Suzuki Jimny JB23W — 4th Automobile Inspection

DSCF2527

4回目となった今回の車検では左右のフロントブレーキディスクとブレーキパッドの交換やタイヤの組み替えなど、車検に最低限必要な整備以外の作業が含まれており、1回目と2回目の車検時費用を大幅に上回りました。部品代¥36,490、技術料+諸費用¥43,875、消費税等¥6,429に車検法定費用¥34,070を加えて、今回の車検に要した総費用は¥120,864でした。これでもかなり値引きしていただいています。

交換してもらったブレーキディスクは持ち帰りました。錆の主な原因は融雪剤だそうで、ここまで錆びると研磨しても修復不可だそうです。持ち帰ったディスク2枚は何に使うか決めていませんが、研磨すれば別の用途で再利用できそうな気がします。

Suzuki Jimny JB23W

特にコーティング剤は使用せずに洗剤でシャンプーしただけと言われていましたが、妙に輝いていて触れてみるとツルツル。車検前に不調な点が一つありました。エンジンがかかりにくいという問題です。考えられる原因はスパークプラグとバッテリーの劣化ということで、その二つとも自分で新品交換しましたが、症状は改善することはありませんでした。今回の車検でその辺りを調査してもらったところ、意外なことが不調の原因であることがわかりました。原因はスパークプラグの取り付けミスでした。プラグは手で回せば緩むほどの状態だったそうです。プラグを締め直すと、エンジンがかかりにくい問題が解決。

車検を完了した車をしばらく走らせてみると、トルク感もまるで新車のように力強くなっていました。スパークプラグが緩んでいると、他にも問題を発生させていたかもしれません。燃費はまだ計測していませんが、最近、良い時と比べて1L当たり、1キロほど悪くなっていたので、これも改善しているかもしれません。

Suzuki Jimny JB23W

タイヤは使い古したA/Tタイヤからほぼ新品のH/Tタイヤに組み替えてもらいました。こちらのタイヤの方が高速走行時の性能が優れています。車検前と比べて加速するように感じるのはスパークプラグの取り付け状態だけではなく、タイヤの性能も関係しているかもしれません。

総走行距離:73,004km

9 thoughts on “Suzuki Jimny JB23W — 4th Automobile Inspection

  1. 筆者 様

     新車かと思うほどの綺麗さですね。融雪剤は、やはり金属も犯して行くのですね。ディスクブレーキは、私の勝手な思惑ですが、綺麗に磨いて、ブック塩素スピーカーの台にしたい所ですね(但し、是をスピーカー本体の底面に、上手く固定する必要がありますね。それをする事により、低音が伸び、ツイーターの高音も伸びるはず・・・)<笑>。

     しかし、プラグの締め付けが緩んでいたとは、ある意味怖い話ですよね。要するに圧縮ガスが少しはエンジンルームに漏れていたわけですから。プラグが緩んでいって抜け飛んだら、それこそ大事故ですから。やはり車の定期点検は大切ですね。

     それにしましても、ジムニー君は、未だ未だ現役で行けますね!

    Jim,

    1. ブレーキディスクをスピーカーの台として再利用するアイデア、面白そうです。一工夫必要になりそうですが。

      点火プラグは2年前に私が規定のトルク値で締めました。新品のプラグを取り付ける場合、親しくさせていただいている担当の整備士さんによると、トルクレンチを使用せずに手の感覚で締め付けるそうです。プラグが緩んでいることがエンジン不調の原因になるとは、思いもしないことでした。車は新車のように綺麗になりました。気のせいかもしれませんが、車内は新車の匂いがします。

      1. 筆者 様

         成る程、その締め方、確実な方法ですね。しかし、車内まで新車の香りがするとは・・。その整備工場さん、非常に細やかな「気遣い」をされている様ですね、良い整備工場さんだと思います。

        Jim,

      2. Jim様
        ご無沙汰しています。同居人のKeatonです。確かに車内もまるで新車のようです。ただその「気遣い」は整備工場ではなく、担当の整備士さんなんです。実は10年ほど前、私もジムニーに乗っていて軽い?事故を起こしました。その時に駆け込んだディーラーさんでお世話になった方がその整備士さんなんです。それ以来、その方がお店を異動されてもその方を追っかけて担当してもらっています。今は私の車はR1ですが、車検以外はこの方にお世話になるほどです。出逢いはアクシデントがきっかけでしたが、そのおかげで信頼出来る整備士さんに出逢えました。

      3. Keaton-San

         そう言う事ありますね、私も経験があります。整備会社の資質とかではなく、担当者の心遣いに気持ちよさと、清々しさを感じ、その気配りと心遣いは、他では得られない。やはり、どんな事でも最後は「人柄」に尽きる様に思います。

        Jim,

      4. Jim様
        私もその「人柄」に惚れ込んでいます。ディーラーの車検ならどこも一緒だと思ったら大間違いで、ディスクブレーキの交換も本当はmonomaniacgarageが自分で交換したかったようですが、この整備士さんに聞くと、「これは整備士の中でも出来る人間が限られているので、お任せ下さい」と言われました。彼との信頼関係があり、見積りでお願いした以上の整備で10年近く経った車が新車のように甦ったんだと思います。今回の車検は決して安くはなかったですが、それ以上の価値と満足が得られました。

  2. Keaton-San

    「今回の車検は決して安くはなかったですが、それ以上の価値と満足が得られました」←これ!これなんですよね「Service」の価値に「至福」を感じて、その代価を支払う。只、単に商品の価格の安さの比較で買うのは人間常ですが、家電であれば購入後のMaintenanceまで考えて少し高くても買うか?と言えば、目先の価格に引かれるのが常。でも一度買ったものを、それぞれのお客様別に覚えている店員さんが居られたら嬉しいですよね。「どうですか?使用の感じは?」「もうそろそろ、あの商品4年目ですが調子は如何です?弊社では有りませんが、こんなクリーニングサービスがありますよ・・」なんて「声かけ」が有れば、同じ家電量販店でも此方が嬉しいですよね。これが「至福の価値」なのではないかと思います。「安物買いの銭失い」と言う諺(?)が有りますが、この様な内容を指ているのではないか?と思います。決して、物質的な「高い安い」という商品自体の価格観ではないと思いますね。

    Jim,

    1. Jim様
      そうですね。お店の方が自分の顔や見ていた商品、買った物などを覚えてくれていただけでなんとも言えない嬉しい気持ちになりますよね。昨年のシンガポールで思いもよらぬ事がありました。過去にたまたま運良く宿泊出来たRitz-Carltonのショップを訪れた時のことです。店員さんが私のこと、その時買ったバッグのことまで覚えていてくれたのです。先日ご一緒したA&FCOUNTRYの店長さんも趣味、嗜好を分かってくれているので、欲しいものがあってもなくてもお店に行くだけで楽しい気持ちにさせてくれます。企業の資質や教育もありますが、やはり最後は「人柄」ですよね。これからも「お金で買えないモノ」を大切に思える自分でありたいと思います。

      1. Keaton-San

         この状況が土台になり、その上に「お・も・て・な・し」「気遣い」「気配り」「相互の尊敬」の会話が成立しCommunicationが深まる。これが本当の「顧客への対面応対」の基本なのでしょうね。この様なお付き合いが、Repeter顧客を生み、顧客様との深い絆が出来る事が本当の姿かなと思います。これを徹底教育しているのが、私も筆者様も好きなAppleであり、Apple Shopの方々なのでしょうね(基本、お手本はリッツカールトンのおもてなしですからね)。

        Jim,

Leave a Reply

This site uses Akismet to reduce spam. Learn how your comment data is processed.