Chikuma — An Old Monomaniacal Soba Place in Sakai, Osaka

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阪堺電車宿院駅のすぐ近くにある創業1695年の老舗蕎麦屋、「ちく満」を数年ぶりに訪れました。

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Steve Jobsが生きていたら是非、試食をお勧めしたい唯一無二のモノマニアックな蕎麦屋です。

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テーブルの上にメニューはなく、こんな風に壁に「ねだんがき」が貼ってあります。注文は1斤、2斤とか言うだけ。私は30年以上前から幾度となく、訪問していますが、以前は1.5斤はなかったように記憶しています。

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ウズラではなく鶏の生卵を自分で割って、茶碗に入れてかき混ぜます。

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次に素手では持てないほど熱い徳利に入れられた熱いつゆを茶碗に注ぎ入れます。薬味の刻みネギとわさびも。

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私が食べようとしている方が1.5斤で手前が1斤。温かいそばは蒸してあるので腰がなく、柔らかい食感です。

在米時は食べたくなってもちく満のそばは食べれなかったので、代わりに坂本の本家鶴喜そばを缶入りのつゆと共に航空便で送ってもらい、温かい蒸籠そばもどきを食べていたのを思い出します。

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食後のデザートは和風Starbucks堺フェニックス通り利晶の杜店で。すぐ近くに千利休屋敷跡があります。

2 thoughts on “Chikuma — An Old Monomaniacal Soba Place in Sakai, Osaka

  1. こんな蕎麦の食べ方は初めて知りました。蒸したソバ、生卵入れて熱いつけ汁でかき玉汁のように、とは斬新。関東にあるのだろうか…(^_^;)

    1. 堺市内に温かい蒸籠ざるそばを出す店が他にもあるそうですが、暖簾分けのようです。恐らくそれ以外ではこのような出し方をする老舗の蕎麦屋はどこにも存在しないのではないかと思います。もちろん、真似た蕎麦屋はあるでしょうけれど。

      生蕎麦を茹でて冷やさずに、溶き卵に注いだ沸騰寸前の熱いつゆに浸けて食べれば似たようなものができますから一度、試してみてください。乾麺の場合は茹で時間を長めにします。つゆがアチアチであることが重要です。それと漆塗りの茶碗に先に溶き卵を入れて、後からつゆを注ぐようにし、卵が固まらないようにしてください。

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