Gion Matsuri 2017 — Part 1

DSCF3720

いつものように祇園祭宵山はセカンドハウス東洞院店から。

DSCF3720

町家を改装した東洞院店は屋根裏が丸見えで建物の造りがわかりやすい。

DSCF3720

現在建築中の「パーゴラカーポート」は、フレームのみ在来工法を採用しましたが、小屋組はトラス構造を考えています。したがって、町家で使われているような大きな梁や小屋束、母屋はなく、棟木もありません。

P7160001

雨が降ったり止んだりの祇園祭前祭の宵山でしたが、連休の中日とあって歩行者天国となった烏丸通と四条通りは例年よりも人出が多い。

DSCF3750

外国人観光客もますます多くなっているような気がします。

P7160001

まだ暗くなっていない時間帯なので、白飛びや黒つぶれの心配をせずに済みます。

DSCF3764

やはり夜店が出店しない後祭の方が我々の世代には向いているように思います。

Gion Matsuri 2017 — Part 2へと続く。

Wood Carport — Part 32

IMG_2803

7本目となる最後の柱Gに桁Dと梁Dを取り付けました。

IMG_2803

梁Dは縦挽きした材の一部であり、大きく捻れていたので取り付けには苦労しました。

IMG_2807

なんとか水平は一発で出したものの、柱Cと柱Gの切り欠き部分には容易に収まらず、腰高羽子板ボルトを締め付けることにより、調整しました。

IMG_2813

梁Dは中央部分が膨らむような向きで取り付けました。

Wood Carport — Part 33へと続く。
Wood Carport — Part 31に戻る。

My iPhone 7 Doesn’t Charge Itself

最近、iPhone 7の調子が悪くなったのか、充電したりしなかったり。最初に疑ったのは充電用スタンドとして使用しているTwelve South HiRise for iPhone 5/iPad miniに取り付けたLightningケーブル。端子の状態をじっくりと観察してみても問題はなさそう。

Suzuki HUSTLER

次に疑ったのはSuzuki HUSTLERに車載しているPioneer carrozzeria MVH-3300。オーディオデッキのUSB端子に接続した時も充電できたりできなかったりの状態でした。時々、FORMAT READの表示の後にエラーになることもありました。

シガーライターにケーブルを直接、挿してみても充電できない。これはiPhone 7本体の調子が悪くなったと考えるのが論理的ということで、Lightning端子の辺りを観察してみると、本体色と同じブラックであるはずの部分に白っぽいものが見えます。何だろうと思い、キーチェーンに取り付けて常時携帯しているSIM取り出し用ピンをLightningコネクターに突っ込んでみました。

白っぽい物質の正体は木粉でした。私はいつもLightningコネクターが上を向いた状態でiPhoneをポケットに入れています。丸ノコや電気カンナで切断したり削ったりした木材の粉がポケットに入っていたのです。ケーブルで充電しようとするたびにコネクターに落下した木粉を奥の方に押し当てていたのでしょう。接触不良になっていたので、何度も端子の先端で押し当てていたので、木粉はフェルトのような状態になり、接点を覆っていました。

フェルト状に固まった木粉を解してからエアダスターを吹き付けると、綺麗に木粉が取れて、正常に充電できるようになりました。今後は埃が侵入しないフラップ付きのポケットにiPhone 7を入れておこう。

macOS High Sierra 10.13 Public Beta 2 (17A306f)

本日、macOS High Sierra 10.13 Public Beta 2(17A306f)がApple Beta Software Program参加者に公開されたので、iMac 27″ (Mid 2010) とMacBook (Early 2016) にインストールしました。(App Storeのインストール済みアップデートを見ると、インストールしたのはなぜかDeveloper Beta Version 3になっています。)

  • Time MachineによるAPFSボリューム(起動ディスク)のバックアップが正常に機能するようになった。
  • Photosの編集(特にクロップで水平調整)がSierraと同じように快適になり、全体的に処理速度が向上した。

Time Machine couldn’t complete the backup.

macOS High Sierra version 10.13 Beta (17A291m)にアップデートして以来、Time Machineのバックアップができない状態が続いています。

TimeMachine

バックアップ対象から除外する項目に内蔵ディスクがあり、編集不可の状態です。調べてみると、17A291mでは意図的にAPFSボリュームの場合はTime Machineが正常に機能しないようになっているそうです。

Wood Carport — Part 31

IMG_2776

 7本目となる最後の柱Gを立てます。柱Gはコーナー部分の柱となるので、枘加工が必要。

IMG_2779

枘の部分に腰高羽子板ボルトを貫通させるとこんな感じになり、込み栓としても機能するのではないかと期待しています。

IMG_2776

桁Dに空けた枘穴は、調整可能なように長辺方向で少しゆとりを持たせてあります。

IMG_2776

柱Gに干渉するキンモクセイの枝は剪定しました。

Wood Carport — Part 32へと続く。
Wood Carport — Part 30に戻る。

Wood Carport — Part 30

IMG_2776


柱Fと桁Cの間に方杖を取り付け中。日差しが強い日はIKEAで買った麦わら帽子が活躍しますが、鍔の部分が邪魔になることもあります。

IMG_2776

この後、一気に梁Cの南北両側にも方杖を取り付けました。火打ちも取り付けることにしました。macOSに標準で付属するスーパー大辞林によると、火打ちとは「土台や梁など、材木が水平に直行している部分のゆがみをなくすために斜めに架ける補強材」です。

IMG_2776

梁と桁が段違いになっている構造なので、火打ちの取り付け方法にはちょっとした工夫が必要でした。

IMG_2776

下から見るとこんな感じ。火打ち材としては桧の40x90mmの角材を45度の角度で切断して使用しました。

IMG_2776

水平方向の歪み補強に効果があるのかどうか不明なので、これは「ないよりはまし火打ち」であり、デザイン性を重視しています。

次回は最後の柱Gを道路側に立てて、梁Dを柱Cとの間に渡します。

Wood Carport — Part 31へと進む。
Wood Carport — Part 29に戻る。

AirAsia Flight Credit Shell

航空会社の都合でフライトが変更になった救済措置として貰ったクレジットシェルの期限が7月10日(当日は使えない)だったので、クレジットが失効する前に9月28日関空発クアラルンプール行きのフライトの預入荷物20kgと9月14日関空発クアラルンプール行きのフライトの機内食を購入しました。

Wood Carport — Part 29

IMG_2733

柱Eと梁Bの間にも方杖を取り付けました。

IMG_2733

続けて柱Eと桁Cの間にも方杖を取り付けました。方杖は刻み作業に多くの時間を費やしますが、取り付けは比較的簡単です。下の方に2×4端材を一時的に取り付ければ作業しやすくなります。

IMG_2733

取り付け精度は誤差1mm未満。

IMG_2733

この部分はボルトが交差するので意図して段違いにしてあります。杉材の木目が綺麗なのでこのまま無塗装にしたいところですが、雨水に濡れるとすぐに黒カビが生えるのでキシラデコールで塗装します。

Wood Carport — Part 30へと進む。
Wood Carport — Part 28に戻る。

Wood Carport — Part 28

IMG_2720

柱Aと梁Aの間に方杖を取り付けます。方杖製作時は方杖自体に二つの穴と柱と梁にそれぞれ一つの穴を開ける必要があります。ボルトの径(12mm)に合わせて、使用するドリルビットは13mm。インパクトドライバーで大きな穴ばかり空けていると、バッテリーの消耗が激しくなり、穴空け作業中にバッテリーが切れることもあります。予備バッテリーは常時、充電しておかなければなりません。

IMG_2720

方杖を取り付けるのは久しぶりなので、思いの外、時間を要しました。

IMG_2729

ついでに腰高羽子板ボルトを梁Aの上側にも取り付けました。梁の上下から挟むようにして柱Aと桁Aに固定するものですが、当初の計画では柱に固定する下側のみでした。

IMG_2446

予定を変更したついでに桁に取り付けた腰高羽子板ボルトの写真を撮影していて、ある重要なことに気付きました。この部分は枘組みを施してあり、枘の上の方をボルトが貫通したことになります。径12mmのボルトで込み栓をしたことと同じなので、接合部の強度は下がるどころか逆に上がっているだろうから、このままにしておきます。

IMG_2720

腰高羽子板ボルトはやはり上下から挟み込むようにして取り付けた方がより安定すると思います。

Wood Carport — Part 29へと進む。
Wood Carport — Part 27に戻る。

Wood Carport — Part 27

IMG_2720

梁Cを柱Bと柱Fの間に渡したら柱Fが南側(道路側)に少し傾いてしまった問題を修正します。原因の一つは2本の柱の幅がそれぞれ1~2mmほど図面よりも大きかったことなので、梁Cの長さを南側で5mmほど切断して短くしました。

IMG_2720

2×4端材を柱Bと柱Fの切り欠き部分のすぐ下に一時的に取り付けてから、5mmほど短くした梁Cを2本の柱の間に渡して柱Fの垂直を確認しました。しかし、まだ少し南側に傾いている。原因は予想した通り、一つではない。柱Bの垂直を確認すると、南北方向で若干、傾きがありました。

IMG_2549

ウッドデッキに固定しているこの角材を取り外しておよそ2mm、短くして柱Bの垂直を出しました。それでも柱Fは道路方向に少し傾いている。3つ目の原因が不明な状態で、梁Cを今度は北側でさらに5mmほど切断。

IMG_2720

再度、梁Cを柱Bと柱Fの間に渡してみると、ようやく南北方向の傾きが解消されていることを確認しました。

IMG_2720

梁C自体が大きく捻れていることも柱の垂直出しに苦労した原因かもしれません。中央部が凹んでいたので、上下逆に取り付けました。

3つ目の原因が判明しました。柱Fの沓石が5mmほど北寄りになっていたことです。これは今から修正不可能なので、梁の長さで調整する今回の方法で解決したことにします。

独立基礎で土台がなく、水平は数少ない柱の高さで調整する木製カーポートの建築はひょっとして家を建てるよりも難易度が高いのではないかと思います。三方に壁がある2×4ガレージよりは確実に難しい。ご近所の設計会社社長さんが「手に負えなくなったらいつでも言ってください。」という言葉の真意がよく理解できます。

Wood Carport — Part 28へと進む。
Wood Carport — Part 26に戻る。

Wood Carport — Part 26

IMG_2705

12×65の六角コーチスクリューを柱A、B、D、Eに取り付けました。10.5mmのドリルビットで下穴を30mmほど空けてから、スクリューをハンマーで叩き込み、19mmのスパナで締め付けました。

IMG_2705

これまではシンプソンのビスで仮固定でした。コーチスクリューで締め付けるとより安定します。

IMG_2705

梁CはPart 19で縦挽きし、長さ3,200mmに加工した材を使用します。左右(南北)の桁の上に一時的に載せて水平を確認し、どのようにして柱Bと柱Fに掘った切り欠き部分に載せるのか思案中。中央部分に南北に渡す梁は当初の図面にはなかったものです。屋根は在来工法の小屋組ではなく、トラスを組む予定なので、左右(南北)に開こうとする斜め上からの力を食い止める目的で、この部分に梁を渡すことにしました。

IMG_2705

柱Bに深さ20mmの切り欠きを入れ、梁の長さを3,060mmになるように切断し、(上の画像には写っていませんが)2×4の端材を柱の切り欠き部分の下に仮留めしました。桁の上に載せた梁を2×4端材の上に降ろし、外側から柱をハンマーで叩いて切り欠き部分に入れました。一人でこの作業ができなければ、トラスを桁の上に持ち上げることは不可能です。

IMG_2715

作業スペースを確保するために車を少し、移動させました。

IMG_2716

腰高羽子板ボルトを取り付けて、

IMG_2716

道路側の柱Fの垂直を確認すると、上の方で5~10mmほど道路側に傾いていることがわかりました。図面通りに木材を刻んだにも関わらず垂直が出ない原因は何だろう。

IMG_2716

腰高羽子板ボルトを固定するボルトが、外側から力任せに締めたので傾いています。柱Fが道路側に傾いた原因の一つは恐らく、90mm角であるはずの柱Bと柱Fが実際には92mmほどあり、その誤差を考慮せずに梁Cを図面通りに切断したことだと思います。この傾きを修正するには梁Cの長さを5~10mm、短くすれば良い。腰高羽子板ボルトの取り付け位置も内側に5~10mm、移動させなければなりません。

Wood Carport — Part 27へと進む。
Wood Carport — Part 25に戻る。

Wood Carport — Part 25

IMG_2693

台風3号が接近する前に桁Cを柱Eと柱Fの間に渡します。桁Cは桁Dと相欠きで継ぐので刻み作業が必要です。重なる部分は50mm。丸ノコと鑿で不要な部分を切り落とし、表面を鉋で仕上げています。逆側は枘穴を掘りました。

IMG_2693

急いで刻み作業を行い、二本の柱の上に載せたので画像がいつもより少なくなりました。桁Cは一発で水平が出てます。

IMG_2693

雨が降るまでに羽子板ボルトも取り付けることができました。

IMG_2693

3メートルの桁Cを一人で柱の上に載せるにはちょっとした工夫が必要。柱Fに板の端材を二枚取り付けて、桁が落下しないようにしています。

IMG_2693

柱Eとは枘組みしてあります。桁Cを柱Eと柱Fの間に渡す作業の精度は誤差1mmを達成しました。

IMG_2693

台風の影響か、はげしい雨が降りましたがすぐに止みました。

Wood Carport — Part 26へと続く。
Wood Carport — Part 24に戻る。

Wood Carport — Part 24

IMG_2685

6本目の柱Fを立てます。柱Eとの高低差は113mmなので柱Fは沓石上端からの高さ2,371mmで柱Eと水平になるはずです。

IMG_2685

柱Fを電気鉋で削って表面を整えて、梁Cを受ける切り欠きを製作し、柱を立てる前に作業スペースを確保しようと、Mazda RX-8を移動させようとしたらエンジンがかからない。セルの回り方が弱々しいので、バッテリー上がりです。Suzuki HUSTLERの元気なバッテリーを借りてエンジンをかけることができました。バイパスをひとっ走りしてバッテリーを充電してから、前後逆に車を停めました。ジャンプケーブルがぎりぎり届く距離だったので、車の向きを変えていつでも届くようにしました。

IMG_2685

道路側に立てる柱Fが倒れないよう、仮筋交い4本で一時的に固定しました。台風が接近するまでに桁Cを柱E、F間に渡したいと考えています。まだ固定していないので、雨風の様子をみながら、必要であれば柱Fは撤去します。

Wood Carport — Part 25へと続く。
Wood Carport — Part 23に戻る。