溶損したMazda RX-8の触媒を自分で交換できるものなのかどうか、検証しながら触媒の脱着作業を行いました。先ずは、ガレージジャッキでフロントをジャッキアップし、リジッドラックに車前方を載せました。台座の高さは2段目の430mmに設定。
車後方に回り、デフの部分にガレージジャッキを当てようとしましたが、前方を持ち上げたので、後方が下がり、ジャッキがバンパーと干渉してデフの位置まで届かない。左サイドシルを別の小型ガレージジャッキで持ち上げて、空間を確保すると、デフに届きました。4脚のリジッドラックに車を載せるのは初めての体験です。リジッドラック台座の高さはすべて430mmに設定したので持ち上げた車は水平を保っています。
複数あるO2センサーのうち、故障しているらしいO2センサーは触媒内部の酸素を計測する後方のセンサー。(前方のO2センサーはエキマニに付いているそうです。)センサーを保護する金属製のシールド部品は2本のボルトで固定してあります。ボルトが固着していると厄介なことになりますが、簡単に緩めることができました。それもそのはず、先月、ディーラーで取り外したばかりです。ナットのサイズは12mm。
O2センサー本体を取り外すには22mmのソケットまたはレンチが必要ですが、手元になかったのでBAHCOのモンキーレンチを使用しました。固着していたら、モンキーレンチでは無理があるので、下にリンクを張ります、ケーブルを避ける為の専用ソケットが必要になります。上の写真は左が車前方。右にぶら下がっているのがO2センサー。シルバーの筒状の大きなパーツが触媒。助手席側の触媒側面に見える穴がO2センサー挿入部。エンジンが異常燃焼していたとき、センサー周辺部が赤いドーナツ状になっていました。
O2センサーを取り外した後のメス側コネクター。
取り外したO2センサー。警告灯は点灯しなかったのでひょっとしたら、このセンサーはまだ使えるかもしれません。
しかし、コネクターの方を見てみると、熱で溶けている。センサーは、比較的、容易に取り外すことができました。次は、大きくて重い触媒の脱着が可能かどうか?(Flickrに取り外した触媒の画像をすでにアップロードしてありますから、脱着可能ということですが、苦労しました。)
作業の難易度:5段階で3
当方の環境だけなのでしょうか?
記事に挿入されている写真がバラバラです。関連しない写真が表示されています。
失礼しました。
コメントした途端、直りました。ごめんなさい!
関連しない写真とはどのようなものだったのか、ちょっと気になりますが、直って良かったです。報告、ありがとうございます。
筆者 様
最近、お静かだなと思っていましたら、この様な事をされておられたのですね。中々、骨の折れる様な作業ですが、興味が有ります。取り外されたセンサーが正常か否かは、簡単なテストですがテスターで抵抗値を測定されれば、新品と比較出来る状況でしら、確認出来ると思います(一つの簡易チェックの方法でしか有りませんが・・・)
Jim,
O2センサーはMazdaディーラーで純正品を注文しようと考えています。触媒を新しいものと交換してから、古いO2センサーを新しい触媒に取り付けて、ディーラーで診てもらおうと思います。故障しているようならその時点で新しいO2センサーをと考えています。
センサーの電気系は壊れていないと思います。センサー本体が熱でやられているのではないかと言う気がします。センサー本体が壊れていると適切な空燃比が達成できなくなります。