Sakura and Starry Night Sky

Sakura and Stars

自宅から徒歩で行ける公園の桜が満開、今夜は晴れていて月明かりもない、風も吹いていないので撮影条件は揃っている。この日を逃せば、次に条件が揃うのが一年後かもしれないので、新しいカメラ機材を車に積み込んで、公園に向かいました。昼間は花見をしている人もいましたが、夜になると誰もいない公園。夜なら桜と星空を独り占めできます。

Sakura and Stars

先ずは、OLYMPUS M.17mm F1.8を装着したPEN E-P5で三脚固定撮影。公園近くの道路に街灯があるので一段分絞ってf/2.0で20秒間の露光。ISOも控えめに1250に設定。この程度の絞り値ならVF-4(電子ビューファインダー)のライブビューで北斗七星が見えるので、構図が容易に設定できます。撮影後もVF-4で再生して拡大表示すれば、ピントが星に合っているかどうかの確認も可能。手元に焦点が合わないメガネ着用時も電子ビューファインダーなら焦点が合います。

Sakura and Stars

レンズをTokina AT-X 116 PRO DXに交換しました。K&F Concept Nikon (G) – M4/3マウントアダプターを使用しています。マウントアダプターに電子接点がないので、レンズに関する情報はExifに表示されません。

Sakura and Stars

公園から帰る途中にこぢんまりした桜並木があり、そこに車を停車して撮影続行しました。周囲は田んぼで、街灯がないのでISOを1600まで上げても桜の花が白とびすることはありません。

Sakura and Stars

シャッタースピードを20秒から25秒に伸ばしました。長秒時ノイズ低減はなしの設定ですが、Photosで現像するときに熱ノイズは自動的に除去されます。

Sakura and Stars

桜の木の右下に写っている明るい星はぎょしゃ座のアルファ星、カペラ。この写真のみ、DxO Optics Pro for Photosでノイズ除去し、桜の花が際立つようにPhotos Appで補正してあります。

2 thoughts on “Sakura and Starry Night Sky

  1. 筆者 様

     お見事!な「絵」ですね。特に、1枚目は、この絵から、既にハイキーな現像イメージが素直に見えます。多分、ハイキーな状態に仕上げたとしたら、結構、幻想的な写真になる様な素材「絵」ですね。

    Jim,

    1. 桜は昼間に撮影すれば、ありきたりの「絵」になりがちですが、夜に星空を背景に撮影すれば、ちょっと珍しい幻想的な作品が作れます。しかし、星空の撮影はシャッターを切る瞬間に終わるのではなく、それは着手点であり、パソコンに画像ファイルを取り込んで、現像してからの補正や加工が主な創作活動になると私は考えています。レベル補正、ホワイトバランス、コントラスト、彩度調整、ノイズ除去などほぼすべてのパラメーターを調整しています。Photos Appでもそうした調整値を別の画像ファイルにコピー、ペーストできることを最近知りました。尤も、撮影時の光の条件が大きく異なると、ペーストした後もさらに調整する必要はあります。

Leave a Reply

This site uses Akismet to reduce spam. Learn how your comment data is processed.