“Important Announcement AirAsia X — Nagoya (NGO) Route Suspension”と題した英文メールがAAX Preflightの差出人名で届きました。2015年2月15日以降、AirAsia Xの名古屋発着便を停止するという内容の緊急通知メールです。この決定による影響を受けるであろう人にBccで一斉に発信しているようです。
名古屋発着便を停止する決定に至った理由としては、営業経費の効率を改善して利益を生む航路を確保することと、アジアの通貨が米ドルに対して価値が下落したことを挙げています。名古屋発着便は利益を生んでいないということでしょうか。
9月のシンガポールGP観戦旅行のため、名古屋発着便の航空券を予約、購入済みである我々は、どうすれば良いのか?その辺りの救済措置の詳細は、個別に通知があるそうです。現時点で予定されている選択肢は3つあるとのことです。
- 予約をキャンセルして全額の払い戻しを受ける
- 予約をキャンセルして「クレジットシェル」に全額入金する
- 追加費用なしで大阪発着便に振り替える
「クレジットシェル」とは有効期限3ヶ月間の「クレジット口座」を意味するそうです。元々、大阪発着便を希望していた我々は迷うことなく#3の救済措置を選ぶことになりそうです。我々が名古屋発着便の航空券を予約、購入した時、大阪発着便の航空券が異常に高かったという事情がありました。自宅からは関空の方が近いので、ある意味、今回の決定は、我々にとっては都合が良いのかもしれません。発着空港が変更になると、当然のことながらクアラルンプール到着時刻や出発時刻が変更になり、それに合わせてシンガポールへの乗り継ぎ便やホテル宿泊日程も変更しなければなりません。しかし、幸いなことに乗り継ぎ便はまだ予約してなかったのです。
二日前に「トニーからのメッセージ」と題したメールがAirAsia Group CEOのTony Fernandezから届いていました。墜落した「QZ8501便に搭乗していた人の家族や愛する方のために祈り続けること」と、「AirAsia製品とサービスの見直しを徹底的に行い、より良いサービスをお客様に提供できるよう努める」と言った内容のメールでした。このメールは今回の名古屋発着便停止案内メールの予告だったのでしょうか。
名古屋発着便停止に関する問い合わせは、別のメールが個別に届くまで、受け付けないそうです。