2009 Geminid Meteor Shower (December 15)

09年12月15日午前4時11分撮影 Olympus PEN E-P1 w/M. Zuiko Digital 17mm F2.8

北斗七星に平行して流れる、軌跡が非常に長い流星の撮影に成功しました。天気予報は「曇り」で、今日は撮影を諦めていたのですが、納期に間に合わせた仕事を終えて、外に出るとポーチはさっきまで降っていた雨で濡れているものの、空は雲一つない快晴。しかし、靄がかかっているようで、透明度はそれほど良くはありません。急いでオリンパスのカメラ2台を三脚に固定して撮影開始。最初の写真のExifデータを見ると午前3時23分、最後の写真は午前4時40分。この間に肉眼で確認した双子座流星群に属すると思われる流星は23個。昨日よりも若干少ない印象を受けました。そのうち、非常に明るいものが2個。

上の写真、ちょうど、レンズ画角の中央付近に天頂方向から流星が降るように流れる様子が写っています。クロップする必要がない、偶然の一枚です。実は、この流星、肉眼で確認できていません。E-520のノイズ処理を待ちながら、次の撮影準備をしている時に流れたものと思われます。後で、iPhoto ’09にインポートしている時に気付きました。

2009年12月15日午前3時59分撮影 Olympus PEN E-P1 w/M. Zuiko Digital 17mm F2.8

こちらの方が先に撮影したものです。不思議なことにいつも撮影に成功するのは画角が広い標準ズームレンズを装着したE-520ではなく、換算34mmのパンケーキを装着したPEN E-P1の方です。今日はすべてISO640で撮影したので、縞状のノイズが目立たないように、iPhotoで少しだけ処理しています。上の一枚目の写真と同様に、北斗七星が写っています。この普通の長さの軌跡と比べると、一枚目の流星の軌跡は極めて長いものです。引き続いて撮影した写真にうっすらとした流星痕が写っていました。

軒下で撮影しているからかもしれませんが、この時期でもレンズが曇ることはないので、懐炉は不要です。長秒時露光によるセンサーの熱がパンケーキレンズを温めているのかもしれません。

3 thoughts on “2009 Geminid Meteor Shower (December 15)

  1. 一枚目、とても綺麗な軌跡ですね!お見事としか言い様がありません。

    自分も先日撮影しましたが、620の標準ズームとE-P1に無理矢理付けた7-14mmの二台体制でも今年は満足行く写真は全然撮れませんでした。

  2. コメント、たいへんありがとうございます。オリオン座流星群は火球が撮れて、一生に一度のことと思っていたら、今度は双子座流星群で軌跡が長い明るい流星が奇跡的に写っていました。7–14mmの超広角など、良いレンズをたくさんお持ちですね。

  3. やはり撮る人の「腕」と「日頃の行い」が良いと結果に出るのでしょう(笑)
    自分はまだまだ精進が足りないのでレンズはあっても活かし切れてませんです。

    そういえば確かにE-P1/620はライブビュー時の熱で曇らない気がします。この時期に握ると暖かいほどですしね。

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