Time Machine Backup

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iMac 27″ (Mid 2010) にmacOS Sierra Public BetaをインストールしたらKarabinerが使えないことがわかり、入力ソースの切り替えが異常に遅くなって不便だったので、El Capitanにダウングレードを試みました。そうしたら再起動できないという致命的な不具合に見舞われ、内臓HDDを初期化してインターネットリカバリーを使い、El Capitanを再インストール。そしてTime Machineのバックアップデータを復元。それでも再起動不可の不具合が解消されず、再度、macOS Sierraをインストール。

先週末はmacOS Sierraと格闘しながらF1 British GPをテレビ観戦。この間、Time Machineはひっそりとデータを自動バックアップしていました。その結果が上のスクリーンショットです。容量1TBのパーティションをバックアップしたデータが埋め尽くそうとしています。

最も古いバックアップの日付を見て私は愕然としました。2016年7月9日。ということはすべてSierraのバックアップデータで埋め尽くされているということです。OSだけ過去のシステムに戻すことはできても、二度と過去20数年分のデータファイルと共にEl Capitan以前のシステムには戻れないことを意味しています。

バックアップデータの復元を伴うOSの入換作業中は、Time Machineの自動バックアップはオフにしておくべきでした。

2 thoughts on “Time Machine Backup

  1. 筆者 様

     これは痛いですね。確かにユーザーが困って、過去のデーターは貴重なエリアに保管してくれている、いつでも戻れる・・・、なんて言う、TimeMachineへの盲目的過信(誰でもそう思っている?)が、こんな悲劇を引き起こすのですね。勉強になりました。私は、現在、瀕死の状態になっていますが、単純計算12TB実効9TB のストレージにすべてのデータをバックアックしているのと、更に1TB、2TB等の複数のHDD(2.5Inch)に、カテゴリー別に(音楽、写真、Document、Download App等)分けて二次バックアップを取っていますので、ま、全部コケたとしても、時間さえあれば元に戻せる状態にしています。本当は、カーボンコピーと言うAppを使用して、他のHDDにMain OS Xをまるごとバックアップしておく方が、更に安全なのですが、新しいHDD を購入していないので「割愛」しています(笑)。

    Jim,

    1. 時々、Time Machineが過去の古いデータを消去しているとのメッセージがあり、気になっていました。気がついたらEl Capitanの頃のバックアップデータをすべて消去していたというわけです。それでも過去20数年分のデータは消失したわけではなく、今も内臓HDDと外付けのTime Machine用HDDに残っています。El Capitanと一緒にそれらバックアップデータを復元できないというだけです。

      決して私はTime Machineを過度に信頼していることはなく、今回のような事が起きてもまあ良いかと考えています。過去のデータでもっと貴重なものと言えば、画像データがありますが、その類のファイルはすべて外付けHDDの別のパーティションに保存してあり、バックアップすらしていません。私はTime Machineではなく、Western Digital製の外付けHDDを過信しているかもしれません。

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