Splitting iPhoto Library

iphoto

肥大化したApertureのライブラリー減量によるメリットをiPhotoでも享受しようと、MacBook White (Late 2009)のライブラリーを整理しました。およそ255GBに肥大化したiPhotoのライブラリーを500GBの外付けHDD (LaCie by Starck)に移して使っていました。ラップトップのMacBookの場合は、常時、外付けハードディスクを繋いでいるわけではないので、SDカードから画像ファイルを読み込む時は、毎回、外付けHDDとカードリーダーをUSBケーブルで接続しなければならないという煩わしさがありました。そのため、SDカードの画像ファイルが溜る一方で、少々、困ったことになっていました。

iPhotoのライブラリーを分割する手順は、Apertureの場合と比べて一手間、増えます。外付けHDDにあるライブラリーからイベントを書き出す作業と新しいライブラリーをMacBook内蔵ディスク内に作成して、イベントを読み込む作業を同時に実行することができないようであるからです。

aperturelibrary

先ず、外付けHDD内ライブラリーから2013年に自動作成した複数のイベントを選び、それを、File > Exportで、種類は「オリジナル」を選び、「書き出す」をクリック。保存場所は書き出し先となる内蔵ディスク > User > Picturesを指定し、必要に応じて新規フォルダーを作成して”OK”をクリック。次にFileプルダウンメニューからSwitch To Library…を選び、新規作成…をクリック。先ほどと同じPicturesフォルダーを選び、”iPhoto Library 2013″の名前を付けて「保存」をクリック。新たに作成したiPhoto Library 2013からiPhotoを再起動し、Fileプルダウンメニューから「ライブラリーに読み込む…」を選ぶ。Picturesフォルダー内にある、先ほど書き出したファイルを選んで、「読み込む」をクリック。すべてのファイルの読み込みが終われば、「イベント」 > 「選択したイベントを自動分割」をクリックして一連の作業を完了。その後、Photo Streamのライブラリーも切り換えておきました。

内蔵ディスクに作成したiPhoto Library 2013の容量は約23GB。このサイズなら320GBの内蔵ディスクをしばらくは満たすことはないし、SDカードから画像ファイルを読み込む時はカードリーダーのみ挿せば良いことになります。

2 thoughts on “Splitting iPhoto Library

  1. 写真データだけで何百GBとはさすがです。気兼ねなくシャッターを切れることがディジタルカメラの良さですが、大量のデータの管理も楽ではないですね。
    Macユーザの方々はiphotoが使えて羨ましい限りです。秀逸な写真管理ソフトだと聞いています。
    私は筆者様の写真をFlickrを通じて拝見していますが、これからも美しい写真を楽しみにしています。

    1. その大半が公開できない失敗写真です。Flickr有料会員の場合はアップロードするファイルの数に制限がないので、満足できない写真もついついアップロードしてしまいます。最近のカメラは撮像素子の画素数が増えて、RAWで撮影したりすると、ファイルサイズが一枚18MBとかになります。デジタル画像を楽しんでいるだけなら、フィルムの現像代やプリント代も不要なので必要以上にシャッターを切ってしまう傾向があります。

      iPhoto、Apertureは画像ファイルを管理するには非常に使い勝手が良いと思います。Apertureは特に、高度な補正も簡単にできてしまいます。Apple製品がマイナーだった以前なら、積極的に布教活動をしておりましたが、今はその必要もないくらい多くの人が使用されているので特にお勧めはしませんが… しかし、Apple製品はハードウェアとソフトウェアのデザインに一貫性があり、やはり勧めてしまいます。

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