Wood Carport — Part 87

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去年の台風21号で大きく浮き上がった柱Dを支える束石は、高さ240ミリのものから300ミリのものに変更しました。さらに補強するためにホールダウン金物を柱Dに取り付けます。先ずは羽子板付き束石の周囲を深さ300ミリほど掘り下げて、合板の端材で製作した型枠を設置。

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砂利の配合比が少ないモルタルのようなコンクリートを砕石の上に流し入れて、ボルトを埋め、二日ほど放置。

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型枠を外すとこんな感じでほぼ固まっています。

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土を埋め戻してナットを締めると、金具が柱から離れるように反ってくる。原因はホールダウン金物を上下逆に取り付けているからです。

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ビスをすべて使おうとすると、ボルトの溝が不足するので上下逆に取り付けていました。本来はボルトをもっと深く埋めれば良いのですが、コンクリートが固まってからボルトをさらに下の方に埋めることは不可能なので、金具を正しい向きに取り付け直して、上の方のビス穴2つは使用しないことにしました。この状態ならナットを締めても金具が柱から離れるようにして反ることはありません。付属の丸いワッシャーから角形のワッシャーに変更しました。

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2 thoughts on “Wood Carport — Part 87

    1. 柱(束柱)を支える独立基礎を束石(沓石)と言いますが、今回使用した補強金物(Hold Down Anchor Bolt)はアンカーボルトを地中に埋めてコンクリートで固め、金物は柱に固定しました。ナットを締めると柱がホールドダウン(下の方に抑える)されます。実はこの使い方は本来的な使い方ではありません。本来は布基礎(またはブロック基礎)に埋めたアンカーボルトを土台に貫通させて、柱に金物を取り付けます。今回、採用した方法はご近所の大工さんに教えていただきました。

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