AP Drill Chuck with Key

毎週のように通うAstro Products 実店舗でチャックキー付きのドリルチャックがセール価格で販売されていたので、入手しました。

これまで使用していたMakitaのドリルチャックは付属するチャックキーが可動式であり、大きな力を加えてチャックを緩めようとしたら、キーが曲がってしまうことがありました。真っ直ぐに戻しても、また曲がることがあり、代替品を探していました。Astro Products製のものはチャック自体が大きくて、チャックキーが太くて固定式なので、大きな力を加えても曲がりそうにありません。付属するチャックキーは専用品なので、残念ながらMakitaのドリルチャックには使えません。

ドリルチャックを取り付ければ、電動インパクトドライバーで様々な先端工具が使えるようになります。例えば、BOSCH振動ドリルに付属したドリルビットがインパクトドライバーで使えるようになります。

対応するドリルビットのサイズは、1.5〜13ミリ。

以前はMakita製ドリルチャックをプロ用のNational EZ7540インパクトドライバーに装着して、下穴を空けるドリルとしての用途で使っていましたが、近頃はEZ7540を本来の用途であるインパクトドライバーとして使っています。電圧は同じ14.4Vですが、バッテリーの容量が3Ahと、Makita DIY用のバッテリーと比べて大きく、トルクも150N•mと必要十分にあります。今後はDIY用のMakita M695Dをドリルとして使うことになりそうです。

商品仕様を下に転記しておきます。

全長:98mm
幅:42mm
軸二面幅:1/4″ (6.35mm)
対応ドリルサイズ:1.5mm ~ 13mm
材質:スチール
チャックキー材質:スチール
付属品:専用チャックキー

5 thoughts on “AP Drill Chuck with Key

  1. 筆者様

     懐かしいものをお見せ頂き有り難うございます。昔、仕事で良く使用しました。

    Jim,

    1. そうでしたか。私は今回、この製品を購入してこの道具が「チャック」と呼ばれ、スペルが”chuck”であることを知りました。これまでは「チャック」と「チャックキー」を混同していました。

  2. 筆者様

    ご存知の事で、筆者様には「蛇足」的な話ですが、チャック締め付けキーの、締め付けガイドの「穴
    が3箇所にあるのは、ドリルを締め付ける折に、ドリル自体の中心と、締め付け後のチャックのセンターが同じ位置に来る様にするためです。1箇所でドリルを締め付けてしまうと、チャックとドリルの中心が狂うので(若干の狂いですが)、精度の良い穴あけをする場合には「三方締め」が基本です。昔、技能実習で習いました。ま、ドリルの刃のチゼルポイント(先端)が、ドリルの刃を研ぐ時に正確に形成されて居ないと、三方締めは意味を成しませんが・・(笑)。

    Jim,

    1. 私はいつもどの穴でも構わないと思い、チャックキーを挿して締めていました。3つの穴から均等に締めて初めて先端工具を真っ直ぐに固定することができるのですね。Makitaのチャックの可動部に注油したら動きが滑らかになりました。これまでは錆で可動部が固着していて、無理な力をキーに加えた結果、キーが変形したと思われます。

  3. 筆者様

     ドリルの芯と、チャックの芯を合わせて使用する事で、精度の良い、穴加工が出来ると言う「ポイント」です。特に、ボール盤を使用している時には必要なポイントです。チャックが錆びていて、動きがスムーズでない場合は、直接注油でも、注油後、スムーズに動けば、それはそれで良いのですが、良いメンテナンスをするのであれば、経由、叉は灯油に漬けておき、その後、取り出して、ゆっくりとドリル締めつけのローレット部分を動かしながら(灯油、叉は、軽油の中で、此の作業をする方が、内部の錆も、灯油、軽油の液体の助けを得て、外へ出て行きます)、スムーズに動く状態を得て後に、チャックを乾燥させ(軽油、灯油は、チャックから有る程度の油分を「脱脂」してしまうため)た後に、少し粘度の高い、潤滑油(私の、経験からはRO-180:防錆潤滑油)をスプレーするか、漬ける(ま、1日漬けて置けば、細部に浸透します)かをする事により、錆を防ぎ、動きをスムースに維持する事が出来ます。勿論、この処理は一回こっきりのものではなく、定期的に施す事により、状態を維持出来ます。

     余談ですが、ドリルの刃先角度は118度が適性ですが、これは一般的な金属への穴加工のドリル先端標準角度ですが、シンプルに言いますと、金属によって、ドリル先端角度、逃げ角(切削、クズ排出角度)が違います。また、非鉄金属の場合、例えば、アルミ、真鍮等は、粘度の低い切削油を使用する事が良いです。粘度の低い切削油として使用出来るのは、軽油、叉は灯油です。これは、非鉄金属に対して、穴を明ける時の必需品です。これを使用しないと、ドリルの切削刃先に、非鉄金属削りカスによる「構成刃先」が形成され、穴が、大きくなってしまうのを防ぐ為の処置です。参考になれば幸いです。

     因に、薄物の金属板、非鉄金属板、プラスチック板に、綺麗な穴を開けるには、通常のドリルではなく、ドリル刃先先端を、「蝋燭チップ」形状にする事で、綺麗でバリ(かえり)の少ない穴を開ける事が出来ます’。が、ドリル先端を、グラインダーで研ぐ技術がないと、普通のドリル先端を、蝋燭チップ形状に「整形」するのは難しいので、私の記憶では、市販で蝋燭チップ形状のドリルが購入出来るはずですので、そちらを使用するのも良いと思います。

    蝋燭チップドリル先端形状 参考:https://www.monotaro.com/g/01075097/

     自慢でも何でもなく、私の若い頃は、通常、「道具は自分で作る」でしたので、当時の機械加工技能士は、この様な形状をグラインダーで研ぐ「技(コツ)?」を先輩から教わり、自分で研いでみて、切れ味に工夫を凝らしたものです。今は市販品で購入出来るので便利ですね。でも、再研削するため(台にしっかり固定された、砥石回転バランスの取れてある、両頭グラインダーが必要です)には「技」が必要です・・・(笑)。

     此のブログ内容で、昔を思い出させて頂きました。有り難うございます。

    Jim,

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