Watch Out for Fake Grab Rides (GPS Spoofing) in Singapore

One Raffles Placeの屋上バー、1-Altitudeで決勝終了後のサーキットと夜景を堪能した後、ホテルに戻ろうとした時に巧妙なハイテク詐欺被害に遭いました。

Grab Appを立ち上げて、現在地(ピックアップポイント)をOne Raffles Placeに指定し、JustGrabを運賃S$20.00で予約しました。

敢えて、ドライバーの個人情報を公開しますが、なかなかハンサムなお兄さんです。星が5段階で4.9ですが偽造していると思われます。登録車はVolkswagen Jetta。ライセンスプレートの車番を確認し、指定したピックアップポイントでドライバーが到着するのを待ちました。数分後に、Grab App内のメッセージで次のような一方的なメッセージが送られてきました。

“Look out for me.”
“I can’t wait.”

「もう到着しているから探してくれ、待てない」と言ってますが、辺りにVolkswagen Jettaは見つからない。しばらくその場で待ちながら、Grab Appの地図を見ていると、どうしたことか、すでに我々をピックアップして目的地のホテルに向かっていることになっている。これはおかしいと思い、こちらからドライバーにメッセージを送りました。”Where?”

ドライバーからの返信は、

“Sorry, I picked up the wrong psgr.”
(”passenger”の冠詞が不定冠詞ではなく定冠詞になっている。英語が母国語ではないドライバーでしょうか?)

別の乗客を乗せてしまったと言ってます。地図を見ると、車は最短ルートでホテルの方に向かって走行しています。たまたま同じアパートメントホテルに向かう人が間違って乗車したのか?そのようなことが起こる確率はゼロではないとしても限りなくゼロに近い。

Volkswagen Jettaは諦めて、別のJustGrabを手配することにしました。今度はピックアップポイントを乗客が少ない道路の向かい側に指定して予約しました。間もなく現れた車に乗車してホテルへと向かいました。Grab Appを見ていると、先ほどのVolkswagen Jettaの走行がComplete(完了)になっている。

ホテルに戻り、Grab Appを立ち上げて、Volkswagen Jetta乗車履歴を画面に出して、”REPORT AN ISSUE”をタップ。下のリストから該当すると思われる4つ目にチェックして問題を報告しました。

  • Accident and Safety
  • I paid more than quoted
  • I’d like help finding my lost item
  • I wasn’t picked up but was charged
  • Report a map or location issue

私がGrab Supportに送信した内容は、

Description: The driver picked up a wrong person. I don’t know if I had been charged or not.

疲れた私はメッセージを送信した後、お風呂に入り、直後に床に就きました。しばらくすると、メールで信じ難い返信がありました。

Greetings from Grab. 

In regards to your concern pertaining booking ID XXX-XXXXXXXX-X-010, upon checking via our driver’s GPS locator and tracker we had found out that this booking was completed with the correct pick up point and drop off point. Booking details as per below : 

Booking ID : XXX-XXXXXXXX-X-010
Booking date : 2019-09-23 12:50:23 AM +08:00
Pick up point : GPSG-Gate4-One Raffles Place (driveway)
Drop off point :  1 Anderson Road, Singapore, 259983
Service : JustGrab
Booking fare : SGD 20.00

Kindly reconfirm with us if this was the  ride you did not take or you are referring to a different booking. We await your kind reply.

We will be closing this request from our end. Kindly rate the service you have received from me. You will be receiving the survey in 24 hours.

At Grab, we strive to provide fast, safe and hassle-free taxi rides to our users. If you need any further assistance, feel free to find answers at frequently asked questions or submit a request directly through our Help Centre (https://help.grab.com/hc/en-sg) from the Grab app.

Thank you for your continued support and we look forward to serve you better. (文法ミスあります。本来はwe look forward to serving you better.)

Best Regards,

乗車場所と降車場所が予約した通りで完了しており、GPSの走行データにも問題がないので、運賃のS$20.00は登録したクレジットカードに請求する。もし、利用していないのであれば返信しろ、この要望への対応はGrab側から終了すると言った内容です。

ベッドに横たわった状態ですかさずメールで返信しました。

I’d like to confirm that this ride XXX-XXXXXXXX-X-010 was not the ride I took. The driver said, “I picked up a wrong passenger” in the message.

I took the ride, “XXX-XXXXXXXX-X-011“ on the same route immediately after XXX-XXXXXXXX-X-010 though.

「直後に別の車に乗車して同じルートを走行した」ことを伝えました。サポートがGPSデータを確認すれば、物理的にあり得ないはずです。同時刻に異なる車に乗車しているのですから。しばらくして、別のサポートスタッフからメールが届きました。

Thank you for using Grab.

We have processed a refund for the excess SGD 20.00 to your card ending ****. The amount will reflect on your next billing cycle/ 2-3 working days or up to 30 calendar days depending on your bank’s process.

Details are as below:

Booking Code:  XXX-XXXXXXXX-X-010
Booking Date:  2019-09-23 12:50:23 AM +08:00
Total Fare: SGD 20.00 
Amount Refunded : SGD 20.00

We will be closing this request from our end. Kindly rate the service you have received from me. You will be receiving the survey in 24 hours.

At Grab, we strive to provide fast, safe and hassle-free taxi rides to our users. If you need any further assistance, feel free to find answers at frequently asked questions or submit a request directly through our Help Centre (https://help.grab.com/hc/en-sg) from the Grab app.

Thank you for your continued support and we look forward to serve you better.

Best Regards,

XXX XX-XXXX
GrabPay I Payment Ops | Executive

より大きな権限を有する上司からの返信でした。不正に請求された運賃は返金するとの内容です。もし、この詐欺事件発生直後に別のGrabcarに乗車して走行記録を残していなかったら、不正を証明する術がなかったかもしれません。去年と同じように最初からMRTに乗車してオーチャードまで行っていたら、このような詐欺に遭わなかったことでしょう。

帰国後にこの詐欺事件に関して調べると、シンガポールのローカル紙、The Straits Timesに2019年5月18日付けでこんな記事がありました。Singapore ride-hailing drivers using fake apps, GPS spoofing to cheat Grab.

Grab利用時の不正から身を守るには、クレジットカードを登録せずに現金払いにすれば良さそうですが、悪質なドライバーなら予約時の運賃よりも高い金額を請求する場合もあり、確実に安全な方法とは言えないかもしれません。クレジットカード登録によるGrab利用の利便性の一つに現地通貨を持ち合わせていなくても乗車できるという利点があります。ドライバーにクレジットカードを提示する必要もないので安心ではありますが、今回のようなハイテクを駆使した巧妙な詐欺は防ぐのは極めて困難です。大事なことは被害に遭っても泣き寝入りせずにサポートに報告して問題解決を促すことです。場合によっては現地警察に通報すべきです。

Grabサポートとのやり取りは現地の公用語もしくは英語になります。トラブルが発生した際に公用語か英語で交渉しなければならないことを承知の上でGrab配車サービスを利用すべきなのでしょう。

Singapore GP 2019 — Part 5 (Friday Morning)

ONEº15 Marina Club Singaporeでの宿泊は木曜の一晩のみ、朝食付きのプランを選びました。時刻は金曜午前8時半頃ですが、レストランを利用する宿泊客はほとんどいない。マリーナ地区やオーチャードのホテルとは違い、空いているので、ゆったりとしたリゾート気分を堪能しながら食事することができます。

果汁100%のピンクグアバジュース。

オムレツやスクランブルエッグなどの卵料理はエッグステーションでその場で調理してくれます。他に客がほとんどいないので、シェフを個人で雇っているかのような、我々にとっては非日常の世界そのもの。

コーヒー、紅茶もセルフサービス。

トロピカルな果物と野菜にヨーグルト。

カリカリベーコンが特に美味しく感じました。全体的に上品な味付けで、朝食としてはかなり質が高い。

特筆すべきはチーズの種類が豊富なこと。

今朝の売り上げを考慮すると確実に赤字だろうなと思いながら何度もお代わりしました。

晴れているけれど霞んでいるのはヘイズの影響。太陽が月のように見えます。

朝食後にマリーナで休憩していると、散歩をする人が多くいました。ここはあの「ヤバイ」超高級コンドミニアムや一軒家に暮らす人の散歩道のようです。

桟橋には施錠された門があり、ボートを停泊させているボート所有者のみ中に入ることができるそうです。

犬と散歩する人はメイドさんだと思われます。

売りに出ているクルーザー、さぞかし高いんだろうなと思いながら数字の桁を数えていたら、数字は連絡先の電話番号でした。

この宿泊施設を再び、利用する機会があれば、今度は是非プールに入りたい。

部屋番号を記すプレートにも”ASIA’S FINEST MARINA CLUB”(アジアで最も高級なマリーナクラブ)と書いてあります。

通路に張ってある真新しい床材。

マリーナクラブの受付にSRCから転職したダリアンが勤めていました。同じ会員制クラブでもこちらの方がずっと格上なので昇給したに違いありません。この後、お昼前にチェックアウトして、オーチャードのアパートメントホテルに移動しました。

Singapore GP 2019 — Part 6 (Friday Afternoon) へと続く。
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Singapore GP 2019 — Part 4 (Thursday Evening)

チェックインには早すぎたので、ホテルのフロントに荷物を預け、プールの更衣室を借りて、着替えてからバスでMRT HarbourFrontへと向かいました。当初、ホテル所有の無料シャトルバスに乗車しようとしましたが、バスは出たばかり。公共の路線バスでもHarbourFrontに行けることを知り、乗車して運賃を払おうとしたら現金が使えない。最前列の席に座っていたご婦人が親切にもEZ Linkで運賃を立て替えて支払ってくれました。

MRT HarbourFrontからCity Hallへと向かいます。

スイソテル4階のチケット回収センターで金曜の観戦チケットを受け取ります。現地駐在員のM君はすでにチケットが届いているようです。

9月10日付けのポストで、観戦チケットを受け取るには、「受信したemailによる通知書をきれいにプリントアウトした書類。(チケット受領後にこの書類に署名して提出する必要があります。)」と自分で書いておきながら、そのプリントアウトした書類を持参するのを忘れました。セントーサのホテルにまだチェックインしておらず、書類はフロントに預けた荷物の中でした。書類を持参しなかったことを受付のスタッフに伝えると、パスポートとクレジットカード、emailによる通知書を見せられるスマホがあるのなら、書類はこれから作成するので大丈夫ということでした。

これがその場で作成してくれた書類。

カウンターで書類に署名して金曜の観戦チケット(Premier Walkabout)を受け取りました。

スイソテルのエントランスに出ると、Aston Martin Red Bull RacingのチームスタッフがPirelliのタイヤを持ってどこかに行こうとタクシー待ち。こういう姿を目にすると、明日から始まるレースを肌で感じることができます。セントーサにいたのではこのワクワク感は味わえない。

しかし、何のためにタイヤをホテルに持ち込んだのでしょう。

木曜なら飲食品をサーキットパーク内に持ち込めるので、京都の生菓子持参でSRCのダンカンに会いに行きました。

仮設の野外ステージを横に見ながら、勝手に準備作業中のSRC敷地内に進入。

この時期、毎年、日本からやって来るモノマニアックな人。臨時採用ではないSRC職員ならほぼ全員が我々のことを知っています。

一年ぶりに再会したダンカンにドリンクとローカルフードのキャロットケーキをご馳走になりました。このキャロットケーキはデザートのケーキではなく、ホワイトキャロットと呼ばれる大根と米粉を主原料にしたシンガポール特有の料理です。ずっと前にホーカーで食べたような微かな記憶がありますが、とにかく美味しい。ローカルフードが苦手な同行者が一人でほぼ全部、平らげました。

高騰した特別な観戦チケットの売れ行きがよろしくないのか、シンガポールGP開催の前日になってもチケットの在庫があるそうです。毎年、会っているドイツ人も今年は特別なチケットを買ってないようです。大きな声では言えませんが、日曜の観戦チケットを特別価格で手配できるそうです。午前中に受けた仕事はまだ着手しておらず、ホテルに戻ってどのぐらいの時間を要するか、見積もった上で、日曜のチケットをお願いするかどうかを決めるので、後ほどiMessageで連絡するということになりました。(こちらの人はSMSのことをtextingと言います。)

3番ゲートを出て、MRT Esplanade駅からホテルに戻ります。

Raffles Hotelは外装を改装したばかりでしょうか?

HarbourFront駅近くのフードコートで早めの夕食にローカルフードを試したら決して美味しいとは言えない代物でした。

ちょうどこの頃にクロネコヤマトから、オンラインで予約購入したiPhone 11の発送通知が届いたので、受け取り日時を9月20日時間帯希望なしから帰国翌日の9月26日午前中に変更しました。

帰りはHarbourFront駅のタクシー乗り場からホテルのシャトルバスを利用してセントーサに戻りました。

正面に見えるのはUSSでしょうか。

ホテル敷地内にいた孔雀。

4時頃に戻ると言って出たはずが、ホテルに戻ると時刻は午後7時過ぎ。すでにチェックインが終わっていて、預けた荷物はマリーナ側の部屋に運ばれていました。

デスクは小さいけれど、アーロンチェアもあるし、仕事が捗りそうでした。

マリーナクラブらしいボトルを見ながら、早速、下調べ作業を始めました。

同行者は一人でまた出かけました。私はホテルの客室に残って、必要なファイルがすべてMacBookの内蔵SSDにあることを確認し、作業に要する時間を見積もりました。

結果、土曜の一日あればできそうだったので、この日は湯船に浸かって早めに就寝することにしました。

お出かけから帰ってきた同行者と相談した結果、日曜の特別な観戦チケットを特別価格でダンカンに譲ってもらい、決勝は現地観戦して土曜はホテルに籠もって仕事をすることになりました。

バルコニーから見た夜の会員制マリーナ。旅行会社に勤める駐妻情報によると、向かいに見えるコンドミニアム、相当「ヤバイ」超高級物件だそうです。

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Singapore GP 2019 — Part 3 (Thursday Afternoon)

Din Tai Fungと言えばサンラータンと小籠包ですが、

同行者はいつもチャーハンと小籠包。シンガポール国内には10店舗以上あるDin Tai Fungですが、店によって微妙にメニューと味付けが異なります。Jewel店の味付けは上品なMBS店の味付けに似ていると感じました。

行儀が悪いですが、食事中にiPhoneでGrab Appを立ち上げて、ピックアップポイントがどこになるのか確認していたら、VIPに登録した元同僚から仕事依頼のメールを受信しました。内容を確認して仕事を受けました。今年はサーキットパーク内での観戦を予定しているのは金曜だけなので、ホテルに籠もれば現地から納品することも可能です。どこでも仕事ができるようにMacBookやiPad miniなどを持参したのはそのためです。

正面エントランスを入ってすぐにあるApple Jewel Changi Airportに入店。日本と同様、iPhone 11 Proなどの新製品は翌日に発売だったので、この日は空いていました。店員さんにMBS近くに建設中であると噂されている3店目について尋ねると、噂を否定することなく、立場的に何とも言えないとのことだったので、3店目に関して確信を得た気がします。時間的ゆとりがあれば行ってみよう。

同じJewel内にできた新しいStarbucks Reserveで休憩してから、正面エントランスを出たタクシー乗り場に移動。

Grabを利用するのはおよそ一年ぶり。如何にも真面目そうなドライバーでした。3日後に利用した別のドライバーでGPSデータを改竄するハイテク詐欺に遭うとは夢にも思いません。

タクシーはSentosa Coveにあるリゾートホテルに向かいます。Sentosaに上陸するのは人生初体験。シンガポールには1988年以来、何度も来ていますが、生まれつきモノマニアック(偏屈)な私は、観光地が大の苦手で、これまでシンガポールを代表するセントーサ島には近づかないようにしていました。

パリに行っても凱旋門やエッフェル塔、ルーブル美術館には近づかないし、ニューヨークの自由の女神は遠くからでも見ようともしない。他にも言い出せばキリがないのでこれ以上書きませんが。

今回は木曜だけという条件付きで、セントーサ島にあるリゾートホテルに一泊することになりました。Grabタクシーのドライバーによると、セントーサ島の中でもその東端に位置するSentosa Coveは観光地ではなく、何やら特別な居住地らしいのです。シンガポールでは珍しい一軒家があると言ってました。セレブが住んでいるのか?と尋ねると、どちらかと言えば事業で成功した裕福な人が住んでいるとのことでした。JewelからSentosa CoveまでのGrab運賃はS$23.00でした。

Wikipediaによれば、ここはSentosa Cove Pte. Ltd.がシンガポール土地開発局から買い上げて開発した飛地の居住区だそうで、およそ2,500戸の約60%が外国人所有だそうです。翌朝に赤ちゃんや犬の散歩をする人が多くいましたが、その大半が親や飼い主ではなくメイドさんでした。

セントーサはUSSとピンクのイルカがいる島という誤った固定観念しか持っていなかった私は、このリゾートホテルに宿泊してイメージが一変しました。

木曜に宿泊したリゾートホテル、ONEº15 Marina Club Singaporeは、ホテルというより、会員制マリーナクラブに付属する小規模な宿泊施設でした。

宿泊した部屋のバルコニーからヨットやクルーザーが見えていましたが、よく観察すると、普通のヨットやクルーザーではない。桁違いに高級そうなクルーザーでした。

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Singapore GP 2019 — Part 2 (Thursday Morning)

およそ一年ぶりにKLIA2に予定通り、午前4時頃に到着しました。フライスルーではなく、マレーシアに一旦入国します。

出発前に交換したキャリーバッグのキャスター、妙に静かでほぼ無音です。

KLIA2では預ける荷物のチェックインもセルフサービス。

自分でタグを付けて、ベルトに載せます。

重い荷物から解放されたら、機内に持ち込む荷物だけ持ってnz Curry Houseへ。朝からイカカレーを食べようとしたら、早朝のメニューにはイカカレーはなく、ここでの食事は諦めました。

朝食はいつものマクドで済ませ、機内持ち込み荷物を持って出国ゲートへと向かいました。去年は機内持ち込み荷物の重量チェックはなかったのに、今年は一見して大きくて重そうなキャリーバッグをほぼすべてチェックしていました。我々のPacsafeのキャリーバッグも重量チェックの対象となり、計量すると規定の7キロを3キロオーバーして10キロ。比較的重いMacBookとiPad mini、望遠レンズなどを別の手提げバッグに入れ替えて、Pacsafeを持参の重量計で計量したら、7キロを下回りました。

荷物を入れ替えている時、我々のすぐ目の前で、同じように荷物の入れ替えをしている女性を見かけました。搭乗時刻が迫っているのか、慌てておられました。化粧品を落としても気付かずに重量計の方に向かわれたので、追いかけて行って、化粧品を手渡しました。その若い女性は何度も出国ゲートに行っては戻りの繰り返しで、ついには手荷物の一部を止むなく捨てようとされました。重たそうなチョコレートのお土産2パックのうち、我々が1パックを引き取りました。ゲートを通過すれば返してあげれば良い。

先にゲートを通過した我々は、女性が通過するのを待ち、預かったチョコレートのお土産1パックを女性に返し、一緒にイミグレへと向かいました。女性が搭乗する便の出発時刻を尋ねると、6時5分。現在時刻は6時なので、到底間に合いそうにありませんが、我々よりも先にイミグレを通過してもらうように配慮しました。

出国手続き後の保安検査を通過して、搭乗ゲートに向かっていると、先ほどの女性が泣きながら戻ってこられました。やはり、間に合わなかったようです。お気の毒としか言いようがありません。重量チェックを通過できるよう、レジ袋に詰めたお土産は全部、廃棄したにも関わらず、搭乗するハノイ行きの飛行機に間に合わなかった。チェックインを自動化したことで、航空会社は人員削減と経費節約を実現し、我々乗客はより安価に飛行機を利用することができます。その代償として今回のようなお気の毒なことが起こるように思います。

我々が搭乗したAK703便は定刻通りにチャンギ空港に到着しました。

KLOOK Appで予約購入したStarHubのプリペイドSIMカードをUOB両替所で受け取りました。この両替所はベルトの荷物を受け取る所にありますが、ドアを出て完全に入国した外側からもアクセスできます。この両替所でついでにシンガポールドルを購入。

KLOOKを経由すると少し、安くなって、支払った金額は2枚で¥1,652でした。7日間有効で容量は使い切れない100GB。タイでのローミングにも対応しているので、データローミングをオンに設定すれば、SIMカードを挿し替えることなく、シンガポールとタイの二カ国で使用できます。StarHubはMNOであり、mineoのプロファイルと干渉しないので、プロファイルを削除する必要はありません。

我々が到着したT4からJEWELに向かうにはシャトルバスを利用してT2に行く必要があります。

この無料シャトルバスでT2に移動しました。

この長い橋を渡った先にあるのが新しいショッピングモール、JEWEL。

空が霞んでいるのはヘイズの影響。クアラルンプールも霞んでいました。

このドーム状の建物はマリーナ地区にあるドリアン劇場のようです。

空港に隣接するショッピングモールなので、大きな荷物を転がす人が多い。

JEWELの中心に屋根から落ちる巨大な滝。

滝の周囲は森林状態に植栽されています。

シンガポールに到着して真っ先にJEWELにやって来た目的はシンガポール2店目のこのお店ですが、クアラルンプールで予定通りにイカカレーが食べれなかったので、ちょっと空腹気味。

JEWELの施設案内ボードを見ていて発見しました。ネットで下調べしていた時は見つからなかったDin Tai Fung。これはApple Jewel Changi Airportよりも前に入店するしかない。

Singapore GP 2019 — Part 3 (Thursday Afternoon)へと続く。
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Singapore GP 2019 — Part 1 (Wednesday)

出発当日を迎えました。メルカリで出品中のものは、売れてもすぐに発送できないので、出品一時停止にしました。Flight Board Appで確認するとD72便、クアラルンプール行きは定刻通りの出発予定です。

出発間近になると、ゲート番号も表示されます。特にAirAsiaのようなLCCを利用する際はこのようなAppで常時確認しておかないと、ゲート番号が出発直前に変更になることもあります。

Burtonのキャリーバッグ(ダブルデッキ)が加水分解していたので、今年はTimberlandのキャリーバッグとPacsafeのキャリーオンバッグの組み合わせに変更しました。

予定通り、HUSTLERを神戸空港海上アクセスターミナル専用駐車場に駐車。いつものことで慣れてしまいましたが、神戸に向かっていた車内でAirAsiaからスケジュール変更の通知がありました。バンコクから関空に向かう復路のXJ612便の出発時刻がドンムアン9月25日03:30になり、関空到着は同日11:15に変更とのこと。搭乗便変更とクレジット返金の二つの救済オプションが提示されましたが、復路の便で乗り継ぎとかはないので、そのままXJ612便に搭乗することにしました。

関空に向かうベイシャトルは午後8時出発の船に変更。

大人往復乗船券は¥3,000なので、二人分¥6,000。駐車料金が含まれるので、関空の駐車場に駐車する場合よりもお得です。

預けた荷物の重さは13.5キロ。往路、復路ともに20キロの受託手荷物を購入しているので、ゆとりがあります。

AirAsia D7 2便は北ウィングからの出発。空港でKLOOK Appを使ってStarHubのSIMカードを2枚予約購入しました。

夜行便は久しぶり。

自動割り当ての座席はなぜか前の方のQuiet Zoneでした。

食事は空港で済ませたので機内では抹茶ラテのみ。AirAsiaの機内食メニューが大幅に変更になっていて、どの写真も美味しそうでした。

Singapore GP 2019 — Part 2 (Thursday Morning) へと続く。

AirAsia Web Check-in 2019 — Part 3

タイ発着便は例外的に出発時刻の10日前(240時間前)からWebチェックイン可能なので、復路の9月25日XJ612便、バンコク > 大阪の便のチェックインをしようとしたら上のエラーメッセージが表示されました。空港のカウンターでチェックインするようにとの案内ですが、座席は自動割り当てで既に決まっている状態でした。航空会社サーバーのシステムエラーだと思われます。

後日、再度、Webチェックインを試みると、完了しました。自動に割り当てられた座席は隣り合わせでした。

AirAsia Web Check-in 2019 — Part 2に戻る。

AirAsia Web Check-in 2019 — Part 2

タイ発着便は10日前(240時間前)からWebチェックインができるとのことで、先ほど9月23日(月)の復路、シンガポール > バンコクのFD356便のチェックインを済ませました。追加料金が発生しない自動の座席指定でしたが、窓側隣り合わせの2席でした。

AirAsia Web Check-in 2019 — Part 3へと続く。
AirAsia Web Check-in 2019 — Part 1に戻る。

Singapore GP 2019 — Tickets Collection Notification

Shot on Sep 13, 2018

Singapore GP Pte Ltdから観戦チケットの現地回収に関する告知メールが届きました。ここ数年はSRCのダンカンからチケットを受け取っていたので、このメールを受信するのは久しぶり。MRT City Hall駅すぐ上のスイソテル4階に臨時に設けられるチケット回収センターで、観戦チケットを受け取るには以下の書類が必要です。

  • 受信したemailによる通知書をきれいにプリントアウトした書類。(チケット受領後にこの書類に署名して提出する必要があります。)
  • NRIC、パスポート、運転免許証など、チケット購入者を証明する写真付き身分証明書。
  • チケット購入時に使用したクレジットカード。(紛失などにより、同じクレジットカードが手元にない場合は、emailまたは電話で連絡する必要があります。)

観戦チケット回収期間は9月16日〜9月22日の午前10時〜午後9時。

AirAsia Web Check-in 2019 — Part 1

出発2週間前となった昨夜、D7 2 (Osaka > Kuala Lumpur) 、今朝、AK 703 (Kuala Lumpur > Singapore) のチェックインをWebで済ませました。

D7 2便は出発時刻が予約購入時の予定時刻よりも15分遅れの出発となります。Webでチェックインできたのは9月18日22:15の336時間前の昨夜22:15でした。席は自動指定のままでしたが、OSA > KULは前の方の窓側2席でした。およそ一年ぶりにWebチェックインを利用しましたが、チェックインのシステムが変更されていて、デザインがシンプルになり、よりわかりやすくなっていました。

関空ではドキュメントチェック必須ですが、クアラルンプールでは預ける荷物があっても搭乗券を自分でスキャンして、荷物にタグを付けて、自分でベルトコンベヤーに載せる仕組みです。

AirAsia Web Check-in 2019 — Part 2へと続く。

Official Singapore Grand Prix Merchandise

今年の公式グッズは期間限定の割引価格の設定はないようです。去年は一回の取引でS$125以上の注文なら国外送料が無料になるというキャンペーンがありました。出発前に購入しておいて追加分を現地で購入したので、帰路の荷物を少なくすることができました。毎年のようにフリース製ブランケットを何枚か買っています。今年もこの150 x 100cmのブランケット(S$39.00)と、

お手頃価格のこの本革製パスポートホルダー(S$35.00)も良さそう。閉じた時のサイズは9.7 x 13.7cmなので、日本のパスポートもぴったりサイズ。

Formula 1 Season Calendar

久しぶりに公式F1サイトを覗くと、カレンダーが新しくなっていることに気付いたので、2019年版のカレンダーをダウンロードしました。ファイル形式はApple、Google、Outlookから選択可能。iCloud上に新しいカレンダーを作成したので、同じApple IDでログインしているすべてのディバイスでカレンダーを確認できます。

以下に今年のシンガポールGP暫定スケジュールを転記しておきます。時刻はすべて現地時刻。

Fri 20 Sep
16:30 ~ 18:00 Formula 1® 1回目練習走行
20:30 ~ 22:00 Formula 1® 2回目練習走行

Sat 21 Sep
18:00 ~ 19:00 Formula 1® 3回目練習走行
21:00 ~ 22:00 Formula 1® 予選

Sun 22 Sep
18:30 ~ 19:00 Formula 1® ドライバーズ・トラック・パレード
20:10 ~ 22:10 Formula 1® 決勝

Watching The Race From The World Highest Rooftop Bar

Shot on September 22, 2011

シンガポールに向けての出発まで4週間を切ったというのに、観戦チケットを手配しているのは9月20日の金曜練習走行(P1とP2)分のみという状況が続いています。土曜の予選と日曜の決勝レースはオーチャードのホテルからテレビ観戦を予定していましたが、やはり現地に行くと、そわそわして公道サーキットがあるマリーナ地区に出かけるのではないかと思います。ホテルでテレビ観戦なら、鈴鹿で開催される日本グランプリを自宅のテレビ(Fuji NEXT)で観戦するのと大差ないと思うようになりました。

Shot on September 22, 2011

そこで現在、検討中なのが、土曜の予選をMarina Bay Sands SKYPARK展望台で観戦し、日曜の決勝はMRT Raffles Placeのすぐ上にある超高層ビル、One Raffles Place屋上の1-Altitude Rooftop Barで観戦するというアイデアを思いつきました。MBSも1-Altitudeも共に展望台は有料ですが、シンガポールGP公式サイトが販売する最安の席なしチケットの価格(土曜のZone 4 Walkaboutが$188、日曜のZone 4 Walkaboutが$208)と比べたら、ずっと安価だし、屈辱的ともいえる庶民ゾーンの気分とは正反対の豪華な気分を味わいながら、夜景とレースをカクテル片手に同時に楽しむことができそうです。

MBS SKYPARKはGPSS(Grand Prix Season Singapore)特別割増料金の設定はないようで、大人一名$22.00 (¥1,668) で予約できそうです。シンガポールスリングを追加しても$29.00(¥2,197)です。MBSから観戦となると、距離はありますが、Anderson BridgeからMerlionのヘアピン、Bay Grandstandのトンネルから最終コーナー辺りまで見えるでしょう。

画像はHONEYCOMBERSからお借りしています。

1-Altitudeは9月20日(金)〜9月22日(日)までの期間はGPSS特別料金の設定があるようで、金曜と日曜はFIRST DIBS PASS(早割価格)としてオールナイトでもカバーチャージがカクテルなどのドリンク2杯分付きで$68($5,153)のようです。金、土、日午後9時以降のGPSS通常料金はカクテルなどのドリンク2杯分付きで$88。(¥6,670)これはもう予約するしかないのか?

こちらの現地駐在員の方がブログで詳しく書かれていますが、1-Altitudeは事実上、「世界一高い屋上バー」だそうです。眼下には野外コンサートが開催されるパダンやMerlionヘアピンが見えるはずです。SRCがあるT9から最終コーナーまで見渡せるのではないかと思います。MBSと比べるとサーキットがずっと近いので、エンジンサウンドも迫力がありそう。レース終了後の混雑もないし、エレベーターを降りればMRTの駅。

今年の余興部門登場アーティストは過去最悪のラインアップ(私見)なので、こっちの”1-Altitude Presents The Circuit”の方が楽しそう。我々にはちょっと場違いのような気がしますが、屋上からレース中に夜景撮影をしようとする人はそんなに多くはないのではと考えています。

8月27日追記:金曜か日曜の午後6時以降に入場できるオールナイトのチケット、2名分を早割価格($68.00 x 2)で予約購入しました。

9月9日追記:1-Altitude Rooftop Bar公式サイトを確認したら、FIRST DIBS PASS(早割価格)での午後6時以降オールナイトのチケットが売り切れとなっています。

SIM Cards in Singapore

出発まで1ヶ月を切ったシンガポールGP観戦旅行、今年は復路でバンコクに一泊する予定なので、プリペイドSIM選択に際しての条件が例年とは異なります。例年はマレーシアで観戦前後に一泊か二泊していたので、マレーシア国内で使用するSIMを別途、買い求めていました。今年はバンコクで使用するSIMを追加で現地調達しようと考えていましたが、果たして…

シンガポール国内のオペレーターはSingtelM1StarHubですが、これまでに利用した経験があるのはM1とSingtel。F1シンガポールGP開催週は、これら3社が販売する観光客向けの短期SIMカードは、いろんなプロモーションが組まれることがあります。その内容や価格が毎年、変わるので、出発前に調べておくと、お得なSIMカードを確実に入手できます。

$12 hi!Tourist SIM Card
  • 100GB Local Data
  • Unlimited Access to Facebook, LINE, WeChat, WhatsApp (1GB per day)
  • 500 min. Local Calls
  • 100 Local SMS
  • 30 min. IDD Calls(国際通話)
  • 1GB Data Roam for Australia, Indonesia, Malaysia, Thailand
  • 7 Days Validity

データローミングすれば、上限1GBでタイでも使用可能なので、バンコクで別のSIMを現地調達する必要がないのはありがたい。オンラインで予約購入すると、額面価格から$3引きの$12になるプロモーションは9月30日まで有効。

去年はSingtelの4G、100GBのプリペイドSIMをチャンギ空港の両替所で$15で購入しました。別途、マレーシアで使用するTune TalkのSIMをKLIA2にあるTune Storeで入手しました。今から思えば、ローミングすれば、Tune TalkのSIMは不要だったかもしれません。

M1 Prepaid Tourist SIM Card
  • 100GB Local Data
  • 500 min. Local Calls
  • 100 Local SMS
  • 20 min. International Calls(国際通話)
  • 7 Days Validity
  • Also available in eSIM(iPhone XR, XS, XS Max, 11″ iPad Pro, 12.9″ iPad Pro 3rd. gen.対応)

M1の4G SIMカードはKLOOKで予約購入すれば、額面価格から$2.20引きの$9.80になりますが、$12のプランではデータローミングは不可。

StarHub Travel Prepaid SIM
  • 100GB Local Data
  • Unlimited local incoming calls and local data for social messaging
  • 500 min. Local Calls
  • 100 Local SMS
  • 30 min. IDD Calls(国際通話)
  • 1GB Data Roam for Australia, Canada, China, Hong Kong, India, Indonesia, Japan, Macau, Malaysia, Myanmar, New Zealand, Philippines, South Korea, Taiwan, Thailand, United Kingdom, United States of America
  • 7 Days Validity

StarHubのSIMカードはKLOOKで予約購入すれば、額面価格から$1.50引きの$10.50になり、上限1GBのデータローミング対象国にタイと日本が含まれています。

Singapore GP 2019 — Our Itinerary

出発を5週間後に控えた、連続観戦12回目となるF1シンガポールGP観戦旅行の旅程を以下にまとめておきます。

Wednesday September 18 (From Otsu To Kuala Lumpur)
京都東IC > 阪神高速3号神戸線生田川IC (ETC ¥2,310) > 神戸空港海上アクセスターミナル専用駐車場 > 19:00 Bay Shuttle(往復¥3,000 x 2 予約済み)> 19:40 関西国際空港T1 > 22:15 Air Asia D7 2 (Checked Baggage 20kg) > 04:00 KLIA2 (Check in on Sep 4.)

関空の駐車場を9月18日19時30分〜9月25日10時00分まで利用した場合、「レシート割引」と「KIX-ITMカード割引」を適用した駐車料金は¥7,860となり、神戸空港海上アクセスターミナル専用駐車場を利用した場合(Bay Shuttle往復運賃2名分¥6,000)よりも¥1,860安価。高速道路料金の往復差額¥1,460を加えると、合計¥3,320安価。

Thursday September 19 (From Kuala Lumpur To Singapore)
KLIA2 > 07:30 Air Asia AK 703 (Checked Baggage 20kg) (Check in on Sep 5.) > 08:40 Changi T4 > Jewel Changi > C/I ONEº15 Marina Sentosa Cove Singapore

Friday September 20 (Singapore)
C/O ONEº15 Marina Sentosa Cove Singapore > C/I Shangri-La Apartments > 14:25 Ferrari Challenge Practice > 15:15 Porsche Carrera Cup Asia Practice > 16:30 Formula 1 P1 > 19:15 Ferrari Challenge Qualifying > 20:30 Formula 1 P2 > 22:15 Swedish House Mafia at Padang

Saturday September 21 (Singapore)
Sands Skypark Observation Deck

Sunday September 22 (Singapore)
1-Altitude Rooftop Bar First Dibs All Night Pass: $68.00 (inclusive of 1 GPSS Cocktail & 1 Premium Pour 予約購入済み

Monday September 23 (From Singapore To Bangkok)
C/O Shangri-La Apartments > Changi T4 > 14:40 Air Asia FD356 (Checked Baggage 20kg) (Check in on Sep 14) > 16:05 Don Mueang > C/I Millennium Hilton Bangkok

Tuesday September 24 (Bangkok)
C/O Millennium Hilton Bangkok > Don Mueang > 00:55 Air Asia XJ612 (Checked Baggage 20kg) (Check in on Sep 15.)

Wednesday September 25 (From Kansai AP To Otsu)
08:40 関西国際空港 > 10:00 Bay Shuttle 予約済み > 神戸空港海上アクセスターミナル専用駐車場