Mars Close Approach

手持ちのiPhone 7でも撮影できるほど明るい火星

本日、7月31日は15年ぶりに火星と地球が接近する日。距離はおよそ5,760万キロ。5,580万キロまで接近した前回の2003年は、およそ6万年ぶりでした。前回ほどではないとしても、月明かりにも負けない赤く輝く火星が南東の空に見えています。高度が上がる午後10時以降が見頃です。最接近時の今夜は木星よりも明るいマイナス2.8等級。

私にとって記憶に残る火星大接近は、5,620万キロまで近付いた1971年8月。買ってもらったばかりの屈折式天体望遠鏡で火星を見て、会員だった大津天文同好会先輩諸氏の指示を受け、スケッチを描いたのを覚えています。赤道儀付きだったとは言え、小さな口径の望遠鏡では倍率が低く、スケッチが描けるほどの鮮明な像は得られなかったのに、もっともらしい絵を描いていたように記憶しています。

3 thoughts on “Mars Close Approach

  1. 筆者様

     今回も観察されますか?されるのなら、良く見えると良いですね。

    Jim,

    1. 今夜でなくても火星は11月下旬ごろまでマイナス等級で光り輝いています。最接近時の今夜はマイナス2.8等級で木星よりも明るいです。望遠鏡は今は手元にありませんが、眼鏡なしでも見えるほど輝いています。

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