Feb 062018
 

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先月の大雪被害は新設した木製カーポートではなく、母屋に集中しました。南西側大屋根から隣接するカーポート屋根上に徐々に落下した雪の重みでガルバリウム鋼板製の雨樋が大きく歪んでしまいました。ここまで歪んだ軒樋は修復不可能なので、取り外して軒樋なしにするか、新しいものと交換するほかありません。

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押し潰されるようにして歪んでしまった原因の一つは、母屋の大屋根に降り積もった雪がカーポート屋根上の雪に繋がった状態を放置したことだと思います。屋根上の雪を除雪して繋がらないようにすべきかどうか迷いました。母屋の屋根とカーポート屋根との間に空間を開けると、大きくて重い雪の塊が一気に滑り落ちてカーポートの屋根を直撃して破壊するのではないかと考えた結果、敢えて繋がった状態にしておいたのが裏目に出たようです。

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歪んだ軒樋を固定する金具の取り付け状態を確認しました。金具は鼻隠しに取り付けてありますが、取り付け間隔(個数)と位置に問題がありそうに思います。軒樋材質の強度にも問題がありそうです。しかしながら、数十年に一度の大雪を想定して施工した樋ではないでしょうから、致し方ないのかもしれません。

Snow Load Damage — Part 4へと続く。
Snow Load Damage — Part 2に戻る。

  3 Responses to “Snow Load Damage — Part 3”

  1. 筆者様

     母屋の樋、結構なダメージですね。筆者様の想像通りの応力が、それぞれの屋根から掛かり、最終的に、樋がこの結果で有る事は、理に叶った理解だと思います。

     ダメージの樋は、熟練のトタン職人さんが見つかれば、見事、矯正して使える様にして下さるのではないかと思います(希望的な話で恐縮ですが・・)。

     軒の延長線がそれぞれ重なり、最悪の場合、スライドしてきた雪の塊が衝突、もしくは時差衝突を発生させる、「雪のデス・バレー」状態なので、どちらかに、雪の滑り止めを施して、滑り降りる雪に時差を生む様にすると言うのも、一つの方法では?←何時も乍らの、素人考えですが・・。

    JIm、

    • 豪雪地帯ではない当地に建てられた建築物を数十年ぶりの豪雪による被害から防御することはかなり、困難です。雪止めの設置は屋根葺き替え工事の際に検討しましたが、屋根勾配およそ40ºで且つ素材が滑りやすいガルバリウム鋼板であれば、余程大きな雪止め金具を設置しない限り、雪の落下を阻止するのは難しいように思います。雪が隣地に落下しない限り、豪雪地帯では建物の倒壊を防ぐために雪止めを取り付けないのが一般的です。

      今回の事象では母屋から落下した雪がカーポート屋根の雪に繋がった状態を放置したことが、軒樋破損の原因だと思います。早めにカーポートの雪を除雪すべきでした。

      破損した軒樋はトタン職人さんが見つかったとしても、手に負えないのではないかと思います。軒樋の素材はトタンのように見えるかもしれませんが、トタンではありません。母屋やカーポートの屋根素材と同じガルバリウム鋼板です。

      • 筆者様

         成る程、謂わば「想定外」が重なったわけですね。樋にしても、確かに鋼板ですと、ま、相当な「矯正」技と設備が必要になって来るので、大掛かりになりますし、相当な時間が掛かると思います。(トタンで無い事は、理解しております)。バーナーで火入れして焼き戻ししながら徐々に形状を戻した所で、加熱により表面処理は剥がれてしまいますし、確かに相当難しいですね。

        Jim,

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