YONEZAWA DIAPET No. D-126 DATSUN BLUEBIRD 1/40 Scale

YONEZAWA DIAPET No. D-126 DATSUN BLUEBIRD 1/40 Scale

メルカリ出品18点目(ダイキャストミニカーとしては3台目)は、YONEZAWA DIAPET No. D-126のダットサンブルーバード。実車は1963年発売の2代目410型ブルーバードだそうで、このモデルかどうかは定かではありませんが、ダットサンブルーバードは父親の愛車遍歴にも登場します。YONEZAWA DIAPETのダイキャストミニカーは1965年発売だそうで、外車のミニカーよりも先に手元にあったように覚えています。

YONEZAWA DIAPET No. D-126 DATSUN BLUEBIRD 1/40 Scale

このオンボロミニカーは、恐らく母が最初に兄に買い与えたものだと記憶しています。同時に私はMODEL PET No. 27のトヨペット、コロナデラックスを買ってもらい、二台のミニカーをぶつけ合いながら遊んでいたような微かな記憶があります。トヨペットコロナとダットサンブルーバードは当時、競合車種であり、熾烈な販売競争が繰り広げられていました。そんなことは何も知らないモノマニアック家のガキ共は、ミニカーを武器に兄弟喧嘩しておりました。重量感のあるダイキャストモデルは武器としてはかなりの威力を発揮しました。

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昭和30年代〜40年代に男の子がいた家庭なら、どこの家にもダイキャストミニカーがあるものだと、私は勘違いしておりました。Lotus-Climax Formula 1出品時にも書きましたが、モノマニアック家では、母親が昭和20年代に大津にあったブリキのミニカー製造工場で勤めていたという特別な状況があったようです。小菅ジープ製造会社を退社した後にモノマニアック家に嫁いだ母親が昔を懐かしんでミニカーを買い続けた、これがダイキャスト製ミニカーが半世紀以上の歳月を経ても何台も私の手元に転がっている根拠ではないかと考えます。

YONEZAWA DIAPET No. D-126 DATSUN BLUEBIRD 1/40 Scale

メルカリに出品する前にこのオンボロミニカーについて調査しました。上述しましたように、DIAPET D-126がモデルとした実車は、2代目の410型系(1963年〜1967年)だそうで、ボディーのスタイリングはイタリア、ミラノに本拠地があるピニンファリーナが担当したそうです。ピニンファリーナは、フェラーリの設計もする企業です。

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エンジンは水冷直列4気筒OHVのC型1.0L、45馬力とE型1.2L、55馬力が用意されたそうです。ミッションは3速MT、1.2L車はオートクラッチの設定もあったとか。

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こんなオンボロミニカーもコレクターの間では数万円の価値があるそうです。状態が良い箱付きなら10万を軽く超える高値で取り引きされている。相場を調べる前は、3千円ぐらいから始めて、徐々に下げて行こうと考えていました。そんな価格設定なら値下げする前に転売屋さんの餌食になっていたかもしれません。相場を考えると、希少車であることは間違いなく、コレクターの間でも絶大な人気があるようです。

2 thoughts on “YONEZAWA DIAPET No. D-126 DATSUN BLUEBIRD 1/40 Scale

  1. 筆者様

     筆者様ご兄弟の、幼少の頃、遊ばれた勲章が、このダイキャストカーの「塗装剝げ」でしょうか?(笑)。不思議なんですよね、このようなグッズの写真を拝見すると、何か「ノスタルジック」な思い出が蘇って来る気がして・・・。

    Jim,

    1. はい、今から思えば幼少期の私は相当、ヤンチャな餓鬼でしたので、兄が所有していたブルーバードは虐待被害を受けています。それと比べて私が所有したコロナは塗装剥げがほとんどありません。

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