Pseudo Chikuma Soba

Pseudo Chikuma Soba

堺にある創業1695年の老舗蕎麦屋、「ちく満」の温かい蒸篭そばもどきを自宅で作ってみました。温かいざるそばを溶き卵入りの熱いそばつゆに浸けるだけですから自宅でも簡単に作れます。

Pseudo Chikuma Soba

標準茹で時間4分半の乾麺をプラス1分ぐらい、長めに茹でました。そばつゆは薄めずに使うセブンイレブンのつゆを使用。卵と刻みネギもセブンイレブンで調達。味は本物に近いものができますが、自宅では雰囲気があれなので、モノクロでごまかしています。

Pseudo Chikuma Soba

現実はこちら。高速道路を乗り継いで堺まで本物を食べに行く価値があることを実感しました。

Chikuma

「ちく満」の門をくぐるとすぐに製粉工場のような設備があり、部屋に通される前に必ずそのそば粉加工設備を見ることになります。食事する純和風の部屋からも調理場が見えます。

視覚が味覚に及ぼす影響は大きい。蒸篭そば3斤と薬味、そばつゆをセットにした¥1,500の「おみやげ」を持ち帰って、指示通りにその日のうちに調理して自宅で食べても味が違うということになるのはそのためかと思います。

3 thoughts on “Pseudo Chikuma Soba

  1. 筆者 様

     中々、良いお店ですね。筆者様が、高速道路を乗り継いでまで訪問されるからには、美味しいのだと思います。生きている内に(笑)、機会があれば是非訪問させて頂きたい所ですね(楽しみが増えました<笑>)。

    Jim,

  2. Jim様

    たかが蕎麦、されど蕎麦な逸品です。メニューはせいろそばだけで薬味はネギとわさび。にもかかわらず、記憶に残り又訪れたくなる究極にシンプルなお店です。今は亡き義父がわざわざ滋賀から通い詰めたのも、この歳になって分かる気がします。

  3. Keaton様

     な〜るほど、そう言う歴史背景の上に、この蕎麦があるのですね。お義父様の味覚感は「魯山人」の様な方なのですね、きっと・・・。(最近、電子ブックで、青空文庫の魯山人の著書を再読していますので、余計にそう思います<笑>)

    Jim,

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