Secure Erase of Internal HDD Using Disk Utility

27” iMac 2.8GHz Core i5を売却しようと準備中です。Disk Utilityを用いた1TBの内蔵HDDの初期化は、Security Optionをランダムデータの書き込み1回+1回、合計2回で実施しました。所要時間は意外と短く、2時間ほどで済んだので、再度、今度はDOE準拠の3-passで初期化中です。

この27″ iMacは2010年11月に地元のAPR、キットカットで購入しました。その後、液晶パネルやLEDバックライト、ガラスパネル(2度)、電源ユニット、ハードドライブを交換してあります。また、メモリも4GB > 8GB > 20GBへと段階的に増設しました。

内蔵HDDには、守秘義務が付随する業務委託契約を交わし、受信及び作成したファイルを保存していました。本来は内蔵HDDを破壊した後に廃棄処分すべきかもしれません。普段はHDDの初期化は瞬時に終わる0-passで実施しています。これでは復元ソフトを使ったら簡単にデータを復旧させることができるので、売却時の適切な初期化とはいえません。

保存していたファイルの価値は不要な人には限りなくゼロに近いものです。しかし、ファイルを入手したことで利益を得ることができる利害関係者にとっては、その金銭的価値は計り知れないものがあります。中古のHDDを購入した人が、復元ソフトを使用してデータを復元する行為自体は違法ではないと思いますが、そのようにして復元したデータを使用するとどうなるのだろう?また、復元不可能ではない状態のデータが含まれるHDDなどのメディアを売却するという行為は守秘義務を果たさないことになるのだろうか?

この辺りのことが明確ではないのであれば、内蔵HDDは新品に換装させてから売却すべきかもしれません。古いHDDは勿体ないので破壊、廃棄せずに、外付けディスクとして今後も使用できます。壊れた時点で廃棄すれば良いでしょう。

Mac売却時に実施すべき手順に関しては、Apple Supportを参考にしました。

7 thoughts on “Secure Erase of Internal HDD Using Disk Utility

  1. 筆者様

     そうですか。27インチiMac、家を離れて行くのですね。ISONの「おいた」等で、入院回数が数度あったと記憶しています。搭載HDD内の完全データ消去は、本当に難しい課題ですよね。筆者様が仰っている、取り出して、物理的破壊が、二度と内部データにアクセス出来ない「最良」の方法だと、私も思います。

     私は、私個人の、歴代使用するMacBook Proは、出展や人に譲る事をした事がありません(現在の所)。が、一昔前のMacBookは、HDDの載せ変え、拡張(CDドライブを外して、HDDを搭載)が出来たので、当然、現行よりストレージ容量が大きいものが市場に出回った場合、(その頃)買い求め、以前のものを外して、新規搭載していましたが、「古い」HDDは、External HDDに回ってもらい、最終的に「調子が悪くなりそう・・」な場合、早めに、このExternal HDDのバックアップHDDを新規購入してデータ移行をした後、〔2.5インチですが)物理的破壊(ハンマーでたたき壊す。HDDの記憶部分のディスクは、通常ガラス製なので、簡単に割れます)をして、スクラップにしていました。勿論、Thundebolt タイプの大型ストレージの3.5インチHDDも、RAID5上で一基が壊れた場合、そのディスクを新規に交換。その後、その壊れた3.5インチHDDは、「物理的破壊(ハンマーで)」し、スクラップにしていました。なので、HDDの製造メーカーには、非常に拘りがありました(勿論、今でも)。

     お仕事貸与のPC Noteは、夫々の会社のITチームが処理するので(処理レベルが、どのレベルなのかは一寸「?」ですが)、私の「関与」は無しです(笑)。データの漏洩は意図しない所で発生するので、私は、随分昔から、壊れたHDDは「物理的破壊」を旨としています。が、筆者様の様な場合、再フォーマットするか、「0」データ書き込みのアクションの繰り返しによる(確か、ANSI規格か、Army規格だったと記憶しています・・)データ消去で、漏洩を防ぐしかないですよね、多分。ま、書かれている様に、バージンHDDに載せ代え、オリジナルの物理的破壊が、私、個人の経験では「確実」性の高い方法だと思います。

    Jim,

    1. 昨日から内蔵HDDをどのように処理するか、迷っています。新しいものと換装して古いディスクは外付けHDDとして再利用するのが最善策ではあります。しかしながら、このiMacに当初、搭載されていたディスクはサービスプログラムで交換になったという経緯があり、Appleブランドのちょっと特殊なHDDに交換されました。これが入手困難であり、入手できたとしてもかなりの費用が発生します。ここはやはり、換装せずに事実上、復元不可能とされる最高レベルの初期化(7-pass)をして売却するのが良いかと思うようになりました。

      1. 筆者様

         この件(HDD関連)、私、以前、iMacに興味があった折りに、関連記事を目にした事があります。確か、HDD(3.5インチ)が、カスタム・スペックで、単純に一般的な市販品を代用する事が出来ない、すなわち、データケーブルのコネクター以外に、特殊なケーブルが必要・・・。

         私の記憶から掘り出すと(と、言うより、Evernoteのスクラップ記事からです)、確か、この様な内容ですよね。

        http://vintagecomp.livedoor.biz/archives/51634241.html

         これで、この時期のiMacのHDD交換は、当時のユーザーを悩ませていた事を記憶しています(私の記憶が間違いでなければ・・・)。結局、この記事の様な、特殊な「キット」を使う事で、HDD交換が出来ると言う話しでした。因に、現在でもこのキットを購入出来るか否か?私には分かりません。

         私は、この記事内容である、非常にComplicateな内容が一つの要因で、iMac購入を「嫌う」原因となりました(笑)。ま、他にも、内部の埃等の清掃の不便さ等も、購入拒否の理由でもありました。

         ま、この様な対象内容のiMacなら、筆者様自信が考えておられる、素直に7-Passレベルの初期化を施して、手放すのが良いのではと思います。次の使用者の方が余程の「中古PC・Macのデータ発掘マニア」で無い限り、筆者様のNDAレベルの資料の「発掘」される可能性は「低い」と思います。←あくまで私の個人的な感想ですが・・・。

        Jim,

  2. ファンの回転数を制御するための熱センサーが特殊な位置にある件ですね。iFixitの分解記事で承知しておりました。HDDのブラケットを再利用したら問題ないような気もします。しかし、あれこれと考えているうちに、既存の内蔵HDDは取り出して、外付けとして再利用し、iMac本体を売却するかどうかは後で決めれば良いかと考えるようになりました。一般的な内蔵用3.5″のHDDに換装できるようなら、売れば良いし、できないのならガレージの収納スペースにご隠居いただくということで。

    1. 筆者様

       この記事2011年5月にスクラップしたものです。「既存の内蔵HDDは取り出して、外付けとして再利用し、iMac本体を売却するかどうかは後で決めれば良いかと考えるようになりました。一般的な内蔵用3.5″のHDDに換装できるようなら、売れば良いし、できないのならガレージの収納スペースにご隠居いただくということで。」←私のスクラップ記事は、「HDD → SSDへの交換」ですが、実際、HDDから新HDD交換は、この記事〔実際、自力にて、交換された方)、

      https://starrrrr.com/entry/imac-self-repairment

      を拝見する限り、温度センサー云々は、HDD → 新HDDの場合「関係なし」な様です。ご参考に。

      Jim,

      P.S:所で、このレスを書いている画面では、Name、E-Mailの入力欄が、元に戻りましたね。新しい画面の方が、NameやE-Maiを覚えていてくれる機能があるので、私は、その方が便利だと感じています。

      Jim,再拝

      1. さらに調べてみました。既設の内蔵HDDに繋がる温度センサーケーブルの先端には実はセンサーがなく、HDD自体から温度情報を取得するためのケーブルであることがわかりました。HDDからSSDに換装した場合、温度情報が得られないので、ファンがフル回転するらしいです。そこで故意にこのケーブルを短絡させて、温度センサーを無効化するそうです。私がやろうとしているHDDからHDDへの換装の場合、ケーブルは元通りに戻せば良いということです。

        Fusion化する場合は既設のスーパードライブを取り外して、そこにSSDのキットを設置するようです。

      2. 筆者様

         と、言う事は「素直に交換・・」で。「O.K」と言う事ですよね。良い情報ですね、筆者様のお悩みには。無事に、バージンHDD載せ代えが、成功する事を祈念致します。

        Jim,

Leave a Reply

This site uses Akismet to reduce spam. Learn how your comment data is processed.