mineo Might Have Been Compatible with iOS 8 and Later After All

auのネットワークインフラを利用するMVNO (Mobile Virtual Network Operator) であるmineoは、去年のサービス開始時にiOS 8が対応していないので、iOS 7.1.2以外をインストールしたSIMフリー及びauのiOS機器では使用できないという問題が発覚しました。2014年10月21日付のmineoユーザーサポート(抜粋)に、

本事象については、弊社での構成プロファイル等での対策が難しい状況のため、弊社として今後のiOS 8への対応の予定はございません。 しかしながら、Apple社に対して、mineoサービスがiOS 8およびiOS 8.1で利用できるように引き続き要望してまいります。

との発表がありました。ほとんどのiOS機器でmineoが使用できないということになり、mineoは事実上、Android OS専用のMVNOとの位置付けになりました。上の発表で、「弊社での構成プロファイル等での対策が難しい状況のため」とあります。

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iTunes Updated To Version 12.2.1.16

今回のアップデートはiTunes MatchまたはApple Music使用時に発生していた問題に対処するものだそうで、具体的には、

  • Fixes an issue for iTunes Match users where iTunes incorrectly changed some songs from Match to Apple Music. (iTunes Match使用者に対し、”Match”から”Apple Music”に一部の楽曲が誤まって変更になる問題を修復)
  • Provides a way to correct a library problem affecting former iTunes Match subscribers. (以前、iTunes Matchに登録していた人に影響を及ぼす、ライブラリーに関する問題を修正する方法を提供)
  • Includes minor bug fixes and improvements for Beats 1. (Beats 1に関わる軽微なバグ修復と改良を含む)

“Match”から”Apple Music”に一部の楽曲が誤まって変更になる問題は本当にあったということでしょうか。実際にDRM付きに変更になっていたとしたらこれは深刻な問題です。

Beats 1(24/7ラジオ)に関わる軽微なバグ修復と改良とは何を意味するのか?iTunesをアップデートした私の環境 (OS X El Capitan Version 10.11 Beta) では、Beats 1視聴時にAirPlayが使えない問題は未解決です。

Flickr — A New Version of HTML Embed Code — Part 1

Hydrangea Shot on iPhone 6

FlickrのHTML埋め込みコードが(勝手に)変更されました。ヘッダー部分にユーザー名とflickrのロゴが付き、フッターにはファイル名が表示されます。マウスオーバーでAll rights reserved、クリックすると新しいページにFlickrサイトが開きます。Flickrスタッフはこの新しいHTML埋め込みコードがファンシーな改善だとしていますが、ブログに画像を埋め込んでいる人にとってはこれ以上の嫌がらせはないのではと思えるほどの改悪です。

新しいHTML埋め込みコードは、上の紫陽花の画像であれば、次のようになっています。

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Subaru R1 — Replacing Engine Oil and Filter

Engine Oil Filers for Subaru R1

ほぼ9ヶ月ぶりにSubaru R1のエンジンオイルとフィルターを同時交換しました。今回使用したエンジンオイルはREPSOLの100%化学合成油、Elite Brio 0W20、オイルフィルターは画像右のAstro Products製A-332。左のNITTO製S-14と比べて価格は1/3〜1/4ぐらい。パッケージにはHonda車用と書いてありますが、Subaru R1用のものとサイズが同じなので、問題なく使用できます。(多分、R2も)

Astro Products 4PC ALUMINUM VALVE CAP SET BLACK

ついでにタイヤのバルブキャップもアルミ製のものに交換しました。

総走行距離:47,335km (前回のエンジンオイル、フィルター同時交換時から4,018.9km走行)

作業の難易度:5段階で3

Photon

昨日ぐらいから当ブログサイトの読み込み速度が大幅に改善されました。レンタルサーバーを移転(出戻り)させたことに加えて、WordPress.com用の統合プラグインであるJetpackに含まれるPhotonを有効にしたことが読み込み速度向上の主たる原因だと思われます。

P6304956

PhotonはWordPress.comのサイト用に用意された「画像加速編集サービス」であり、WordPress.comのアカウントさえあれば、独自ドメインのWordPress.orgのサイトでもJetpackが利用できます。特徴は、独自ドメインのホストサーバー上ではなくWordPress.comのサーバーに画像データのキャッシュを生成することでしょうか。それにより、ホストサーバーの負担が軽減されます。拡張子がgif、png、jpgの画像ファイルをレンタルサーバーに取りに行きリサイズするそうです。

一つ注意すべき制限事項があります。それはキャッシュの無効化ができないということであり、一旦キャッシュされた画像は永遠にキャッシュされるようです。画像をリフレッシュ(変更)する場合は、画像の名称を変更しなければなりません。当ブログサイトの場合、ほとんどの画像はFlickrにリンクを張ったものであり、後から画像を変更することもありますが、その場合は画像の名称が変わり、新たにキャッシュが生成されるので、問題はないかと思います。

Apple Beta Software Program

Cult of Macのライター、George Tinari氏の記事、”How iCloud could save your Mac from El Capitan’s destruction“を読んだ後にEl Capitanパブリックベータ版をメインマシンの内臓HDDにインストールしようと、Apple Beta Software Programのサイトを開こうとしたら、”We’ll be back.”の画面になっていました。

we'llbeback

Cult of Macの記事は、MacBook Air (Mid 2011) にEl Capitanパブリックベータ版を上書きインストールしようとしたら、直後に”File system verify or repair failed.”のエラーメッセージが現れ、その後、何度かインストールし直そうと試みても状況は改善されず。El Capitanパブリックベータ版のインストールは諦めて、リカバリーモードでYosemiteを再インストールしようとしたら、今度は別のエラーメッセージ、”An error occurred while preparing the installation. Try running this application again.”が表示されたそうです。

リカバリーモードでエラーが表示され、再インストール不可能になると、事態は深刻。困ったGeorge Tinari氏はGenius BarにMacBook Air (Mid 2011) を持ち込んだそうです。結局、Geniusは同氏の承諾を得てYosemiteのクリーンインストールを実行。無鉄砲で際どい人生を送る同氏は、Time Machineでバックアップを取っていなかったけれども、幸いにも容量を追加購入しておいた200GBのiCloud Driveから失ったデータの8割を復旧したとのことです。Time Machineでローカルディスクのデータを外付けのドライブにバックアップしておけば、100%のデータを復旧できたはずです。

El Capitanのパブリックベータ版は、想定した以上に多くのバグが潜んでいるのかもしれません。このポストを書いている途中で、Apple Beta Software Programのサイトは復旧しました。

注記:パブリックベータを別の場所に一から再インストールする場合、Appleのサイトからインストールファイルを再ダウンロードできないようです。最初にダウンロードしたユーザーアカウントのApplicationsフォルダの中にInstall OS X El Capitan Public Betaが入っています。

OS X “Yosemite” Version 10.11 Beta and iOS 9.0

elcapitan

本日、iOS 9とOS X 10.11のパブリックベータ版をダウンロードできるようになったことを通知するemailが届きました。早速、27″ iMac (Mid 2010) とiPhone 6にOS X 10.11とiOS 9をそれぞれにインストールしました。半日ほど使用した印象を当ブログで書きたいところですが、パブリックベータは企業秘密として扱われているので、ブログに書いてはいけないそうです。スクリーンキャプチャーを貼ることも禁じられています。

このプログラムにはApple IDを所有する人なら誰でも参加できるので、9月まで待てないという人は自分でインストールすればよろしいかと思います。iOS 9の場合は既存システムを(iCloudではなく)iTunesでフルバックアップ、OS X 10.11の場合はTime Machineでバックアップしておくことをお勧めします。また、OS Xの場合は、HDDに容量20GB以上のパーティションを組んで、既存OSを上書きすることなく、異なる場所にインストールするよう推奨します。

表題がOS X “Yosemite” Version 10.11 Betaとなっていますが、About This Macがこのような表示になっているので、そのままにしてあります。

Digital Camera RAW Compatibility Update 6.05

OS X YosemiteのデジタルカメラRAW互換性が更新され、6.05で以下のデジタルカメラが追加されました。

  • Canon EOS M3
  • Fujifilm X-T10
  • Fujifilm XQ1
  • Fujifilm XQ2
  • Leica M Monochrom (Typ 246)
  • Nikon 1 J5
  • Nikon D810A
  • Olympus STYLUS SH-2
  • Olympus STYLUS TG-4 Tough
  • Panasonic LUMIX DMC-G7

何と今頃になってFujifilm XQ1が後継のXQ2と共に対応リストに追加になっています。これまではJPEGで撮影していましたが、設定をRAWに変更しておこう。

Google Maps Updated To Version 4.8.0

IMG_3145電車等交通機関の乗り継ぎ案内がより充実したGoogle Mapsを使って、JR湖西線おごと温泉駅まで車でルート案内させてみました。道は熟知しているので、途中で渋滞もしていないのに細い迂回路を案内されても無視していつもの道を進むと、出発点での到着予想時刻ぴったりに駅前に到着しました。

目的地到着時に表示される画面がこれまでとは異なり、Wikipediaからリンクした「おごと温泉駅」の名称変更に関する情報と共に、JR湖西線の直近時刻表が表示されており、少々驚きました。車から電車に乗り継いで移動しようとしている人には利便性が高いと思います。駅まで送迎に来た人も、この直近時刻表が遅延情報も含めてリアルタイムで表示されるのであれば、かなり便利に使えます。

目的地到着時の画面には2008年3月15日に駅名が「雄琴駅」から「おごと温泉駅」に変わったことが書いてありました。この地は元をただせば田舎の歓楽街ではなく、由緒ある温泉地なのだということを知ってもらうための名称変更であったと思われます。

大津市歴史博物館の学芸員の方が書かれたブログ「学芸員のノートから」に以下の記載があります。

大正12年1月に開催された雄琴村議会では、温泉開発の問題が議案としてあがっていました。温泉のある土地の地上権を村が借り受け、その土地を開発業者に賃借する議案で、これについて村長は「温泉場設置計画ニ付大津市奥村房吉ヨリ交渉ノ次第之有、本村発展上有望ノ事業ニ付各員ニモ屡々協議ヲ煩ハシ今日茲ニ提出シタルモノナリ」と説明しています。(「雄琴村会決議録会議録編冊」)

雄琴村議会が交渉した相手、大津市の奥村房吉は京町で造り酒屋を営みながらこの地に温泉を掘り当てた、相当モノマニアック(偏屈)な人物であったと聞いています。温泉を掘り当てた房吉は私の実の祖父ですから、私にもそのモノマニアックな血が流れているようです。

Server Relocation — Part 3

以下、備忘録としてサーバー移転時の顛末を記録すると共に、VALUE-SERVERやCORESERVERなどで、複数のデータベースを作成して複数の独自ドメインWordPressサイトを運用しようとしている人に向けて公開します。

レンタルサーバー移転に伴い、データベースが見えなくなるという事態に陥りましたが、昨日、その解決方法の糸口を見つけ、実行したら正常にデータベースが見えるようになりました。データベースが見えなかった原因は初歩的なミスによるものでした。通常、レンタルサーバーのアカウントを取得し、一つの独自ドメインで一つのデータベースに一つのWordPressサイトを運用するのであれば、データベースが見えなくなるという深刻な事態は起こり得ないことです。

今回のサイト移転(出戻り)で、2年前の状況と異なるのは、二つのデータベースを用いて二つのWordPressサイトを運用することになったことです。2年前までは同一レンタルサーバーにRapidWeaverを用いて作成した静的データのみで構成される簡単な独自ドメイン商用サイトとWordPressで制作する独自ドメインの当ブログサイトを管理していました。静的なデータのみで構成されるHTMLのサイトであれば、データベースは不要なので、当時はブログ用として使う単一データベースでの運用でした。

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Tailor Scissors Made in Solingen, Germany

Tailor Scissors Made in Solingen, Germany

レンタルサーバー移転後初のポスト投稿になります。移転先(正しくは出戻り先)サーバーで、当ブログ用WordPressのデータベースが見えないという解決すべき問題が一つありますが、動的なデータを管理するMySQL (RDBMS) システムが見えていなくても、正常にサイトは動いているようなので、しばらくこのまま放置しておこうと考えています。(7月7日追記:放置状態は二日で終わりました。現在はデータベースが見えています。)

Tailor Scissors Made in Solingen, Germany

画像の裁ちバサミは義父から譲り受けたもので、指を入れる柄の部分を含めると全長が32cmもあり、意図された用途以外では使いづらいこともあり、引き出しに仕舞ったままになっていました。眼鏡を外してよく見ると、SOLINGENとMADE IN GERMANYの刻印があります。

Tailor Scissors Made in Solingen, Germany

ドイツ製の刃物らしく、切れ味は良好。柄の部分のみ塗装してあるようで、パーツは二枚の刃とボルトのみ。伝統的な工法で製作してあるようです。

Tailor Scissors Made in Solingen, Germany

メーカー名と製造年は不明ですが、恐らく少なくとも製造は50年以上前で、20世紀前半ではないかと思います。

Server Relocation — Part 2

imported

前回のレンタルサーバー引越し作業は、移転先サーバー試用期間を含めると10日以上、要しましたが、今回のサーバー出戻り作業は一日で作業をほぼ終了しました。

今回の引越し作業は当初、WordPressのプラグイン、Duplicatorを用いてファイルとデータベースの引越しを試みたものの、データベースの移転に失敗しました。移動させるファイルの容量が大きく、警告が出ていたのを無視して強引に実行したことが失敗した原因の一つと考えられれます。移転先(出戻り先)のサーバーはMySQLが10個まで持てるので、複数の独自ドメインWordPress.orgのサイトを運用することが可能であり、今回、出戻りさせたことで、データベースは2個になりました。これも、Duplicatorを用いた引越し作業失敗の原因です。installer-log.txtを見てみると、Errorは少なくとも二つありました。抽出したsqlファイルが読み込めない(パーミッションとグループオーナーの権限を有効化するように指示)ことと、新しいinstaller-data.sqlが作成できない(同様にパーミッションとグループオーナーの権限を有効化するように指示)ことでした。

暫く、試行錯誤した後、Duplicatorの使用は断念して、別のプラグイン、All-in-One WP Migrationを使用することにしました。ファイルとデータベースを丸ごと、別のサーバーに移転させることがことができる優れたプラグインです。Duplicatorとは異なり、移転先のサイトにあらかじめWordPressをインストールしておく必要があります。そうすることで、移転元サイトのデータをエキスポートする手順と移転先のサイトにデータをインポートする作業の両方をWordPress Dashboard内で実行することができ、不慣れな人でも簡単に引越し作業を進めることが可能です。

All-in-One Migrationは無料バージョンで512MBまでのデータをアップロードできます。私が今回、移転させたデータはおよそ185MBでした。All-in-One Migrationに関する詳細はこちらに英文での記載があります。

出戻り後、ページの読み込みが速くなりました。2年前は突然、重くなったので別のサーバーに引越したのですが。もうしばらく、様子を見て、問題がなければ移転元レンタルサーバーのデータを削除して、アカウントを閉鎖しようと考えています。

Part 3へと続く。

Server Relocation — Part 1

当ブログサイトは2年前からVALUE-SERVERに設置し、運営していますが、今回はアカウントの更新をせずに引っ越す前のレンタルサーバー、CORESERVERに出戻りさせる予定です。

WordPressのプラグイン、Duplicatorを用いて静的ファイルと動的データベースを移転する作業を開始しました。前回はサーバー間コピーの機能を使用してサイト全体を移転しましたが、色々と問題が発生して修復するのにかなりの時間を要しました。今回はDuplicatorを用いることにしたのですが、このプラグインは上級者向けなので、使用説明書を読んで学習しながらの作業になります。

この移転作業に伴い、ブログ記事の更新とコメント欄の使用を一時的に停止させていただきます。独自ドメインでの運営ですから、サイトアドレスの変更等は発生しません。

Part 2へと続く。

Music Membership Service Confusion

昨日、公開されたiOS 8.4とOS X Yosemite 10.10.4と共にやって来たAppleの革新的なサービス、Musicに関して、Cult of Macの記事(”iCloud Music Library adds DRM without buying you dinner first“)によると、試用している人も含めて会員が危惧すべき事態が明るみになっているようです。

Musicの会員になり、iCloud Music Libraryをオンにすると、iTunesライブラリーに保存してある楽曲(ユーザーがCDからリッピングした曲やiTunes MatchでダウンロードしたDRMフリーな曲など)が、自動的にDRM (Digital Rights Management) の保護がかかるとのことです。

しかも恐ろしいことにMusic購読サービスをキャンセルすると、リッピングした楽曲や自分でライブラリーに保存した楽曲も含め、アクセス不可になるらしいです。オリジナルのCDを手放したような場合、特に注意が必要になります。

どういうことでしょう?コメント欄を見ると上記のような問題は何も起こっていないという人もいます。iTunes Matchに登録している(若しくは過去にしていた)人で、オリジナルファイルをローカルディスクから削除してしまい、その同じ楽曲を Musicのサーバーからダウンロードしたら、DRMロック付きファイルが手元に残ったということかもしれません。そういう状況であれば、納得できます。 Musicを退会すれば、アクセス不可になることも想像できます。オリジナルファイルが上書きされるわけではないでしょうから、オリジナルファイルを自分で削除しない限り、安全なはずです。

beats1

私はまだMusicの会員登録はしていません。会員登録しなくても視聴できるラジオ、Beats 1のみ楽しんでいます。

7月4日追記:iCloud Music Libraryをオンにして、手持ちの楽曲をMusicのサーバーとマッチさせてどのディバイスでも視聴できるようにすると、ダウンロードした楽曲が手持ちの楽曲を上書きしてDRMロックされるという、誤解を招く記事がCult of Macにありましたが、その記事を訂正する新たな記事(Calm down and rock on; Apple isn’t adding DRM to your music)が投稿されています。

Replacing Window Screens — Part 2

IMG_3108

2階屋根裏部屋へと通じる階段の途中にある木製二重窓(Johnson-Postman製ダブルハング)の網戸もネットを交換しました。この網戸は下の方に固定用フックが付いているタイプなので、網戸を取り外す前にフックの取り付け位置を印しておきました。

NBC 24-mesh Screen

窓はダブルハングなので上下の窓が上げ下げ可能です。

NBC 24-mesh Screen

ネットは一般的なポリプロピレン製の24メッシュ。

NBC 24-mesh Screen

階段はCat ISONが自由に行き来できるようにしていますが、この窓は上の1/3程度しか開けないので、引っ掻き被害に遭うことはなさそうです。

作業の難易度:5段階で2