフ専用超広角ズームレンズでF2.8通しの大口径レンズは、他に類を見ない貴重なレンズだと思います。Nikon D90に装着した場合の焦点距離は35mm換算で16.5〜24mmとなり、私が所有するNikon Fマウント用レンズの最も広角である18mm(換算27mm)と重複しない点が特に気に入りました。ニコンマウント用の定価は94,500円ですが、実売価格は5万円台後半と、大口径レンズであることを考えると決して高価ではないと自分に言い聞かせています。

明るい大口径広角レンズの特性を生かして、広角端での星景写真、流星狙い、望遠端での火球狙い、夜景、F1シンガポールGPでの夜景を背景にしたサーキットの撮影、建築物撮影を主な用途に考えています。難易度は非常に高いけれど、至近距離での流し撮りも面白いかもしれません。

一年以上も前から超広角レンズの入手を検討していましたが、当初はOlympus PEN E-P1用にフォーサーズマウントアダプターを介してZuiko Digital ED 9-18mm F4.0-5.6を装着しようと考えていました。今年の春にマイクロフォーサーズ用M. Zuiko Digital ED 9-18mm F4.0-5.6が発売になってからはそちらも検討しました。しかし、去年の年末にNikon D90を入手後は、センサーがより大きくて高感度耐性に優れたNikonボディー用のレンズが星撮りには適しているのではないかと思い始め、KenkoのブランドであるTokinaの広角レンズを物色しておりました。

ペルセウス座流星群の極大日(8月12日深夜から8月13日未明)には間に合いそうにありません。天候条件も今年は最悪かもしれません。活動は8月24日ぐらいまで続くそうなので、試し撮りはできそうです。

(9月2日追記)LensTip.comのレビュー記事を見つけました。

6 thoughts on “Tokina AT-X 116 PRO DX 11~16mm F2.8 (IF) Aspherical

  1. 筆者様

    このレンズ、Canonマウントもある様ですね。私には涎が出るほどのレンズですが、Canon EOS 7D購入迄、お預けです(笑)。

    Jim

    1. 私も涎がずっと出っぱなしで、精神衛生上、問題があったので、思い切って発注しました。キャノンEFマウント用のレンズも人気があるみたいです。Tokinaは広角ズームレンズを得意としているようです。(Tamronは望遠ズーム?)

      特にデジタルカメラで星景写真を撮影する元天文少年達の間では、高感度に強いキャノン製品が圧倒的なシェアを占めています。フィルム時代に天文と言えば、アサヒペンタックスとニコンのカメラが主流でした。

      レンズが到着すれば、カメラに装着した時にどんな感じになるのか、またレポートします。

  2. 筆者 様

     筆者様が紹介されているレンズと同じ部類に入るかどうか分かりませんが(私、余りレンズに詳しくないので)、実は、昨年、実家の方にあるカメラのキタムラに立ち寄った折りに、現品限りの新品レンズで生産終了のものがあり「考えたらこのレンジのレンズは持っていない」と思い購入したのが、Tmron SP AF ASPHERICAL Di LD [IF] 17 – 35mm 1:2.8-4 φ77でした。カタログによると、

    http://www.tamron.co.jp/data/af-lens/a05.html

    お値段66,000円ですが、生産終了品だった事もあり、なんと1万2千円。これは買うしかないと思い、購入して使用していますが、これでも、筆者様の様な素敵な星空の写真が写真が撮れるのか?と、ふと思い出したものですから、ここに書かせて頂きました。

     確かに、レンズの口径も大きく綺麗に撮れます。何故このレンズが生産終了になったのか分かりませんが、Digitalにも対応したレンズで使い勝手もよく、花形のレンズフードも迫力ありで、私はカッコ良いレンズだと思っています。パースペクト的な構図で撮影した事がないので、このレンズの本来の効果と良さが、今一分かっていません(お恥ずかしいですが)。

    Jim,

    1. このレンズはモーター非搭載でしょうか。私もカメラのキタムラでモーター非搭載のTamron製高倍率望遠ズームレンズを破格値で購入したことがあります。Nikon D90より上位機種はボディーにモーターが搭載されているので、オートフォーカス可能です。Canonのボディーは機種に関係なくモーター非搭載だったように思います。その辺りが安く売られていた理由かもしれません。

      広角端17mmでF2.8は十分に明るいレンズなので、星空の撮影に使えるかもしれません。もともと、Canonのボディーは高感度、長秒時撮影に適していますから、ノイズがないきれいな写真が撮れるのではないでしょうか。星撮りにオートフォーカスや手ブレ防止機構は不要なので、星撮りにはそうした機構がない方が逆に都合が良いかもしれません。

  3. 筆者 様

     このレンズは、レンズマウントをした後、すべての機能はまったく正常に動きます。勿論、オートフォーカスも効きます。という事は、結構良いレンズなのですね。絞り込むと非常にシャープな絵が撮れます。現状でも19,000円程度するレンズだそうです。

     これで、筆者様の様な星空を、いつか中国で撮りたいですね。

    Jim,

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