Making A Hatchet Handle — Part 3

2本目の柄は虫食いの痕があったので没。3本目の桜も虫食いで没。樹皮を剥くまで虫食いの状態はわからないので、天然木の加工は難しい。4本目は虫を寄せ付けない強烈な香りがする楠の小枝を利用することにしました。楠はそんなに硬くはないし、どちらかと言えば加工が容易。斧の柄としては不適切かもしれませんが、それほどの強度を必要としない鉈なら使えるはず。

溝の長さと幅を調整中。口金部分の加工はまだ。

柄に固定するための穴は、2本目を製作した時に中心が大きくずれました。

意図した通りの斜めの溝ができました。

口金部分を加工して、鉈に柄をビスで固定しました。ビスは柄を貫通させて、余分をディスクグラインダーで切断。

試し切りしてみたら、バランスがよろしくない。

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Making A Hatchet Handle — Part 2

満足できなかった1本目は薪として燃やすことにし、2本目の天然木を加工します。

ヒシカ工業の職人さんにいただいた、枯れ枝用の替刃式鋸、乾燥させた天然木の柄を加工するには最適かもしれません。

今度は溝を切り過ぎないように目印となるテープを巻いて、斜め切り。溝の幅は大きいところで6ミリ、小さいところで3ミリ。

横挽きも縦挽きもよく切れる。

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Making A Hatchet Handle — Part 1

この前、豊国神社フリーマーケットで入手した鉈の柄を天然木を加工して製作します。鉈や鎌の柄を製作するには口金が必要ですが、近くのホームセンターに口金は販売していなかったので、ガス管の継ぎ手を加工して口金として代用することにしました。継ぎ手の内径はおよそ22〜23ミリなので、鉈の柄に取り付けるにはちょうど良い。

直径22ミリの円柱型となるように、天然木を鑿とヤスリ、鋸を使って加工しました。

グラインダーで切削加工した口金を嵌めると溝の幅が小さい。

溝幅を調整して鉈を溝に入れてみると、

溝を切り過ぎたようでこれでは満足できない。

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Making An Ax Handle — Part 4

衝撃時の保護を目的に鉄板を柄に取り付けました。

薪を試し割りしてみたらL字型の楔が外れそうになったので、楔を変更します。

近くのホームセンターで楔を購入。

こちらの方が抜けそうにありません。

また試し割り。

これで完成とします。

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Making An Ax Handle — Part 3

完成したと思っていたラワンの柄はやはり軟らかいことが欠点であり、ヘッド下の側面がこんなことに。

恐らく堅木の樫でできたオリジナルの柄を修理することにしました。ウリンの端材を使って埋め木します。

埋め木は木工接着剤で固定。

平鉋を使って埋め木の高さを調整。

埋め木の上から鉄板を取り付けます。

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Making An Ax Handle — Part 2

元の和斧に付いていた鉄製の楔二本は再利用します。板状の楔を先に叩き入れてから次にL字型の楔を叩き入れました。

薪割りをする際に傷が付きやすい部分に、ルーフサポートブラケットの端材を板状に加工してビス留めしました。

上から見るとこんな感じ。

ほぼ完成しました。後は塗装するだけ。

斜めお向かいさん別荘宅で去年、伐倒した樹種不明の常緑広葉樹で薪割りを試しました。

手元にある他の斧と比べて、ヘッド部が重いこともあり、容易に割れました。

仕上がりに問題はないだろうと思い、オイルステンで新しい柄を塗装。今度は粘りがある堅木、ヤシャブシを割ろうと何度も斧を振り落としていると、鉄製の楔二本が外れました。これは危険!

ヘッド部を柄から取り外して板状の鉄製楔の代わりにウリンの端材を加工した、厚みのある木製楔に交換しました。L字型の鉄製楔はそのまま再利用。

鉄製の楔が外れたのは柄の材として使ったラワン材が軟らかくて、板状の薄い鉄製楔を打ち込んだ際に材が削れて、わずかな隙間ができたことが原因ではないかと考えています。斧の柄には樫やヒッコリーなどの堅木が適しているというのは、楔を打ち込んだ際に割れたり削れたりしにくいからなのかもしれません。

桜は簡単に割れます。

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Making An Ax Handle — Part 1

先日の平安蚤の市で購入した年代物の和斧を試してみたら、がたつきが発生したので、交換用の柄を自作することにしました。

木材に当たる部分がかなり傷んでいるので自作する柄にはこの部分に鉄板を取り付ける予定です。

オリジナルの柄は恐らく樫でできていると思います。手持ちに樫の材はなく、柄として使えそうなラワンの端材を加工することにしました。ラワンは広葉樹ではありますが、比較的柔らかい材なので、斧の枝としては適していないかもしれません。

オリジナルの枝と比べて若干、長めに加工。

曲線部分はこの反り台鉋で削りました。

これ以上、細くすると折れるかもしれないのでこのぐらいにしておこう。

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Making A Hatchet Sheath — Part 4

行方不明となっていた鉈用鞘がワークベンチの奥の方から出て来ました。この鞘は二本収納できるので、鉈と剪定用鋸(Silky Mebae)を入れることに。熊除けの鈴は腰袋に。

実際に作業現場で使ってみると、鞘を固定するベルトが外れて抜き差しする際にベルトが引っかかるので、ベルトを鞘本体に固定する釘を二本打ちました。

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Making A Hatchet Sheath — Part 3

刃こぼれした鉈専用の鞘に小さな穴を空けて針金を通し、熊除けの鈴と共に鉈は腰袋のベルトにぶら下げることにしました。刃を付け直した鉈は切れ味がほぼ復活しました。

右に鉈、左に剪定用鋸(Silky Mebae)の二刀流。これで作業現場で鉈をどこに置いたかわからなくなることもないでしょう。

この出立ちなら万一、熊と鉢合わせになったとしても、戦えそうな気もします。

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Making A Hatchet Sheath — Part 2

前世紀から私の手元にある鉈用の鞘製作を続行します。二枚の杉板を張り合わせた鞘の表面をディスクグラインダーに装着したサンダーで滑らかにすると同時に面取りを施し、先端部分に丸みを帯びせるように加工しました。

そしてジェル状のニスを塗布。

行方不明中の鞘に比べてはるかに軽い鞘がほぼ完成しました。

この鉈をどのように腰袋付きのベルトから吊り下げるかは未定。刃こぼれを修正した刃の切れ味にはまだ満足できていません。

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Making A Hatchet Sheath — Part 1

刃こぼれを修理して新たに刃を付けた年代物の鉈を入れる鞘が見つからないので、自作することにしました。厚み10ミリの杉板端材を使用します。

トリマーを使い、二枚の杉板をおよそ4ミリの深さで切削しました。

木工接着剤で固定。

必要であれば釘またはビスで補強する予定です。

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Water Leaks From The Shut-Off Valve

大晦日の昨夜に同居人が洗面所に取り付けた混合水栓のシャットオフバルブ接続部の辺りから水漏れしていることに気付きました。下に置いてあったタオルがびしょ濡れで、いつ頃から漏水していたのかは不明。

水道メーターからは検知できない程度の微量な水漏れです。フレキシブルホース接続部のナットを増し締めしましたが漏水は止められず。水道の元栓を閉めて、シャットオフバルブ(止水栓)を取り外し、劣化状態を確認しましたが、問題はなさそう。

止水栓を元に戻してしばらく様子見したところ、今度は床下配管と止水栓の接続部辺りから漏水することを確認しました。かなりの力でナットを増し締めしたら漏水は治ったようです。漏水の原因はフレキシブルホース接続部のナットが緩んでいたことですが、老朽化しているはずの止水栓はいずれ、新品に交換する必要があるでしょう。

Fixing The Wood Stove Stool

同居人が薪ストーブ専用木製スツールの上に立つという誤った使い方をして、バランスを崩し、落下する事故が発生しました。怪我は腕の骨に少しひびが入る程度で済みましたが、2年前に製作したスツールは木目に沿って座面が真っ二つに割れる重症です。

自作したスツールは、構造がわかっているので修理も容易。木工接着剤を割れた部分に塗布して自作のクランプで固定したら直りました。

どこが割れていたのかわからないほど。

直っとるにゃー

同居人の怪我は全治するまでしばらく時間がかかりそうです。

Fixing A Wood Deck — Part 5

kumaさん宅のWRC製ウッドデッキの改修工事が完了しました。この前は仮置き状態だったストリンガーと踏み板が再利用のビスで固定されていました。塗装もご自分でされたそうです。

踏み板二枚の間隔が狭いような気がしますが、WRCなのですぐに腐朽することはないでしょう。落ち葉などのゴミが踏み板の隙間に溜まると水捌けが悪くなるので、こまめに掃除すれば問題ありません。

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Fixing A Wood Deck — Part 4

Created with blocklayer.com

kumaさん宅のWRC製ウッドデッキ改修工事を続行します。南東側の床はすでに幅が小さくなっており、取り外した2×6材を再利用して、新たに階段を製作します。2×6材を2枚継いだ板をストリンガーとします。階段の幅は800〜1,000ミリなので、ストリンガーは左右に2枚、高低差はおよそ600ミリなので、最上段の床を含めた段数は4段。緩やかな階段図面をblocklayer.comで製図しました。

Created with blocklayer.com

blocklayer.comは木取り図まで製図してくれるので、非常に便利ではありますが、表記がすべて英語になっており、慣れるのに少し時間がかかるかもしれません。

生成された図面をもとにkuma姉さんが厚紙を使ってテンプレートを作成されました。再利用のWRC 2×6材で製作する踏み板の幅は250ミリ+20ミリ。勾配は緩やかな31º。2枚の2×6材は木製ダボと耐水性がある木工接着剤で接着しました。

糸がほつれて困っていた本革製腰袋をkuma姉さんに修復してもらいました。

どこが修復した部分かわからないほどの出来栄えです。

現場に移動してストリンガー2枚を仮置き。

再利用した束石を少し下げるか、束石の周囲に砂利を敷いたら思惑通りの階段になるはずです。

踏み板も仮置きで、どこにも固定していませんが、ミリ単位の精度で製作してあるので、この状態で使ってもそんなに動かない。

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